ゆうちょ銀行でお金を借りる3つの方法!自動貸付けの仕組みを解説

更新日:2024/04/09

ゆうちょ銀行からお金を借りられる貯金担保自動貸付けを解説

ゆうちょ銀行でもお金を借りる方法があるのをご存じでしょうか。

「郵便局でお金を借りられるなんて話、聞いたことない!」と驚く方もいるでしょう。

私たちの身近にある、郵便局でお金を貸してもらえるのですから、安心して利用できますよね。

とはいえ誰しもが、ゆうちょ銀行でお金を借りられるわけではありません。

当記事では、どのような人が郵便局からお金を借りられるのかなど、ゆうちょ銀行でお金を借りる方法について詳しく解説していきます。

この記事でわかること
  • 貯金自動貸付けは担保となる貯金があればお金を借りられる
  • 貯金自動貸付けのメリットとデメリット
  • 口座貸越サービスは担保がなくても申し込みができる
この記事の執筆
2級FP技能士 田中 宏一郎 氏
アトムくん編集長_田中
2級FP技能士。これまでに5社の消費者金融カードローン(アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット・LINEポケットマネー)、3社の銀行カードローン(楽天銀行スーパーローン・三井住友銀行カードローン・みんなの銀行ローン)と契約。過去には父の借金で一家離散を経験するも、奨学金のおかげで大学進学。奨学金の完済と同時に住宅ローンの返済がスタート!借金の酸いも甘いも知るアトムくんの編集長。

ゆうちょ銀行でお金を借りる3つの方法

ゆうちょ銀行でお金を借りる方法は主に3つです。

ゆうちょ銀行でお金を借りる方法
  • 貯金担保自動貸付け
  • 口座貸越サービス
  • クレジットカード「JP-BANK」のキャッシング枠

貯金担保自動貸付けの場合、ゆうちょ銀行に担保となる貯金をもっていることが条件です。

また上記の3つ以外にも、ゆうちょ銀行の住宅ローンや、かんぽ生命の契約者貸付制度を利用してお金を借りる方法もあります。

ゆうちょ銀行の住宅ローン、かんぽ生命の契約者貸付制度については、以下のページにてご確認ください。

ゆうちょの貯金担保自動貸付けでお金を借りる

ゆうちょ銀行の自動貸付

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付とは、ゆうちょ銀行で取り扱っている、以下2つの貯金を担保にお金を借りられる貸し付けのことをいいます。

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付
  • 定期貯金
  • 定額貯金

つまり自分が今まで積み立ててきた貯金を資金として、お金を借りる仕組みです。

ただしゆうちょ銀行口座をもっていれば、誰でも借り入れできるわけではありません

まずはあなたが現在貯金担保貸付の対象者であるかを確認するために、総合口座の通帳1ページ目をご覧ください。

定額自動貸付けの欄に〇がついていたら、貯金担保自動貸付けの利用対象です。

アトムくんスタッフのゆうちょ銀行の通帳

この場合とくに手続きは必要なく、すぐに融資を受けられます。

貯金担保自動貸付けの概要は以下のとおり。

担保
以下のうち、いずれか
  • 担保定額貯金
  • 担保定期貯金
貸付上限額
  • 定期預金、定額貯金に預けている額の90%以内
  • 総合口座1口座につき300万円まで
貸付期間 貸付日から2年 (担保になっている貯金が2年以内に満期を迎えるなら満期日が貸付期限)
貸付回数 制限なし
貸付金利
  • 担保定額貯金を担保とする場合:返済時の約定金利(%)+0.25%
  • 担保定期貯金を担保とする場合:預入時の約定金利(%)+0.5%

貯金担保自動貸付けの概要がわかったところで、貯金担保自動貸付けの利用手順を見ていきましょう。

貯金担保自動貸付けの利用手順

貯金担保自動貸付けは、定期貯金や定額貯金に契約した時点で自動的についてくるため、ATMや窓口でお金を引き出すだけで借り入れできます

申し込みや審査は不要で、ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使って預金をおろす感覚で利用できるのです。

