アイフルは総量規制対象外の「おまとめローン」が便利

更新日:2018/06/01

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「どうするアイフル~♪」のチワワのCMが記憶に新しいアイフル。

アイフルは大手消費者金融のなかで唯一単独経営でカードローンを発行しており、その知名度と豊富な品揃えでおおくの人の支持を得ている金融機関です。

そんなアイフルからわたし達が借りられる融資の額は、申込者が申告する希望額を基準として、カードローン審査によって決定されます。
希望どおりの融資がもらえるか、希望より少ない額しか借りられないか、あるいは希望より高額融資を用意してもらえるかは審査の結果次第。
審査では「過去の金融商品の利用実績」や「年収」「家族構成」が大きな鍵を握るとされています。

しかし、わたし達がアイフルから受けられる融資額は、審査によってのみ決まるわけではありません。
ここで抑えておきたいのが、今回お話する「総量規制」という法律です。

アイフルで借りられる上限額は総量規制で決まる

アイフルから借りられる額は審査によって決まりますが、審査の際に高い信用力を得られればいくらでも高額融資がもらえるのかというと、そうではありません。
わたし達がアイフルから借りられるお金には、「貸金業法の総量規制」という法律によりあらかじめ上限額が設定されているのです。

お金を計算する女の子

たとえばあなたがアイフルから100万円の融資を受けたいなと思っても、貸金業法の総量規制で50万円までしか借り入れできませんと決められていれば、どんなに審査結果が良くても50万円以上の利用限度額をもらうことはできません。

「アイフルでお金を借りたい!」と思ったら、まずは総量規制の内容をきちんと把握して、法的にいくらまで借りられるのか?ということを念頭に置いてから希望額を設定する必要があります。

総量規制は借入限度額を年収の1/3以下に制限する法律

総量規制とは、貸金業法に定められた規則です。
貸金業法とは消費者金融、信販会社、クレジットカード会社に代表される「貸金業者」に適用される法律のことで、貸金業者はこの法律に基づいてわたし達にお金を貸しています。

総量規制によりわたし達がアイフルから借りられる融資の上限は、申込者本人年収の1/3まで。

たとえば筆者の年収は年間約360万円なので、筆者の場合アイフルからもらえる利用限度額は最大でも120万円までとなります。
アイフルが融資可能としている上限額は500万円ですが、年収350万円の筆者の場合、実際には総量規制により1~120万円のあいだで審査を通して利用限度額が設定されるということになります。

あなたの年収はいくらでしょうか?
年収を「3」で割ってみた額が、あなたがアイフルでキャッシングできる限度額です。
年収300万円の方なら100万円が、年収100万円の方なら33万円が、それぞれ融資の法的な上限額となりますね。

総量規制の図

計算から法律上の融資限度額を導き出したら、その範囲内でキャッシングの希望額を設定しましょう。

アイフルは年率3.0%~18.0%ともともと上限金利設定が高めのカードローンなので、利息を抑えるには短期利用、少額利用がポイントとなります。
はじめてアイフルを利用する方なら最大30日間の無利息サービスもあるので、これらを活用しながら借り過ぎに注意して申し込みましょう。

他社で借入のある方は借入総額を年収の1/3以下に

「アイフルへの申し込みを考えてはいるけれど、他社(貸金業者)からもすでにいくらかお金を借りている」という方は、現在の貸金業者での借入総額とアイフルへの希望額との合計額が年収の1/3を超えないようにしなければなりません。
総量規制では「借入件数が複数ある場合、その借入総額が年収の1/3を超えてはいけない」と決められているからです。

たとえば年収300万円の方がアイフルで借りられる上限額は100万円ですが、既にプロミスから50万円の融資を受けていた場合、アイフルから追加で借りられる融資は50万円が限度となります(年収の1/3-プロミスでの借入額=50万円)。

もし他社貸金業者からすでに年収の1/3の融資を受けているという方は、法律上これ以上の融資を受けることはできないため、残念ながら新たにアイフルを利用することはできません。

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ただしキャッシングやローンのなかには例外的に総量規制の対象外となる商品が一部あり、このような総量規制対象外の商品による借入額は上記の計算に含まなくてもよいとされています。

