アイフルの金利は高い？利息を減らしてお得に借りるテクニックを徹底解説！

更新日：2024/11/01

アイフルの金利を引き下げて利息を減らす方法

アイフルのキャッシングローンの金利は年3.0％～18.0％と、貸金業法で決められた金利の範囲内で設定されています。

利用者の皆さまの金利負担の軽減を図るため、法律が改正され2010年6月に上限金利が引き下げられました。お借入れの上限金利は、借入金額に応じて年15％～20％となっています。

引用：日本貸金業協会 | 上限金利について

アイフルで借り入れを考えている方は、

「アイフルの金利は他のカードローンと比べて高いの？」
「アイフルの金利はどのように決まるの？」

といった疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、アイフルの金利を他社カードローンと徹底比較し、どのようにアイフルの金利が決定するのかを解説します。

またアイフルの金利を引き下げて利息を減らし、お得に利用する方法についても触れているので、ぜひご一読ください。

この記事でわかること

アイフルの金利は銀行カードローンに比べると高い
初めてアイフルを利用するときは、ほとんどの場合上限金利が適用される
アイフルでお金を借りたときにかかる利息額シミュレーション
アイフルで利息を抑えて借りる方法は5つ

この記事の執筆

2級FP技能士田中宏一郎氏

2級FP技能士。これまでに5社の消費者金融カードローン（アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット・LINEポケットマネー）、3社の銀行カードローン（楽天銀行スーパーローン・三井住友銀行カードローン・みんなの銀行ローン）と契約。過去には父の借金で一家離散を経験するも、奨学金のおかげで大学進学。奨学金の完済と同時に住宅ローンの返済がスタート！借金の酸いも甘いも知るアトムくんの編集長。

田中宏一郎について詳しく見る

アイフルの基本情報

まずはアイフルの基本情報をおさらいしておきましょう。

アイフルの基本情報
カードローン名	アイフル
金利	年3.0％～18.0％
借入限度額	1万円～800万円※
審査スピード	最短18分※
融資スピード	最短18分※
申込資格	満20歳以上69歳未満の定期的な収入と返済能力を有する方アイフルの基準を満たす方
返済方式	借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
最低返済額	4,000円～
遅延損害金	20.0%
無利息サービス期間	初回契約日翌日から最大30日間無利息
担保・保証人	不要

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。

アイフルは、最短18分で融資が受けられるカードローンです。

また借入限度額は最大800万円と、他消費者金融にも引けを取りません。

「とにかく急いでお金を借りたい！」という人に、アイフルはおすすめです。

限度額	金利	審査時間	融資時間
最大800万円※	年3.0％～18.0％	WEB申込なら最短18分	WEB申込なら最短18分
学生	パートアルバイト	職場に電話なし	郵送物なし

アイフル
がおすすめな方
アイフル
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20代・30代の方
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アイフルの金利は商品によって異なる

アイフルが展開している主な商品は7つあり、利用する商品によって金利が異なります。

アイフルが展開している主な商品
商品名	概要	金利
キャッシングローン	一般的なカードローン	年3.0％～18.0％
ファーストプレミアム・カードローン	初めてアイフルを利用する方向けのカードローン	年3.0％～9.5％
SuLaLI	女性向けカードローン	年18.0％
おまとめMAX	アイフルおよび他社の借り入れをまとめたい人向けのローン	年3.0％～17.5％
かりかえMAX	他社の借り入れをまとめたい人向けのローン	年3.0％～17.5％
無担保ローン	少額から事業資金を借りたい事業者向けのローン	年3.0％～18.0％
不動産担保ローン	高額の事業資金を借りたい事業者向けのローン	年3.0％～12.0％

