三井住友銀行カードローンの限度額は増やせる?増額に必要な審査や注意点を解説
更新日:2024/04/15
三井住友銀行カードローンを利用している人の中には、すぐに契約限度額(利用限度額)いっぱいまで借入残高が増えてしまい、限度額をもう少し増やしたいと考えている人もいるかと思います。
また、今は増枠をする気がないという人や、三井住友銀行からの増額案内が来て考え中という人も、この記事でしっかり確認しておくと、後々スムーズに申請をすることができます。
三井住友銀行カードローンの契約限度額は、すぐに増やすことは可能なのか、増額を申請する際に気を付けることなど、詳しく解説していきます。

三井住友銀行カードローンを増額申請する前の4つの注意点
三井住友銀行カードローンの増額申請をするときには、増額審査に通過するかどうかを事前に確認することが大切です。
増額審査を申請する前に、以下の4つの項目をチェックしてみましょう。
- 半年以内にカードローンの返済が3日以上遅れた
- 信用情報に金融事故に関する記録が残っている
- 転職して1年以内、または社内の移動などで収入が減っている
- 現在70歳以上である
上記4つの項目のうち、ひとつでも該当する場合は、増額申請はしない方が無難です。増額どころか、減額あるいは利用停止ということもありえます。
なぜ該当すると増額申請をしない方がいいのか、個別に詳しく解説します。
1.半年以内にカードローンの返済が3日(3回)以上遅れた
長期の延滞は個人信用情報機関に事故情報として記録されます。しかし約定返済期日から数日以内に返済すれば、個人信用情報機関に事故情報として記載されることはありません。
だからといって、約定返済期日から数日以内に返済していれば審査には影響がないわけではありません。
三井住友銀行カードローンの増額審査では、3日以上の延滞者は返済面に問題がある人物とみられてしまい、要注意人物としてマークされる可能性があり、審査通過には不利な要素となります。
2.信用情報に金融事故に関する記録が残っている
増額審査はカードローンの新規申込審査と同じく、個人信用情報機関に記録されている情報は重要な審査項目です。
クレジットやローンを利用した履歴は、個人の信用情報として個人信用情報機関に記録されます。
支払いの延滞記録、債務整理や任意整理、個人再生、自己破産などの記録が個人信用情報機関にあると、金融事故情報として取り扱われます。この情報があると返済能力がないとみなされるので審査は通過しません。
これらの記録は5年程度経過すると抹消されるので、現在記録されている情報は最近の情報と判断され、審査での印象は非常に悪くなります。
信用情報を開示する方法は、以下の記事を読んでみてください。
3.転職して1年以内、または異動などで収入が減っている
カードローンやクレジットカード、その他のローンの利用状況(利用履歴)に加えて、収入の変化も増額審査に影響します。
たとえば社内異動や転職などによって年収が下がった場合は、増額が難しくなります。100万円以下の年収になるなど極端に年収が下がった場合は、増額どころか減額の可能性が高いと言えます。
また、収入がさほど変わっていなくても、転職によって勤務年数が短い状態になった場合も、年収が不安定と判断されることがあるので注意が必要です。
4.現在70歳以上である
三井住友銀行カードローンに申し込めるのは、満20歳から69歳までです。新規申し込みの時は69歳以下でも、増額申請の時は70歳以上という人もいるでしょう。
これは申し込み基準なので、70歳以上になったらすぐに利用ができなくなるというわけではありません。
しかし、70歳以上の年齢のカードローン会員は、勤務先を退職していたり、収入が年金だけになったりという人も多くなると考えられてしまいます。
減額の可能性も高くなるので70歳以上になってからの増額申請は控えたほうが無難です。
三井住友銀行カードローンの増額申し込み方法と手順
上記の4つの項目に当てはまらない人は、審査を通過する可能性が高いので増額の申込申請をしてみましょう。
増額申し込みの流れ
三井住友銀行カードローンの増額申し込みは主に以下の手順で行われます。流れについて、それぞれ詳しく説明していきます。
- 増額申し込み・書類提出
- 増額審査
- 結果通知・限度額再設定
三井住友銀行カードローンの増額申し込み方法は3つ
三井住友銀行カードローンでは、増額を申込む方法は以下の3つがあります。
- 三井住友銀行カードローンプラザに電話(0120-923-923)
- ローン契約機から申し込み
- 三井住友銀行からの増額案内
3つの申込み方法についてそれぞれ注意点を解説します。
電話での注意点
三井住友銀行カードローンプラザの電話番号(0120-923-923)は、携帯電話やPHSからも利用が可能です。
ただし、IP電話は利用できません。IP電話のみを所有しているという人は、公衆電話などを利用してください。
電話申し込みができる時間帯は以下のとおりです。
受付時間 | 9:00~20:00(12月31日から1月3日を除く) |
---|---|
休み | 12月31日から1月3日。 ※受付時間外でも、スマートフォンアプリや三井住友銀行カードローンのホームページからお申込みいただけます。 |
ローン契約機での注意点
