実体験込みで解説!消費者金融の限度額が年収決まる仕組み

更新日:2020/05/26

この記事では、消費者金融のカードローンで借りられる金額、すなわち限度額がどうやって決まるのかを、実体験込みで解説していきます。

消費者金融の限度額とは、消費者金融から借りることのできるお金の限度を指しています。

たとえば限度額が30万円ならこんな感じ。

カードローンなら繰り返しお金が借りられる 借入限度額が30万円の場合

ただし、消費者金融から借りれるお金は審査次第なので、以下の画像のように好きなだけお金を借りられるわけではないんです。

消費者金融限度額FV画像

僕が実際プロミスという大手消費者金融のカードローンに申込んだときは、32万円が借入限度額に設定されました。

ですがプロミスの公式サイトには、プロミスから借りれるお金は最大で500万円と書いてあります。

にもかかわらず、500万円どころか32万円までしか借りることができなかった理由は、いったいなんなのでしょうか。

その答えは、総量規制(そうりょうきせい)というルールに隠されていました。

総量規制を守ってお金を貸している消費者金融は、申込者の年収1/3までしかお金を貸すことを許されていないんです。

この総量規制によって、消費者金融から借りれる限度額がどう変わっていくのか、詳しく見ていきましょう。

この記事の執筆
高山 てつや 氏
カードローン(プロミス)と契約したことのある僕だからこそ、みなさんに伝えられることがあるはず!
そんな思い込めて、アトムくんの記事を執筆しています。

消費者金融の借入限度額には総量規制がある

総量規制では、新たな貸付によって、借り手の借入残高(借入限度額)が年収の3分の1を超える場合が借り手の返済能力を超える貸付けと定めています。

そして貸金業者が、年収3分の1を超える金額を個人に貸すことを禁じているんです。

そんな総量規制の対象となるのは、貸金業者からの個人的に借りるお金

そのため、銀行や信用金庫などからお金を借りる場合は、総量規制の対象にはなりません。

また、法人として事業資金を借りる場合も、総量規制の対象外となります。

貸金業者からの個人借入にも総量規制の対象外がある

また、貸金業者からの個人的に借りたお金だとしても、除外貸付と例外貸付とよばれる対象外の借入があります。

以下で表にまとめておいたので、今借りようとしているお金が総量規制の対象なのか確認しておいてください。

除外貸付 例外貸付
もともと貸付金額が高額になるため、総量規制の基準が不適当な契約 返済能力に問題なく、借入の必要性または緊急性が高い場合の契約
  1. 不動産購入のための貸付け(いわゆる住宅ローン)
  2. 自動車購入時の自動車担保貸付け(いわゆる自動車ローン)
  3. 高額療養費の貸付け
  4. 有価証券を担保とする貸付け
  5. 不動産(個人顧客または担保提供者の居宅などを除く)を担保とする貸付け
  6. 売却予定不動産の売却代金により返済される貸付け
  1. 顧客に一方的に有利となる借換え
  2. 借入残高を段階的に減少させるための借換え
  3. 顧客やその親族などの緊急に必要と認められる医療費を支払うための資金の貸付け
  4. 社会通念上 緊急に必要と認められる費用を支払うための資金(10万円以下、3か月以内の返済などが要件)の貸付け
  5. 配偶者と併せた年収3分の1以下の貸付け(配偶者の同意が必要)
  6. 個人事業者に対する貸付け(事業計画、収支計画、資金計画により、返済能力を超えないと認められる場合)
  7. 新たに事業を営む個人事業者に対する貸付け(要件は、上記6と同様。)
  8. 預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付け(貸付けが行われることが確実であることが確認でき、1か月以内の返済であることが要件)

銀行は自主的に貸付額を制限

さきほど銀行は総量規制の対象外とお伝えしましたが、実は銀行カードローンを発行する銀行は、総量規制並みの自主規制で貸付額の制限を行っているんです。

銀行カードローンを発行する120銀行のうち、申込者の年収2分の1以内を限度額にしている銀行が83行(69.2%)、年収3分の1以内を限度額にしている銀行が14行(11.7%)あることが、金融庁の調査でわかっています。