総量規制対象外の銀行カードローン

総量規制対象外とされるキャッシングのうち、もっともメジャーなものは銀行カードローンです。

銀行カードローンが総量規制対象外である理由は、適用される法律が貸金業法ではなく銀行法だから。
銀行法にはそもそも総量規制のような決まりがないため、銀行カードローンであれば法的に借入額が制限されることなく、審査しだいでは年収の1/3を超えた融資も可能となります。

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銀行のほかに銀行法に基づいてわたし達に融資してくれる金融機関には、信用金庫、信用組合、労働金庫などがあります。
こうした銀行法が適用される金融機関は、貸金業者とはまったくの別物です。

こうした貸金業者以外が発行するカードローンであれば、審査しだいで年収に関係なく融資を受けることができます。

●総量規制対象外のキャッシング
・銀行カードローン
・信用金庫カードローン など
銀行カードローンでの借入額は「現在の借入総額」には含まない

銀行カードローンは総量規制対象外なので、年収に関係なく融資を受けることができます。

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「アイフルへの申し込みを検討しているが、すでに他社からも融資を受けている」という方であっても既存の借入先が総量規制対象外のキャッシングであれば、アイフルでの希望額は年収の1/3いっぱいまで申請することができます。
アイフルへ申し込む際には必ず「他社借入件数」と「他社借入総額」を申告しなければなりませんが、総量規制対象外のキャッシングについては特に申告する必要がないのです。

ここまでのおさらい

  • アイフルは年収の1/3以下しか借りられない総量規制対象のカードローン
  • 銀行法が適用される銀行カードローンなどは総量規制対象外のカードローン
  • すでに総量規制対象のカードローンで借入がある場合、その借入とアイフルでの希望額が年収の1/3を超えないように注意する

総量規制対象のカードローン一覧

総量規制対象となるカードローンはアイフルだけではありません。
では、アイフルのほかに総量規制対象となるカードローンには、具体的にどんな商品があてはまるのでしょうか?

まず、アイフルと肩を並べる大手消費者金融のカードローンにはプロミス、アコム、SMBCモビットの3つがあります。
これらはすべて総量規制対象のカードローンです。

消費者金融には大手のほかに「街金」と呼ばれる中小消費者金融がたくさんありますが、これら中小消費者金融もすべて総量規制対象となります。

総量規制対象の消費者金融カードローン
総量規制 収入ない方の申込
アイフル 対象 申込不可
プロミス 対象 申込不可
アコム 対象 申込不可
SMBCモビット 対象 申込不可
オリックス・クレジット(VIPローンカード) 対象 申込不可
ノーローン 対象 申込不可
セントラル 対象 申込不可
フタバ 対象 申込不可
ベルーナノーティス 対象 原則申込不可※配偶者貸付
フクホー 対象 申込不可

消費者金融のほかにもカードローンを提供する貸金業者には信販会社、クレジットカード会社などがあり、これらのカードローンもすべて総量規制対象です。

また、クレジットカードのキャッシング枠も総量規制に含まれます
現在クレジットカードをお使いの方は自分のクレジットカードにキャッシング枠が設定されていないかどうかを確認しておきましょう。(クレジットカードのショッピング枠はキャッシングではないので総量規制に関係ありません)

総量規制対象のその他キャッシング例
総量規制 収入ない方の申込
クレジットカードのキャッシング枠 対象 申込不可
三井住友カード(ゴールドローン) 対象 申込不可
三菱UFJニコス(ローンカード) 対象 申込不可

総量規制の例外・除外となるローン

貸金業者のキャッシングであっても、例外的に総量規制に含まないものがあります。
これらを法律の専門用語では「総量規制の除外」や「総量規制の例外」と呼びます。

総量規制の例外・除外となるキャッシングは、主に住宅ローンや自動車ローンのような必然的に融資が高額となるものや、医療費のためのキャッシングのように緊急性が問われるもの、おまとめローン借り換えローンのように借り手にとってメリットの大きいものなどがあります。

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上記のアイフル申し込み画面の一部をみてみると、総量規制の例外・除外に従って住宅ローンや自動車ローンのキャッシング額は「他社お借入状況」に記載しなくてもよい旨が注意書きされていますね。

●総量規制の除外となるローン
・住宅ローン
・リフォームローン
・ディーラーローン
など
総量規制の例外となるローン
・おまとめローン
・借り換えローン
・個人事業主向けのビジネスローン
・配偶者貸付
など
おまとめローンは総量規制対象外