一般的に多く利用されているのが、キャッシングローンです。

またアイフルは初めて利用する方を対象に、ファーストプレミアム・カードローンを提供しており、金利の低さが目立つ商品となっています。

アイフルの金利は高い？他社カードローンと比較してみた

アイフルの金利は、他社と比べて高いのでしょうか。

まずはアイフルと大手消費者金融の金利を、比較したので見てみましょう。

銀行カードローンの金利との比較は、後述の見出しで記載しています。

アイフルの金利は大手消費者金融のなかだと平均的な水準

以下の表はアイフルと大手消費者金融4社の金利設定をまとめたものです。

アイフルと大手消費者金融4社の金利設定
大手消費者金融	金利	利用可能額
アイフル	年3.0％～18.0％	1～800万円※
アコム	年3.0％～18.0％	1～800万円
プロミス	年4.5％～17.8％	1～500万円
レイク	年4.5％～18.0％	1～500万円
SMBCモビット	年3.0％～18.0％	1～800万円

※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。
※アイフルは【キャッシングローン】の金利で比較。

ご覧のように、アイフルの金利は他の大手消費者金融カードローンと比べて平均的な数値ですね。

しかし各消費者金融では、上限金利と下限金利に少しの差がみられます。

そこで注目するべきは上限金利。

一般的に初めて利用する場合や、少額利用の場合、上限金利を適用するケースがほとんどです。

また賃金業法により、以下のように借入金額に応じて上限金利が設定されています。

貸金業法が定めた上限金利
借入額（元本）	利息元本利率（実質年率）の上限
1～10万円未満	20.00%
10万円以上～100万円未満	18.00%
100万円以上	15.00%

借入金額が大きくなればなるほど上限金利は低くなるため、少額利用の場合は各社上限金利を適用する可能性が高いのです。

続いて銀行カードローンと比較してみましょう。

アイフルの金利は銀行カードローンに比べると高い

銀行カードローンは、アイフルを含む大手消費者金融のカードローン会社よりも、金利が低く設定されています。

銀行カードローンの金利と限度額
大手銀行カードローン	金利	利用限度額
アイフル	年3.0％～18.0％	1～800万円※
楽天銀行スーパーローン	年1.9％～14.5％（通常時）	10～800万円
三菱ＵＦＪ銀行カードローン「バンクイック」	年1.4％～年14.6％	10～800万円
みずほ銀行カードローン	年2.0％～14.0％	10～800万円
三井住友銀行カードローン	年4.0％～14.5％	10～800万円

※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。

銀行カードローンは、借入金額によって金利が決められています。

借入金額が少なければ少ないほど金利は高くなり、多ければ金利は低くなるのです。

銀行カードローンのほうが低金利のため、お得に感じられますが、その反面銀行カードローンは審査が厳しく、即日融資に対応していないといったデメリットがあります。

利用する際は、銀行カードローンと消費者金融カードローンの違いを理解したうえで、どちらが自分に合うかを吟味して選択しましょう。

【金利・サービスを徹底比較】おすすめのカードローン会社一覧

更新日：2024/12/09

アイフルで借りたときの利息はいくら？

アイフルでお金を借りた場合の利息は、以下の計算式を使って計算できます。

利息＝利用残高×契約年率÷365日×利用日数

まずは借入金額に金利をかけて1年間の利息を計算します。

それを1年の日数分＝365日で割ることで、1日にかかる利息が算出できます。

最後に借入日数をかけると、借入期間中にかかる総額の利息を計算できるのです。

カードローンの利息の計算式

たとえば10万円を実質年率18.0％で、30日間で返済するときに生じる利息は以下のとおり。

10万円×18.0％÷365日×30日=1,479円

10万円を30日間借りても利息は1,500円以内

上記の計算方法を用いて、金額ごとにかかる利息を以下の表にまとめました。

なお借入日数は、約定返済の日数＝30日間としています。

借入金額ごとの適用金利と利息
借入金額	適用される金利	利息
10万円借りた場合	18.0%	1,479円
30万円借りた場合	18.0%	4,438円
50万円借りた場合	18.0%	7,397円
100万円借りた場合	15.0%	12,328円
200万円借りた場合	15.0%	24,657円