三井住友銀行のローン契約機は三井住友銀行内、またはSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)の店舗に設置されています。
受付時間は以下のとおりですが、設置場所によって違う場合もあるので、下記URLで契約機の場所や営業時間を調べてから利用しましょう。
受付時間 | 9:00~18:00 |
---|---|
休み | 12月31日から1月3日。 ※店舗によって受付時間が異なる場合がございます。 |
ローン契約機(ATM)の検索 | https://www.e-map.ne.jp/p/smbcbank/ |
三井住友銀行からの増額案内での注意点
三井住友銀行カードローンを1年以上使っている人は、三井住友銀行側から増額の連絡がくることがあります。
銀行側から増額審査の打診が来たときは、ほぼ増額を前提に話が進むので審査に通りやすいのかと言われると、実はそうではありません。審査を通過しないケースも多くあります。
上記の増額申請する前の4つの注意点で上げた項目に、ひとつでも引っかかるようであれば、増額どころか契約限度額を引き下げられたり、強制解約されたりすることもあります。
増額時も審査はある
増枠申請の新規申込みと同じように審査があるので、増額審査に必要な情報を、電話であれば口頭で、ローン契約機であれば入力して行います。
増額審査で必要な内容は主に以下の情報となります。
- 利用限度額を増額した場合の利用目的
- 希望の増額金額
- 契約時と比べて、個人情報(住所・連絡先・勤務先・収入・苗字など)に変更はないか
なお増額審査に関しては、後ほど詳しく説明します。
結果通知&契約限度額の再設定
審査を通過すると、限度額が再設定されますが、希望通りの限度額になることもあれば、変更できないという判断をされることもあります。
限度額は再設定されるとき金利の引き下げが行われる場合がありますが、それは一定の限度額を超えた場合のみです。必ず金利が下がるわけではありません。
年利率は限度額に応じて決まっているので、以下の表を参考に金利が引き下げになるかを判断しましょう。
契約限度額 | 借入利率 |
---|---|
100万円以下 | 年12.0%~14.5% |
100万円超200万円以下 | 年10.0%~12.0% |
200万円超300万円以下 | 年8.0%~10.0% |
300万円超400万円以下 | 年7.0%~8.0% |
400万円超500万円以下 | 年6.0%~7.0% |
500万円超600万円以下 | 年5.0%~6.0% |
600万円超700万円以下 | 年4.5%~5.0% |
700万円超800万円以下 | 年1.5%~4.5% |
三井住友銀行カードローンの増額審査は厳しい?
三井住友銀行カードローンの増額審査は、初回(新規申込)よりも厳しく行われると言ってもいいでしょう。
申し込み者の収入状況(年収・他社借入額)や信用情報の調査以外に、これまでの三井住友銀行カードローンの利用実績も審査基準に加わるからです。
審査基準は初回の時と変わりませんが、難易度は高くなります。
これはカードローンの利用限度額を引き上げるというのは、銀行にとってもリスクが高くなるからです。
増額審査での在籍確認の電話は基本ナシ
初回契約時の審査では勤務実態を確認するために在籍確認をしますが、増額の審査では基本的に在籍確認は行いません。
増額の審査でも在籍確認を行うのは、契約後に転職している、部署異動で勤務地が変更になったなど申請者の状況を正確に把握する必要がある場合のみとなります。
この場合の在籍確認も、初回同様、銀行カードローンの申し込みであることや増額のためなどといった情報は、カードローン会員本人以外の社員に、電話で伝えることはないので安心してください。
収入証明書が必要な場合もある
三井住友銀行カードローンでは、契約限度額が50万円を超える申し込みの場合、収入を証明する書類の提出が必要です。
これは新規申し込みだけでなく、増枠後の契約限度額が50万円を超える金額を希望するときも収入証明書を提出する必要があります。
また、下記に当てはまる場合も、収入証明書の提出を求められることがあります。
- 契約時と比較し、他社借り入れが増えた
- 転職して勤務先(年収)が変わった
他社の借り入れはカードローンのほか、クレジットカードのキャッシングや各種無担保ローン(フリーローン、教育ローン、マイカーローンなど)も含まれます。
また、残高がなくてもカードローン利用枠やキャッシング枠は残高とみなされるので注意しましょう。
不要なクレジットカードやローンカードを持っているのであれば、増額申し込み前に解約することをおすすめします。
審査時間の目安
三井住友銀行カードローンの審査回答時間は、平日・土日祝を問わず9時~21時です。
審査回答は最短当日ですが、新規申込の時よりも時間がかかる可能性が高いです。
新規申込時の審査より時間がかかるのは、審査の基準が違うためで、先述のとおり三井住友銀行カードローンの使用状況なども審査対象になっているからです。
急ぎの事情がある場合は、なるべく早い段階で増額申請を行いましょう。
三井住友銀行カードローンの増額審査に落ちてしまう人の特徴
冒頭で紹介した、三井住友銀行カードローンを増額申請する前の4つの注意点をクリアしていても、増額審査に落ちてしまう場合もあります。
それでは審査に落ちてしまう人はどんな人か、4つの注意点を振り返りながら、それ以外の特徴も説明していきます。