総量規制の例外となるおまとめローンは、多重債務を1社でまとめて借り直し、金利負担を減らしたり返済管理を楽にするためのカードローンです。

おまとめローンの図

おまとめローンは借り手にとってのメリットが非常におおいカードローンなので、総量規制の例外として年収の1/3を超えて借入額を設定することが許可されています。

また、適用金利を下げるためにカードローンをA社からB社に借り換えることを借り換えローンと呼びますが、これもおまとめローンと同じく総量規制の例外となるカードローンです。

借り換えローンの図

「多重債務のため返済がなかなか進まない・・・」
「若い頃に高金利でお金を借りちゃって、その返済が今も続いている・・・」
こんな方はぜひおまとめローンや借り換えローンを活用して返済負担を軽くしましょう。
債務整理と違い財産を失うリスクのないおまとめローンや借り換えローンは、誰もが利用しやすい借金の軽減方法です。

アイフルでもおまとめローンなら総量規制対象外

年収に関わらず利用できるおまとめローンはアイフルも提供しているローン商品です。
アイフルが提供するキャッシングのなかにはおまとめローンの他にも総量規制対象外となる商品があるので、あわせてチェックしてみましょう。

アイフル 総量規制対象外の商品
事業サポートプラン 当日融資も可能な事業向けローン。年率12.775%~18.0%で個人・法人事業主のプランと、年率6.8%~12.0%の不動産担保ローンの2種を展開。
かりかえMAX 最高融資限度額500万円まで年率12.0%~17.5%で借り換えが可能。金利と月々の返済負担を軽減。
おまとめMAX 借り換えローン同様に500万円まで年率12.0%~15.0%で金利を下げて借りれる。

事業サポートプラン(無担保・無保証)とは事業主が利用できるキャッシングローンです。
個人事業主や法人経営者が利用できるビジネスローンの1つであり、審査を通して利用目的の事業性が認められれば融資を受けることができます。

ビジネスローンはアイフルの事業サポートプランのほかにプロミスの自営者カードローン、オリックス・クレジットのVIPローンカードBUSINESSなども有名。
ビジネスローンは借入先が貸金業者であっても、すべて総量規制対象外で利用することができます。

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おまとめMAX(おまとめローン)やかりかえMAX(借り換えローン)もアイフルが発行する総量規制対象外の商品です。
アイフルのほかにプロミスやアコムなどもおまとめローンを提供しており、これらはすべて本人年収の1/3を超えても借入することができます。

他社のおまとめ・借り換えローン商品
プロミスのおまとめローン 年6.3%~17.8%で最高300万円まで借りられるおまとめローン。消費者金融でありながら、アイフルおまとめMAXに比べて下限金利がかなり低い。
アコム
借換え専用ローン
年7.7%~18.0%で最高300万円まで借りられる借り換えローン。20代に人気のアコムが提供する。

ただし、消費者金融のおまとめローンは返済専用ローンであるため、おまとめ以外の目的では融資を受けることができません。
一度初回融資を受けたら後はコツコツ返済するのみ。

おまとめローンの場合、通常のカードローンと違って自由に追加融資が受けられるというわけではないので注意してください。

なお、消費者金融のおまとめ・借り換え専用ローンは上限金利が高めであるため、「適用金利を引き下げる」という目的で利用するにはメリットがそれほどおおくありません。

過去に目立った金融事故を起こしていなかったり、年収に自信がある、最近昇給した、など審査にあるていどの余裕がある方は、消費者金融と比べてより低金利な銀行カードローンで債務を一本化されたほうがおトクです。
銀行カードローンでおまとめすれば借り直したあとも自由に追加融資が受けられます。

より低金利でおまとめするなら銀行カードローン

総量規制対象外の銀行カードローンなら、おまとめ専用ローンを使わずとも通常のカードローンで借金を一本化することができます。
銀行カードローンには金利が年14.0%以下の低金利な商品がおおいので、金利負担を下げたい方には断然おトク。

低金利な分どうしても審査基準は若干厳しめではありますが、実は銀行カードローンの審査は保証会社でもある消費者金融が代行しているケースがあるため、借入先をきちんと選べば年収に自信のない方でも審査通過できる可能性は十分にあります。