アイフルで初めて借り入れする場合、ほとんどは上限金利18.0％でスタートします。

上記では、それに合わせてシミュレーションを行っています。

ただし借入金額が100万円以上の場合は、利息制限法によって上限金利を15.0％以下にしなければなりません。

引用：日本貸金業協会 | 上限金利について

より詳しく返済金額や利息を知りたい場合は、申し込み前にアイフルの返済シミュレーションを利用するとよいでしょう。

アイフルの返済シミュレーションを利用しよう

アイフル公式サイトの返済シミュレーションを利用すれば、毎月の返済額に対する元金の返済額と利息の参考値を簡単に算出できますよ。

アイフルの借入希望金額に対して、以下の項目をシミュレーションしてみたい人におすすめです。

アイフルの返済シミュレーションでわかること

各回の返済金額
返済回数が知りたい
毎月の返済額から、いくら借り入れできるか知りたい

アイフルの返済シミュレーションはこちら

返済シミュレーションを活用して、計画的に返済するプランを立てましょう。

アイフルで利息を抑えて借りる方法！5選

アイフルに限らず、お金を借りるときはできるだけ利息を抑えて借りたいですよね。

ここからはアイフルで利息を抑えて借りる方法を5つ紹介します。

アイフルで利息を抑えて借りる方法

限度額アップで金利を引き下げる
おまとめローンで借り入れを1本化
繰上返済を利用して短期間で返済する
30日間の無利息サービスを利用する
はじめの利用ならファーストプレミアム・カードローン！

1つずつ詳しく見ていきましょう。

方法1.限度額アップで金利を引き下げる

アイフルをすでに利用しているなら、借入金額を増やして金利を引き下げるのが最も有効な方法です。

先ほども述べたとおり、貸金業者のキャッシング金利は、利息制限法という法律によって以下のように金利上限が決められています。

利息制限法による金利上限
借入額（元本）	利息元本利率（実質年率）の上限
1～10万円未満	20.00%
10万円以上～100万円未満	18.00%
100万円以上	15.00%

そのため借入限度額が100万円以上になれば、金利を年18.0％から年15.0％以下に引き下げられるのです。

キャッシングでは、利用限度額が増えると金利は下がる

アイフルで増額申請する方法は、以下の2つがあります。

アイフルで増額申請する方法

Web
電話

Webからの申し込みは24時間、土日祝日も受け付けています。

電話で申し込みをする際には、原則アイフルから即日で増額審査の回答がもらえるので、急いでいる場合には電話で連絡するのが最短の方法でしょう。

ただし増額するには、再度アイフルの審査をクリアしなければいけません。

借入金額が増えるほど審査のハードルは高くなります。

アイフルの増額審査に通過するには、以下3つの評価ポイントを押さえておくとよいでしょう。

増額審査に通過するためのポイント

延滞なく期限内にきちんと返済している（他社も含む）
利用年数が1年以上経っている
利用限度額に余裕がある

安定した収入を確保し、期限と返済金額を守ってアイフルとの取引実績を積んでいると、アイフルからの信頼度が上がり、審査通過の可能性も高くなりますよ。

増額申請する際の注意点

融資額を増額する際は、総量規制に注意が必要です。

総量規制とは、消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングなどでの借り入れを制限する、金融庁が定めたルールのこと。

原則、個人での貸金業者からの借り入れは、年収の3分の1までが上限とされています。

参照：日本貸金業会 | お借入れは年収の3分の1までです

したがって、年収が300万円以上なければ100万円以上の借り入れをできないので、誰でも100万円以上借入可能とは限りません。

方法2.おまとめローンで借り入れを1本化

複数社からすでに借り入れている場合、アイフルのおまとめMAXで借り入れを1本化し、金利を引き下げられるケースもあります。

アイフルのおまとめローンは、おまとめMAXとかりかえMAXの2種類です。

アイフルのおまとめローン
商品名	概要	金利
おまとめMAX	アイフルと他社の借入金の借り換え	年3.0％～18.0％
かりかえMAX	アイフル以外の他社の借入金の借り換え	年3.0％～17.5％

