アイフルは収入証明書の提出不要？使える収入証明書と提出方法を解説

カードローンの利用者の収入額は、貸金業者が非常に気にするところです。

貸し倒れのリスクを考慮して審査をする貸金業者は、転職が多い、収入が少ない、月収が毎月安定していない、といった人への融資には積極的ではありません。

融資するうえで貸金業者が申込者に求めるポイントは、高収入であること、勤続年数が長いこと、安定収入が見込めること、などなど。

たとえば、日雇いのアルバイトで働いている人は収入が不安定だと判断されますが、正社員としてひとつの会社に長く勤めている方は安定収入が見込めるので審査でも高評価が得られます。

貸金業者が審査において申込者の年収に注目する理由は、貸し倒れリスクを減らすためだけではありません。

アイフルをはじめとする貸金業者は、貸金業法の総量規制と呼ばれる法律にのっとってカードローンを発行しなければなりません。

この法律では、「貸金業者はカードローン契約に際してかならず申込者の返済能力を審査しなければならない」と明記されているのです。

総量規制に従えば、貸金業者が申込者の返済能力を審査するときには、かならず申込者の収入証明書類をチェックして正確な年収を把握しなければなりません。

そのため私たちは、原則として源泉徴収票や給与明細書などの収入証明書類を提出しなければ貸金業者からお金を借りられないのです。

ただし次の2つの条件を満たすケースに関しては、例外的に収入証明書類の提出なしでキャッシングすることができます。

少額のキャッシングなら借り手が返済不能に陥る心配はないため、例外的に収入証明書類なしでキャッシングしてもよいと決められているわけですね。

さてこういったもろもろの事情から、アイフルでの収入証明書類の提出条件は次のとおりになっています。
（あわせて競合他社における提出条件についてもチェックしておきましょう）

アイフル以外の収入証明種類の提出条件

アイフルの注意点は、希望額を50万円以下におさえたとしても審査状況によっては収入証明書類を提出しなければならない点です。

その点プロミスやアコムでは上記の条件を満たしておけば給与明細書などを提出しなくてもキャッシングできるので、融資を急いでいる方はプロミスかアコムを利用したほうがすばやく資金調達できるでしょう。

収入証明書類なしで契約できる場合の提出書類は、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類のみとなります。

希望額を少額に押さえることで提出書類をここまで減らせるというのは、消費者金融カードローンの便利な点ですね。

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
※当社のご利用限度額が50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要。

なお、アイフルとの契約から3年以上経過したときには、勤務状況を再確認する目的で収入証明書類の提出（あるいは再提出）を要求されるケースがあります。

収入証明書不要で借りれるカードローンまとめ

アイフルは消費者金融のため、貸金業法に基づいた貸付を行っており、総量規制の対象となります。

年収の1/3までしか原則借りることができない総量規制ですが、これによって限度額設定には年収額が大きな意味を果たします。

例えば、年収450万円の契約者は、利用限度額150万円までしか借りることができません。
では、貸金業者としてはこの年収450万円という数字をどう判断するのでしょうか。
アイフルの申込フォーム【お勤め先について】を見ていただくと分かりますが、税込年収を自己申告で入力するだけとなっています。

これだけでは、実際は年収300万円なのに150万円借りたい場合など、事実とは異なる年収450万円で申込する人が現れることも十分考えられます。
しかし、上記でも説明しましたが、利用限度額50万円以上の契約には、収入証明書の提出が必須になるので軽率な嘘は容易にばれてしまいます。
信用力が下がり、さらに審査が厳しくなることもあるので絶対に虚偽の情報での申込はやめておきましょう。

また逆に言えば、収入証明書の提出がない場合、契約できる金額は50万円以下になることは絶対であり、アイフル側が年収の把握をできない間は、限度額も低めに設定されることが予想されます。
もちろん、年収確認の裏取りができないのに、年収の1/3以上を貸し付けしてしまうと、法律によって罰せられる可能性があるからです。
年収によって限度額を縛られたくない方（年収の1/3以上を希望）は、銀行カードローンから借りることになります。
専業主婦の場合は配偶者の年収が審査ポイントです。

収入証明書の提出や勤務先への在籍確認は行われないため、家族に内緒で借りることも可能です。

主婦でも借りれるカードローン

収入証明書類に該当する書類は、アイフルの場合以下のものです。
いずれも最新のものが有効となるので、古い書類しかお持ちでない方は再発行を済ませておきましょう。

提出するのは原本ではなくコピーなので、印刷時のブレや汚れなどには十分気をつけなければなりません。

収入証明書類には年金証書や年金通知書も該当しますが、年金しか本人収入がない人はアイフルで借り入れできません。
アイフルを利用したい年金受給者は、かならずパートやアルバイトなどで年金以外の収入を得ておきましょう。

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
※当社のご利用限度額が50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要。

アイフルにはインターネット（パソコン・スマホ・ケータイ）、店舗、電話など複数の契約方法があり、契約方法によって書類の提出方法はそれぞれ異なります。

書類の提出方法は以下の6つとなります。

なかでもおすすめの提出方法は、メールやアプリを使ったスマートフォンでの手続きです。
カメラ機能がついているスマホなら手軽に書類を撮影し、データ化できるので、サクッと提出を済ませられるからです。
（画像がブレていると再提出しなければならないこともあるので、書類は明るい場所で鮮明に撮影しましょう）

電子メールでデータを送る際には、忘れずにメールの件名に氏名と生年月日を入力してください。

アプリで提出をすることもできる

アプリで提出する方は、まずはアイフルの専用アプリをダウンロードしてから手続きを始めましょう。

収入証明書の提出は、アイフルや貸金業者にとって収入面の確認だけでなく、限度額の設定にも役立てることができる情報です。
収入証明書の提出は、自身の収入をアピールすることもできるので、安定収入がありながらも審査が不安であれば、提出不要の条件でも収入証明書を用意しておくと良いでしょう。
また契約した時は不要であっても、増額審査によって50万円以上の契約になる場合にも、収入証明書が必要です。

増額を希望する時も、収入証明書を準備しておきましょう。