プロミスの無利息期間を徹底調査してみた
更新日:2023/05/24
キャッシングを利用する多くの利用者が利息・金利について注視していると思います。
一昔前には消費者金融では高い利率で貸付が行われていました。
本来、カードローンなどを利用した借入は便利なものですが、借入金額に対しては利息額を上乗せして返済しなければなりません。
つまり、高金利で借入をしてしまうと、利息負担が大きく膨れ上がってしまい、返済のために新たな借入をするなどで返済不能に陥る多重債務者となってしまうケースも多くありました。
結果的に利子の過払いになってしまい、債務整理や自己破産、任意整理などを行う必要があるなど、弁護士への相談も含めて多重債務は大きな社会問題にもなったのです。
これらの問題を受け、2010年の改正貸金業法の完全施行により、金利の引き下げや借り過ぎ防止の施策が行われることになりました。
出資法と利息制限法の上限金利の差、グレーゾーン金利の存在が高利の原因でもあったため、今日では利息制限法に基づいて上限金利も下記のように設定されています。
- 10万円未満の借入・・・年率20%まで
- 10万円以上~100万円未満の借入・・・年率18%まで
- 100万円以上の借入・・・年率15%まで
今でこそ法律で金利の引き下げが行われ、過去のような高利貸付の問題も少なくなってきましたが、返済総額は抑えたいという思いはキャッシング利用者からすると現在も変わりはありませんよね。
低金利といえば銀行カードローンが人気ですが、金利面で劣る消費者金融では審査から契約、融資までのスピード対応で高い人気があります。
さらに消費者金融も貸金業専業の金融機関として企業努力で独自のサービス向上に努めてきました。
その中の一つが、銀行カードローンと消費者金融の差でもあった利息面を穴埋めすることができる無利息サービスです。
数あるカードローン会社の中で大手消費者金融のSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)にも初回契約の利用者が対象となりますが、一定期間は金利0円になる無利息期間のサービスがあります。
ここではプロミスの無利息ローンについてご紹介します。

プロミスの利息と返済方法について
プロミスの金利は4.5%~17.8%(実質年率)となっており、他社の消費者金融業者では上限金利18%のところが多いため、わずかにお得とも言えます。
プロミス | 4.5%~17.8% |
---|---|
アコム | 3.0%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
アイフル | 4.5%~18.0% |
借入した際には利息分の支払いが必要になるので、少しでも金利設定の低いカードローン会社の方が申し込みもしやすいのではないでしょうか。
また、返済方法によっては返済額の算出方法も変わるので事前に確認しておく必要があります。
プロミスでは残高スライド元利定額返済方式という返済方式が採用されています。
この方式では借入残高に応じて返済額が変わるという仕組みになっています。
借入額×金利÷365日×利用日数=利息
残高スライド元利定額返済方式のデメリットとしては、毎月負担の少ない返済ができる一方で返済期間が長くなるため、返済回数が増えて元本返済が遅くなってしまう点です。
つまり、結果として借入期間が長引くことになり、利息総額も増えてしまうことになるのです。
プロミスを初めて利用すると30日間無利息
プロミスでは、申込時にメールアドレス登録とWeb明細利用登録で初回ご利用日の翌日から30日間無利息サービスが適用されます。
契約日や借入金額に左右されることがなく、無利息の適用期間となる30日間は何度借入をしてもカードローン利用分の元金だけを返済すれば問題ありません。
実際にはどれぐらいのメリットがあるのかを紹介しておきます。上記でも説明しましたが、プロミスの利息計算は以下のようになります。
上記の計算方法で実際に10万円を30日間借りた場合の利息を算出してみます。
1,463円=10万円×0.178÷365×30日
つまり、この計算で出た1,463円の利息分の支払いが無料になるということです。
もし、プロミスで初回30万円を30日間借入していた場合は、4,389円分の利息金額が無料となることになるので、借入額が大きくなればなるほど無利息サービスはお得です。
ただし、無利息期間は「初回借入日の翌日から30日間」となっているので、30日後までに完済しないと、それ以降は利息が発生することになるので返済期間には気をつけて下さい。
メールアドレス登録と聞くと迷惑メールが送られてくる可能性など不安を感じる人も多いかもしれません。
しかし、プロミスでメールアドレスの登録をしても迷惑メールが送られることは一切ありませんので安心してください。
ポイントサービスの活用で無利息
プロミスではお金を借入した際の利息を無しにしてくれる「無利息期間サービス」がありますが、他社の金融機関でも同じ無利息サービスを提供している業者があります。
しかし、無利息対象となる期間には違いがあり、基本的には契約日の翌日から無利息期間として適用されることになります。
他社とは異なり、プロミスの無利息期間は初回利用日の翌日から適用されるので、資金調達の緊急用の備えとする利用方法もあります。
プロミスと他社の無利息サービス