アイフルのおまとめローンだと、上限金利が17.5％！

アイフルのキャッシングローンの上限金利は18.0％なので、おまとめローンを利用すれば上限金利が0.5％低くなります。

複数社借入をしていて上限金利が下がらない場合に検討するのも1つの方法です。

アイフルのおまとめローンについて詳しくは、以下の記事を参考にしてください。

アイフルは総量規制対象外のおまとめローンが便利

更新日：2024/04/10

方法3.繰上返済を利用して短期間で返済する

アイフルの利息を抑えて利用するには、繰上返済をして短期間で返すことが大切です。

繰上返済とは、毎月決められた返済額以上を支払う方法で、臨時返済、追加返済、随時返済などと呼ばれています。

利息は金利と借入金額に応じて日割りで計算されるので、借入日数が長くなればなるほど利息は増えてしまいます。

繰上返済を利用して少しでも多く返済しておくと、完済までの期間や利息負担を小さくできるので、後々の返済総額を軽くできますよ。

今月は余裕があるから多めに返済しよう

決まった返済日以外でも、お財布に余裕があるときはどんどん返済していきましょう。

方法4.30日間無利息サービス利用する

はじめてアイフルを利用する人におすすめなのが、最大30日間無利息サービス。

はじめてアイフルと無担保キャッシングローンを契約する人限定で、契約日翌日から30日間金利を0円にできるサービスです。

実際にアイフルで30日間無利息サービスを利用したときと、そうでないときの利息を比較してみましょう。

【例】10万円を実質年率18％で借り入れ、30日サイクルで返済する場合の利息。
毎月の返済額	10万円	5万円	3万円
無利息サービス利用時の利息	0円（1回）	739円（3回）	1,814円（4回）
無利息サービスを利用しなかったときの利息	1,479円（2回）	2,251円（3回）	3,553円（4回）

ご覧のとおり、30日以内に10万円を返済できれば、利息が発生しないので借りた金額だけを返済するだけです。

また5万円ずつ返済すると1,512円、3万円ずつ返済すると1,739円ほど支払う利息を抑えられるので、断然お得です。

無利息期間が適用される30日間に、なるべく返済金額を減らしておけば、残りの返済利息も減少していきますよ。

限度額	金利	審査時間	融資時間
最大800万円※	年3.0％～18.0％	最短18分	最短18分
学生	パートアルバイト	職場に電話なし	郵送物なし

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方法5.はじめての利用ならファーストプレミアム・カードローン！

アイフルは一般的なキャッシングローンとは別に、金利の低さが売りのファーストプレミアム・カードローンの発行も行っています。

ファーストプレミアム・カードローンの金利は年3.0％～9.5％と、銀行ローン並みの低金利です。

しかしファーストプレミアム・カードローンを利用できるのは、アイフルが初回利用の23歳～59歳の人のみ。

カード利用枠が100万円以上からの取り扱いとなるため、最低でも年収300万円以上が必要です。

アイフルを利用したことがなく、条件を満たしているという方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

アイフルのファーストプレミアム・カードローンについては、以下の記事で詳しく解説していますよ。

アイフルより上限金利が低いおすすめのカードローンは？

アイフルの金利は年3.0％～18.0％と、消費者金融では一般的ですが、「もっと低金利で借りたい」と思う方もいるでしょう。

もし少しでも金利が低い消費者金融を利用したいなら、上限金利が年17.8％のプロミスがおすすめです。

プロミスの上限金利は、アイフルの上限金利よりも0.2%低くなっています。

わずか0.2％の違いですが、借入金額や返済期間によっては利息を多く節約できるでしょう。

またプロミスは最短3分で借入可能※で、初回借入日翌日から30日間の無利息サービスも受けられますよ。

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

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実質年率	4.5％～17.8％
限度額	最高500万円※1
審査時間	最短3分※2

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※原則電話による在籍確認なし。
※お申し込み時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須です。
※高校生（定時制高校生含む）はお申し込みできません。
※18、19歳の方は契約にいたりづらい可能性があります。

プロミスの金利については、以下の記事でも詳しく解説しています。