通常口座残高がゼロの状態だとお金は引き出せません。

しかしゆうちょ銀行の自動貸付けを利用している場合は、残高がゼロでもお金を引き出せて、通帳の貸付残高にはマイナス金額で表記されます。

ゆうちょATMの利用時間

ATMの利用時間は以下のとおりです。

ゆうちょ銀行ATM ファミリマートに設置のATM
平日・土日 0:05~23:55 0:05~23:55
日曜日・祝日 0:05~21:00

ただしATMで引き出せるのは1日50万円まで

50万円以上の引き出しをしたい方、もしくはATMでの借り入れができなかった方は、必要書類をもってゆうちょ銀行や郵便局の窓口に出向く必要があります。

ATMでの借り入れができない人は窓口へ行こう

ATMでの借り入れができなかった方は、まず通帳の担保定期(定額)貯金の預け入れ明細の欄を確認してみてください。

お預かり年月日の前に<♯>の記載がある方は、自動貸付サービスが利用できない状態です。

50万円以上の引き出しをしたい方と同じく、以下の3点を用意して、ゆうちょ銀行や郵便局の貯金窓口へ向かいましょう。

用意しておくもの
  • 総合口座通帳
  • お届け印
  • 本人確認書類

本人確認書類は、顔写真入りの公的書類なら1点で手続きできますが、顔写真がない書類の場合は2点必要になります。

顔写真付きの公的書類 顔写真のない公的書類
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)
  • マイナンバーカード
  • パスポート・乗員手帳
  • 在留カード
  • 療育手帳
  • 戦傷病者手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 身体障害者手帳
  • 各種保険証
  • 国民年金手帳
  • 児童扶養手当証書
  • 特別児童扶養手当証書
  • 母子健康手帳

ゆうちょ銀行や郵便局窓口の一般的な営業時間は、9時~16時です。

店舗によっては17時まであいているところもあるので、以下より調べてください。

貯金担保自動貸付けの返済方法

貯金担保自動貸付けの返済方法は、借りた金額+貸付利子を普通預金口座に預け入れするだけです。

1回あたりの返済額は決まっていません。

貸付期間の2年以内に返済を完了すれば問題ありません。

総合通帳のマイナス表示がなくなれば、完済したことになります。

返済期限が近づくと、ゆうちょ銀行から『担保資金返済における通知』が郵送されるので、返済期間内に間に合うように返済してくださいね。

つぎに貯金担保自動貸付けのメリット・デメリットについて解説していきます。

利用するかどうか、迷っている人は参考にしてください。

ゆうちょ貯金担保自動貸付けのメリット・デメリット

貯金担保自動貸付けのを利用するメリットとデメリットは以下のとおりです。

メリット
  • 審査がいらない
  • 金利が低い
  • 即日で借り入れできる
デメリット
  • 担保がないと利用できない
  • 貯金額の90%までしか借りられない

貯金担保自動貸付けのメリット

まずはゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けのメリットを、順に紹介します。

審査がいらない

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けでは、審査がいりません

なぜなら積み立ててきた定期(定額)貯金が担保となるからです。

ゆうちょ銀行では借りたお金が返ってこなかった場合、強制的に定期(定額)貯金が解約されて払い戻しとなるため、貸す側であるゆうちょ銀行のリスクも低いといえます。

貯金担保自動貸付けは、条件さえ満たしていれば誰でも利用できるので、銀行や消費者金融で融資を受けにくい専業主婦や学生、無職の人でも利用できます。

未成年の場合、将来のためにお年玉を定期貯金に預けている親もいるのではないでしょうか。

どうしてもお金が必要になったときは、家族に相談してみるのもよいかもしれません。

即日で借り入れできる

前述のとおり貯金担保自動貸付けは、審査がいらないため、即日にお金を借りられます

即日融資が可能なカードローンは、消費者金融以外ではほとんどなく、銀行カードローンでは少なくとも借り入れまで2日以上かかります。

ゆうちょ銀行ATMや銀行窓口が受け付けている時間であれば、いつでも借り入れできるので、急な出費にも対応できますよ。

金利が低い

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けの金利は、担保定額貯金0.252%、担保定期貯金0.502(約定金利0.002%の場合)とかなり低めです