審査に落ちる注意点は4つ
以下の4つは先述した、増額審査を受ける前にチェックしておくべき注意点です。
- 半年以内にカードローンの返済が3日以上遅れた
- 信用情報に金融事故に関する記録が残っている
- 転職して1年以内、または社内の移動などで収入が減っている
- 現在70歳以上である
何度も伝えますが、上記の項目に1つでも引っかかる場合には、増額申請の審査に通らない可能性があります。
他社借入枠が年収の50%以上を超えている
現在の他社借入件数が3件以上、他社借入枠が年収(税込)の50%を超えると、増額は厳しくなります。
他社借入れとしてカウントされるのは以下の利用です。
- 各種無担保ローン(フリーローン、教育ローン、マイカーローンなど)
- カードローン、キャッシング(クレジットカードのキャッシングを含む)
- クレジットカードのリボ払い、分割払い
返済負担比率が20%~35%以上
返済負担比率とは、「1年間の返済額の合計が年収の何%にあたるか」を算出したものですが、この比率が低いほど返済に余裕があります。
カードローンの審査では、他社から借り入れている金額を含め、年収の何%を返済額としているかで、返済能力を判断しています。
返済負担比率の相場は下記の表のとおりです。
年収 | 返済負担比率 |
---|---|
300万円未満 | 20%以上で審査に落ちる可能性が高い |
300万円以上400万円未満 | 30%以上で審査に落ちる可能性が高い |
400万円以上 | 35%以上で審査に落ちる可能性が高い |
上記の返済比率を目安として、増額審査前に自分の年収と他社残高を計算しておきましょう。
最悪の場合、増額申請したことで追加の借入もできなくなる可能性もあります。
減額されかねない悪い問題があるなら、三井住友銀行カードローンで増額申請をするのではなく、他社カードローンで新規の審査を申し込む方が、可能性が高いと言えます。
増額審査に通過できる状態とは
増額審査では、新規申し込みの時からの状況変化によっては、減額される理由もあれば反対に増額につながる好材料となる場合もあります。
増額審査にとって最大の好材料は、契約した当初に比べて年収がアップしていることと、三井住友銀行側からの増額の打診があったときと言えるでしょう。
また他にも、滞納がないことや、他社カードローンを完済した状態であれば、増額を申し込むベストタイミングといえます。
三井住友銀行カードローンは限度額が増額すると金利が下がる
審査の手順で少し述べましたが、三井住友銀行カードローンの金利は限度額によって決められているので、増額することで金利が下がる可能性があります。
契約限度額 | 借入利率 |
---|---|
100万円以下 | 年12.0%~14.5% |
100万円超200万円以下 | 年10.0%~12.0% |
200万円超300万円以下 | 年8.0%~10.0% |
300万円超400万円以下 | 年7.0%~8.0% |
400万円超500万円以下 | 年6.0%~7.0% |
500万円超600万円以下 | 年5.0%~6.0% |
600万円超700万円以下 | 年4.5%~5.0% |
700万円超800万円以下 | 年1.5%~4.5% |
上記の表を参考にして100万円増額した場合、どれくらい金利差が生じて、利息金額がどれだけ少なくなるのかを比較してみましょう。
【(100万円×14.5%)÷365日】×30日=1万1,917円
【(100万円×10.0%)÷365日】×30日=8,219円
上記の計算では3,698円の金利差となりますが、これを少ないと感じた人は、この機会に金利に対する意識を少し改めてください。
お金を借りた場合、数年~10年以上かけて返済するのが一般的です。
1年で4万4,376円、5年で22万1,880円になり、年月が経つほどに数万円では済まない差額になります。
同じ金額を借りるのであれば、年利が低いカードローンを使うことは必須です。
増額よりも新規申込のほうがメリットがあるケース
増額の申請をしても必ずしも希望通りの金額になるわけではなく、審査にも時間がかかります。
そのためお金が必要な時期が決まっていて、どうしても早めに融資を受けたいという場合には、銀行カードローンではなく、新規で消費者金融のカードローンに申し込むという方法もあります。
大手消費者金融のカードローンに新規申し込みをする場合、借り入れ希望額を50万円以下にすることで、基本的に収入証明書の提出は不要となります。
銀行カードローンでは不可能な最短20分融資も可能なため、少額融資であれば大手消費者金融のカードローンがおすすめです。
即日融資ができるカードローンを知りたい人は、以下の記事をチェックしてください。
まとめ
カードローンは無担保ローンの中でも最も手軽にキャッシングができるローン商品です。新規申し込みの際に提示された契約限度額を増やしたい場合には、増額申請をすることもできます。
増額によって金利が下がる場合もあり、利息負担を軽減することも可能です。
しかし、増額する際にはもちろん審査があり、申請をして再審査をされたことで反対に減額されてしまうというリスクが伴うので、事前に4つのチェックを徹底することで増額審査の通過率を高めましょう。
三井住友銀行から増額の案内があった場合は、チャンスを逃さずに増額にチャレンジしてみてください。