サービス名 | 無利息対象期間 |
---|---|
プロミス | 初めて利用した翌日から30日 |
アコム | 初めて契約した翌日から30日 |
レイク |
※30日間無利息、60日間無利息、180日間は併用不可
※初回契約翌日から無利息 ※60日間無利息はWeb申込限定 ※いずれも契約額1万円~200万円までの方 ※無利息期間経過後は通常金利が適用 |
また、他社のキャッシング会社などの場合は、「初回利用限定」というようなサービスが多くなっていますが、実はプロミスでは何度でも無利息期間を利用することができます。
プロミスには独自のポイントサービスがあり、貯めたポイントを消費して無利息期間として利用できるというものです。
ポイントを貯める方法
- インターネットの会員サービスを利用
- 収入証明書類の提出
初回利用時に貯めることが出来る最大のポイント数は、293ポイントになっています。
1週間の無利息期間に必要なポイント数が250ポイントになっているので、初回借入から無利息期間を利用することが可能。
対象サービス | 獲得ポイント数 | 条件 |
---|---|---|
プロミスポイントサービス申込 | 100ポイント | 初回登録時のみ、ポイント獲得となります。 |
プロミスインターネット会員サービスログイン | 10ポイント | 毎月初回ログイン時のみ、ポイント獲得となります。 |
プロミスインターネット会員サービス内の「プロミスからのお知らせ」の確認 | 5~20ポイント | プロミスからのお知らせ内には、ポイント獲得対象となるものとならないものがあります。ポイント獲得対象となるお知らせにはお知らせ内に獲得ポイント数を記載します。 |
収入証明書類の提出 | 160ポイント | 収入証明書類をご提出いただいた場合に、ポイント獲得となります。 |
ご返済日お知らせメール | 各1ポイント | 毎月月末時点で対象サービスのご利用を登録している場合に、各サービスにつき1ポイント獲得となります。 |
取引確認メール | ||
プロミスのホームページで書面(Web明細)の受取 |
また、40ポイントを消費することによって提携ATMで返済する際の手数料を無料にすることもできます。
しかし、ATMの利用手数料を無料にするためにポイントを使うのであれば、三井住友銀行の提携ATMならポイントを消費しなくても手数料が無料なので、こちらの利用がおすすめです。
プロミスでは何度でも無利息期間を適用することができるので、定期的にポイントを貯めることで次回利用時の無利息期間を伸ばすことが可能です。
最大で30日間の無利息期間が適用されることになるので、この期間内に完済すれば余計な費用が発生すること無く借入をすることが出来ます。
無利息期間を上手く活用してお得にキャッシング
SMBCグループのSMBCコンシューマーファイナンス「プロミス」は初回だけでなく、ポイントを貯めることで無利息期間やATM手数料を無料にすることができます。
また、プロミスが自営者向けに提供している事業者ローンも無利息対象となる点は見逃せません。
※事業者ローンは総量規制対象外
消費者金融として即日融資も可能とするスピードと、利息面でのお得なサービスでキャッシング利用者の負担を軽くするための企業努力。そして全国各地にある無人契約機の設置数も1,110台と業界一の契約数で即日のローンカード発行をサポートしてくれています。
SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)は大手消費者金融でもあるので、キャッシングの初心者も安心して利用することができるおすすめの金融サービスです。
ただ、適用期間を間違いないようにし、その後の通常の利息適用される際には最低返済額だけでも返済期日に必ず支払うようにしましょう。
もし、滞納などを続けると信用情報にも履歴が残りますし、何より遅延利率【20.0%(実質年率)】が発生してしまいます。
どうしても遅れる場合は、支払いが遅れる理由と、いつなら返せるかをコールセンターに事前に連絡するようにしましょう。
プロミスの返済期日
登録金融機関 | 三井住友銀行・ジャパンネット銀行 | その他の金融機関 ※一部の金融機関除く |
---|---|---|
申込方法 | 契約後にプロミスHPのインターネット会員サービスから | |
返済期日 | 5日、15日、25日、末日のいずれか | 毎月5日 |
引落開始日 | 前日までの登録で次回返済期日から | 次回返済期日に間に合わない場合あり |
引落後の残高反映 | 当日 | 3営業日後 |
手数料 | 無料 |
おすすめとしては給料日以降のできるだけ早い段階の日程を返済日とした方が、ゆとりある内に返済することができます。
また、返済方法として口座振替(口フリ)での自動引き落としにしておくのもおすすめ。
口座残高に預金を残しておくことは必須ですが、返済忘れを未然に防ぐことができますし、給与振込に使っている銀行口座などを活用すれば安心です。
計画的に利用すればカードローンは便利なサービスなので、まずはプロミスの公式サイトにある返済シミュレーションなどを活用して返済プランをシッカリと立てて利用するようにしましょう。
SMBCコンシューマーファイナンスのプロミス
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