ほかの銀行カードローンを利用する場合、金利は以下のとおりです。

カードローン名 金利
三井住友銀行カードローン 年4.0%~14.5%
三菱UFJ銀行 バンクイック 年1.8%~14.6%
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0%

参考として20万円を1ヶ月借りた場合の利息概算を算出します。

三井住友銀行カードローンから上限金利14.5%で借りた場合
20万×14.5%÷365日×30日=2,383円
ゆうちょ銀行の担保自動貸付けの場合(担保定期貯金)
20万×0.502%÷365日×30日=82円

ご覧のとおり、1ヶ月の利息に2,301円もの差額が出ました。

借入額が多ければ多いほど、利息はさらに高くなり、借入期間が長ければ長いほど利息は膨らんでいきます。

貯金担保自動貸付けの金利の低さは、利用者にとって嬉しいポイントですね。

では貯金担保自動貸付けのデメリットは何があるのでしょうか。

貯金担保自動貸付けのデメリット

ここからは貯金担保自動貸付けのデメリットを解説します。

担保がないと利用できない

前述で述べたように、貯金担保自動貸付けは定期貯金や定額貯金といった、担保になるものがなければ利用できません

ゆうちょ銀行に普通預金しかない、そもそもゆうちょ銀行の口座がない人は、利用対象外なのです。

貯金額の90%までしか借りられない

ゆうちょ銀行貯金担保自動貸付けの貸付上限額は、担保貯金額の90%以内です

そのうえ総合口座1口座につき300万円までといった制限があります。

たとえば担保貯金額が30万円なら、27万円が貸付金額の限度です。

ほかの銀行系カードローンの借入限度額を見てみましょう。

カードローン名 借入限度額
三井住友銀行カードローン 10万円~800万円
三菱UFJ銀行 バンクイック 10万円~500万円
みずほ銀行カードローン 10万円~800万円

※借入限度額は審査により異なります。

どのぐらい積み立てをしているかにもよりますが、ご覧のように他銀行ほど大きな金額は借りられないのです。

以上が貯金自動貸付についての説明でした。

ゆうちょ銀行に担保となる貯金がない方は、口座貸越サービスも検討してみるとよいでしょう。

ゆうちょの口座貸越サービスでお金を借りる

ゆうちょ銀行の口座貸越サービスとは、ゆうちょ銀行の通常貯金の引き出しや公共料金・クレジットカードなどの引き落としの際、残高不足となると自動的にゆうちょ銀行が融資してくれるサービスです。

前述の貯金担保自動貸付けが利用できる場合は、自動的に貯金自動貸付が優先されます。

ゆうちょ_口座貸越サービス

引用:ゆうちょ銀行|口座貸越サービスのイメージ

口座貸越サービスは、通常貯金口座の残高がゼロでも、限度額の範囲なら自由に借り入れ・返済ができるため、銀行カードローンと同様のサービスといえるでしょう。

口座貸越サービスの概要は以下のとおりです。

担保 不要
貸付条件
以下の条件を満たす個人のお客さま
  • 日本国籍を有する方または永住許可等を受けている外国人の方
  • 契約時の年齢が満20歳以上70歳以下の方
  • ゆうちょ銀行の通常貯金を保有している方(通常ちょちき貯金は除く)
  • 安定した収入があり、継続してお取引が見込まれる方(年金収入も可、また無職の既婚者の方で配偶者がこの条件に該当する方)
  • ゆうちょ銀行所定の保証会社の保証を受けられる方
貸付上限額 10万円以上30万円以内(10万円単位)
貸付金利 年14.0%
※貸付利率は変動金利です。金融情勢等により変更いたします。