おまとめローンとしての利用に限らず、銀行カードローンは大口融資や長期借入に向いた低金利なカードローンです。
過去に銀行カードローンの金利比較をした記事(銀行カードローンの金利比較から見る利息が安いカードローン)も執筆しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

銀行カードローンの審査ポイント

銀行カードローンの審査で重要となるのは、「収入のおおさ」よりも「毎月の収入額が安定しているか」ということです。
ひと月の収入額がおおくなくても、正社員、パート、アルバイトのように毎月一定収入が確保されていれば、審査通過の可能性は大きくなります。

それに対し、毎月の収入が不安定なフリーランスのイラストレーターやWEBライター、駆け出しの芸人さん、あるいは季節や時期によって収入が左右される農家の方などは、残念ながら審査通過できないケースもあります。

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なお、カードローンでは借入実績・返済実績を積み上げることであとから利用限度額は増額することが可能なので、
「年収が安定していないから審査が不安・・・」
という方は、まずは借入の希望額を少なめにして審査のハードルを下げて銀行の審査にトライしてみましょう。

消費者金融に嘘の年収を申告したらどうなるの?

事実と異なる年収や他社借入状況を申告し、消費者金融のカードローン審査を受けることは不可能ではありません。
なぜなら、カードローンの申込画面はすべて申込者の任意で情報入力していくためです。

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実際のアイフル申し込みフォーム

希望額が少なく収入証明書類の提出を要求されないケースでは年収は自己申告で伝えるのみとなるので、実際には年収300万円のところを年収500万円と偽って審査を受けることもできてしまうのです。

ただし、仮に申告内容が事実と違うとわかれば審査は即否決となり、最悪の場合詐欺罪で訴えられてしまうことも。
カードローン審査ではあなたの信用力が重要なポイントとなるため、嘘の内容で審査を受けることは絶対にしてはいけません。

また、わざとではない「入力内容の間違い」も信用力を下げることに繋がるため、カードローンに申し込む際には記入内容に間違いがないかをよくよく確認してから申し込みましょう。

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また、消費者金融は「指定信用情報機関制度」という制度にのっとりカードローン審査の際に必ず申込者の信用情報をチェックしています。
信用情報にはあなたのこれまでのキャッシング履歴が細かく記録されているため、借入件数や借入総額を偽ってもすぐにバレてしまうでしょう。

カードローン審査でより高い利用限度額を勝ち取るためにも、申込内容は正直に、正確に入力してくださいね。

総量規制は消費者を守るための法律

わたし達が貸金業者から借りられるお金に上限を設ける総量規制。
いっそこんな法律がなかったら、もっと自由にお金を借りられるのに・・・と思う人もいますよね。

総量規制ができた背景には、かつて増えすぎた多重債務者や自己破産者を減らす目的がありました。

貸金業者のキャッシングに関する法整備が本格的にはじまったのは2000年代に入ってから。
貸金業者のキャッシングは銀行ほど金利が低くないという性質上、法整備がなされる以前は「借り過ぎ貸し過ぎ」による返済困難に陥る利用者が後を絶たなかったのです。

ローン返済

そこではじまったのが、不十分だった貸金業法の改正。
総量規制は2000年以降あらたに加えられた貸金業法の一部なのです。

改正貸金業法が施行され、その他さまざまな規制、制度が整ったことにより、自己破産者の数は2003年をピークに年々減少傾向が続いています。
総量規制はわたし達消費者を多重債務や自己破産から守るために必要不可欠な法律なのです。

2016年までの自己破産件数の推移

しかし、残念なことに2016年には13年ぶりに自己破産者数が増加してしましました。
増加件数は782件とわずかではありますが、増加理由は一説には銀行カードローンの事業拡大が影響しているともいわれているため、これからカードローンを活用している人たちにはぜひ知っておいてほしいニュースです。

カードローンは無担保無保証で借りられ、申し込みから融資までの時間が短いため大変便利なキャッシング商品です。
しかしその便利さゆえに無計画に使うと自力で返済できなくなるケースもあるというリスクは頭に入れておいてください。

カードローンでお金を借りるときには、ぜひともそのリスクを踏まえて返済計画を立て、自制心を持って活用するように心掛けましょう。

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