銀行カードローンで借りれる金額は、年収の3分の1~2分の1までだと思っておいた方がよさそうですね。

クレジットカードのショッピング枠は総量規制の対象外

なお、クレジットカードには総称規制の対象となる金額と対象とならない金額があります。

クレジットを利用して商品を購入するさいのショッピング枠の残高は、総量規制の対象とはなりません。

クレジットカードのショッピング枠は、割賦販売法によって、別の基準で上限が決められています。

ただ、クレジットカードにはキャッシング枠というお金を借りるための枠も用意されていますよね。

このキャッシング枠に関しては総量規制の対象となりますので、注意してください。

総量規制はすべての借入限度額が対象になる

総量規制は、借り手が今から借りようとしている金額が年収の1/3を超えるかどうかを見ているわけではありません。

総量規制によって制限されるのは、現在の借入できる金額に今から借りようとしている金額をプラスした金額です。

よって、すでに消費者金融から個人借入がある人が新しく借入をするときは、年収の1/3よりもさらに少ない金額しか借入できません。

せっかくなので、大手消費者金融で働く人をモデルに、総量規制で借入限度額がどれくらい制限されるのかをシミュレーションしてみましょう。

総量規制をシミュレーション

大手消費者金融のアコム株式会社は、決算データで従業員の平均年収を公開しています。

アコム株式会社の平均年収は約600万円。さすが消費者金融としてナンバーワンの顧客数をほこるアコムですね…。

では、大手消費者金融の社員であるAさんの年収が600万円だった場合、一体いくらまで消費者金融で借入できるのでしょうか。

【今回のモデル】

Aさん
大手消費者金融勤務
年収:600万円

Aさんに貸金業者からの借入がない場合

年収600万円のAさんが貸金業者からの借入が一切ない状態で消費者金融のカードローンに申込んだ場合を考えてみます。

総量規制によって、消費者金融は借り手の年収1/3までしかお金を貸すことができません。

よって、Aさんが借入できる金額は以下のように計算されます。

600万円×1/3=200万円

つまり、今回の場合Aさんは、最大で200万円まで消費者金融のカードローンでお金を借りることができます。

Aさんが銀行カードローンから50万円、消費者金融のカードローンから30万円借りている場合

今度は、Aさんが銀行カードローンで50万円、消費者金融のカードローンで30万円の借入がある場合、他社の消費者金融カードローンから新規でいくら借入できるのかをシミュレーションします。

総量規制は貸金業者からの個人借入を対象にしているので、今回Aさんが借りている銀行カードローンの借入額は総量規制の対象にはなりません。

よって、Aさんが借入できる金額は以下のように計算されます。

600万円×1/3‐30万円=170万円

つまり、今回の場合Aさんは、最大で170万円まで消費者金融のカードローンでお金を借りることができます。


総量規制によって、消費者金融で借入できる限度額がどのように変化するのか把握できましたか?

アコム株式会社の平均年収600万円でシミュレーションしたので、あまりピンと来ていないという方もいるかもしれませんね。

では続いて、年収100万円以下の僕が、プロミスのカードローンに申込んだとき、いったいいくらの限度額が設定されたのかを紹介します。

【体験談】年収が低いパート・アルバイトでも消費者金融で32万円借入できた!

プロミスに申込んだときの僕はこのように、申込内容が好印象とは言えない状況でした。

勤務形態 パート・アルバイト
勤続年数 3ヵ月
年収見込 96万円
借入希望額 10万円
居住区分 賃貸
居住年数 1ヵ月

しかし、結果として僕はプロミスの審査に通過し、プロミスからお金を借りることができました。

しかも限度額は32万円!申込シートに記入した年収見込みのちょうど3分の1だったんです。

僕のような年収100万円以下のアルバイトでも、総量規制のギリギリまで限度額に設定できるという審査結果。

消費者金融が総量規制のルールに従って限度額を決めていることは間違いないようですね。

限度額は審査によっても異なる

ただし、限度額は総量規制というルールだけで決まるわけではありません。

過去に利用していたカードローンの利用実績がよくなった場合信用情報に傷がある場合には、年収3分の1以下の上限額が設定されることになります。

僕の場合は、これまで一度も消費者金融からお金を借りたことがなく、クレジットカードの支払いを遅らせたこともなかったので、ちょうど年収3分の1が利用限度額に設定されたのでしょう。

なお、実際に僕がプロミスに申込んで契約をするまでの流れを知りたい方は、コチラの記事【フリーターの僕がプロミスの審査に通った話】をご覧になってください。

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ところで、一度決まってしまった限度額は、消費者金融と契約している間ずっと変わらないのでしょうか・・・。