口座貸越サービスは、貯金担保自動貸付けとは違って担保がなくても申し込めます

現在使っている、ゆうちょ銀行の通帳やキャッシュカードをそのまま利用できるので、新しくローンカードを発行する手間もありません。

ただし担保がない分、審査に通る必要があるのです

口座貸越サービスは、ゆうちょ銀行の保証会社である、ゆうちょローンセンター株式会社の審査基準に満たなければ、サービス自体利用できません

口座貸越サービスの審査には約2週間かかります。

貯金担保自動貸付けのように、すぐに利用できるわけではないと覚えておきましょう。

Q.口座貸越サービスの申し込みから契約までは、どのぐらい時間がかかりますか。
A.申込書類に不備等がない場合、申し込みから契約まで2週間程度です。

また口座貸越サービスでは、毎月の返済額が1万円と決まっているため、少額からでないと返済が難しい方には、おすすめできません。

ゆうちょのクレジットカード「JP-BANK」キャッシング枠でお金を借りる

担保にできる貯金がない人は、「JP BANKカード」というゆうちょ銀行が発行するクレジットカードのキャッシング機能を利用する手段もあります。

ゆうちょ銀行が発行するクレジットカードの画像

引用:ゆうちょ銀行|クレジットカード

すでにJP BANKカードを利用中の人は、キャッシング枠があればATMや振り込みサービスで借り入れできます。

JP BANKカードのキャッシング可能額はカードの種類によって異なるので、以下をご参照ください。

カード名称 キャッシング可能額
Alente(アレンテ) 30万円
EXTAGE 社会人:50万円
学生:原則利用不可
一般カード MasterCard:30万円
Visa:30万円
CB:50万円
ゴールドカード 50万円

なお金利は、カードの種類にかかわらず年15.0%です。

どのカードでもキャッシングは可能ですが、申し込める年齢や年会費などの条件は各カードによって異なります。

詳しくは公式サイトのJP BANK商品性比較を確認してください。

クレジットカードのキャッシングはATMから現金を引き出す仕組みなので、利用明細を見られなければ、周囲にバレずに借り入れできるメリットがあります

ただしクレジットカードのキャッシング枠利用には、カード会社の審査に通過する必要があります

またJP BANKカードを新たに申し込んでから手元に届くまでは1週間以上かかるため、今すぐお金が必要な方には向いてません。

「今すぐお金が必要」という方は、消費者金融カードローンに申し込みましょう。

即日融資を受けられる消費者金融カードローン

ここでは最短即日融資が受けられる、おすすめの消費者金融を紹介します。

紹介する消費者金融は以下の2つ。

ここで紹介する消費者金融2社
  • アイフル
  • プロミス

最短18分で融資のアイフル

アイフルは最短18分で審査結果が出るので、最短即日融資の可能性が高いでしょう。

融資を急いでいる人にはとくにおすすめです。

またアイフルは、手持ちのスマホ1つで申し込み〜借り入れが完了します。

公式アプリを使えば、全国のコンビニATMで借り入れと返済ができるので、自動契約機や郵送物に抵抗のある人にもおすすめですよ。

アイフル_WEB申込なら最短18分融資も可能

金利 年3.0%~18.0%
融資限度額 1万円~800万円
貸付条件
  • 満20歳以上69歳までの方
  • 定期的な収入と返済能力を有する方
審査時間 最短18分
即日融資 最短18分
入会金・年会費 無料

※当社のご利用限度額が50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要。

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

24時間申し込み可能なプロミス

プロミスはインターネットで24時間365日いつでも申込可能です

ただし審査は、営業時間内の9時~21時までの対応となるので注意してください。

即日融資を希望する方は、営業時間内ギリギリの申し込みは避けて、午前中など時間に余裕をもって申し込みましょう。

また一般的に、初回借入時は最大金利が適用されます。

大手消費者金融の金利を比較してみましょう。

消費者金融 金利
プロミス 年4.5%~17.8%
アイフル 年3.0%~18.0%
アコム 年3.0%~18.0%
SMBCモビット 年3.0%~18.0%
レイク 年4.5%~18.0%

ほとんどの大手消費者金融カードローンでは、最大金利を年18.0%に設定している会社が多いなか、プロミスは最大金利が年17.8%と低めに設定されていますね。

利息を抑えて、返済の負担が少なく借りられるので安心です。

プロミスバナー

限度額 金利 審査時間 融資時間
最大500万円 年4.5%~17.8% 最短3分 最短3分※
学生 パート
アルバイト
職場に
電話なし
郵送物なし
原則、電話連絡なし
  • プロミス
    がおすすめな方
  • プロミス
    が不向きな方
  • 審査通過に不安がある方
  • 在籍確認電話を避けたい方
  • 最短3分で借りたい方※
  • 本審査前に借入額を知りたい方
  • 無利息期間を活用したい方
  • 過去に延滞履歴のある方
  • SMBCグループの商品の審査に落ちた方
ただし上記の場合でも、審査に通過できないと決まったわけではありません。 まずは1秒パパッと診断をお試しください。

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須です。
※高校生(定時制高校生含む)はお申し込みできません。
※18、19歳の方は契約にいたりづらい可能性があります。

取り扱い終了!ゆうちょでお金を借りるサービス一覧

郵便局でお金を借りる手段として、すでに取り扱いが終了してしまったサービスもあります

取り扱い終了となったサービスを一覧にまとめました。

サービス名 サービス概要
財産形成貯金担保貸付け 財形定額貯金、財形年金定額貯金または財形住宅定額貯金を担保にした借り入れサービス
国債等担保自動貸付け 利付国債や個人向け国債を担保にした借り入れサービス
カードローン 「したく」 スルガ銀行のローン契約を媒介したカードローン
パーソナルローン 夢航路 スルガ銀行と業務提携した8種類のフリーローン

上記のサービスはすでに終了しており、現在は利用できないので気をつけてください。

ゆうちょでお金を借りるに関するよくある質問

Q.ゆうちょ銀行の貯金自動担保貸付けを利用したいので、借入方法を教えてください。

A.ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使って、ATMや窓口でお金を引き出してください。

残高がゼロでも、通帳にマイナス記載されて借り入れができます。

Q.未成年でもゆうちょでお金を借りられますか?

A.ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けは、担保となる貯金さえあれば未成年や学生でもお金を借りられます。

保護者や親権者の同意書を提出する必要もありません。

Q.普通預金口座でも自動貸付けを利用できますか?

A.普通預金口座をもっているだけでは、自動貸付けを利用できません。

担保となる定額貯金または定期貯金を保有していることが必須です。

Q.ゆうちょの通帳マイナス金額はどこまで大丈夫ですか?

A.担保になっている貯金の90%以内、かつ総合口座1口座につき300万円までです。

Q.ゆうちょで利用できるカードローンはありますか?

A.現在ゆうちょ銀行で利用できるカードローンはありません。

過去にスルガ銀行のカードローン「したく」に申し込めましたが、現在は新規受付を終了しています。

まとめ

ゆうちょ銀行では、担保になる貯金さえあれば、誰でも審査なしで融資を受けられる貯金担保自動貸付けが利用できます。

ただし定期貯金や定額貯金は、本来満期日まで引き出さずに貯めておくものです。

将来に備えて貯蓄している人がほとんどだと思うので、減ったままにしておくのはおすすめできません。

返済できる見込みがある場合に、利用するとよいでしょう。

また担保となる貯金がない方は、口座貸越サービスやクレジットカードJP-BANKを利用してみるのもひとつの手です。

自身のライフスタイルにあった方法で、ゆうちょ銀行からお金を借りてくださいね。