そんな心配を抱えているあなたに朗報!消費者金融の限度額は、総量規制の範囲内であれば増額できるんです。

続いては、消費者金融の限度額を増額する方法を解説します。

限度額を増額する方法

日本貸金業協会によると、個人が消費者金融などの貸金業者から無担保・無保証でお金を借りている金額は、一契約あたり53.0万円とのこと。

この数字を知って、自分の初回限度額が低く感じたとしても、意気消沈する必要はありません。

なぜなら消費者金融カの限度額は、利用実績を積むことであとから増額できるからです。

限度額が増額できるタイミングには、業者側から「実績が良いので増額できますが、いかがですか?」と増額案内がきたときと、利用者側から増額審査を受けて、それに合格したときの2つのタイミングがあります。

初回限度額が低かったときには増額を目指して利用実績を積みましょう。

一般的には、6ヶ月ほど利用実績をつめば、増額のチャンスがやってくると言われています。

なお増額案内が届いた場合でも、増額審査を受けなければならず、審査の結果次第では増額できないこともあるとを覚えておいてください。

また、限度額は減額も可能です。

「限度額が高いとついつい使い過ぎちゃうから困る」というときには、必要最低限まで限度額を減額してみてはいかがでしょうか?

勝手に減額されることもある

以下のようなカードローンの使い方をしていると、限度額が減額されてしまう可能性があります。

限度額が減額される人の4つの特徴
(1)頻繁に滞納する
(2)督促状※を無視する
(3)住所や勤め先が変わっても業者に連絡しない
(4)増額審査に落ちた

※督促状・・・返済の支払いを催促するハガキや手紙のこと

また、増額審査に落ちてしまうと、限度額を逆に減額されてしまうケースもあります。

他社で金融事故を起こしていたり、基本情報に変更があったのに業者に連絡していないときなどの増額審査には十分に注意してください。

消費者金融の増額審査については、コチラの記事【消費者金融の増額審査は契約日の6ヶ月後が狙い目】を読んでいただけるともっと深く知ることができますよ。

限度額が50万円を超えると収入証明書が必要

消費者金融カードローンの増額審査にて、限度額50万円以上を希望する場合は収入証明書類を提出しなければなりません。

収入証明書類とは給与明細書や源泉徴収票といったあなたの収入を証明してくれる書類のこと。

収入証明書類

増額審査を受けるときは、限度額が50万円以上になったときに備えて、収入証明書類を用意しておく方がよさそうです。

他社との借入と合わせて100万円を超える場合も収入証明書類が必要

なお収入証明書類は、他社の借入限度額も合わせて100万円を超える場合も必要です。

収入証明書の提出条件

カードローン会社が収入証明書類の提出を求めるのは、利用者の返済能力を超える金額を貸さないようにするため。

収入を偽って総量規制以上の限度額を設定することはできませんよ!

まとめ

消費者金融の限度額は、貸金業法という法律の中の総量規制というルールによって上限が決まっています。

総量規制は、新たな貸付によって、借り手の借入残高(借入限度額)が年収の3分の1を超える場合が借り手の返済能力を超える貸付けとしているので、消費者金融からお金を借りる場合、年収3分の1以上を借りることはできないと知っておいてください。

また、消費者金融から借りられる金額は、審査の内容次第でも変わってくるので、年収300万円の人が必ず100万円借りれるわけではないことも付け加えておきます。

とはいえ、一度決まった限度額は増額審査に通過すれば増額することも可能!

もう少し多めに借りたいなと思ったときは、増額をめざして利用実績を積んでいきましょう。

執筆者からのコメント

高山 てつや

消費者金融のカードローンは、僕のように年収が低いアルバイトでも契約することができました。
実際にプロミスのカードローンと契約してみると、年収が低くても、毎月こつこつ返済することができるのなら、消費者金融と契約してお金を借りることは難しくないと感じました。
消費者金融としても、少しずつ長い期間をかけて返済してくれる方の方が、多くの利息を納めてくれるのでありがたいという側面もあると思います。
やはり収入の高さよりも、安定性の方が、カードローンの審査には重要だと言えますね。

ただし、消費者金融からお金を借りる際の限度額は収入に比例することになります。
そのことを理解した上で、自分の目的にあった借入先を選ぶようにしてください。

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