携帯料金の滞納は他社キャリアでも契約できなくなる可能性も

更新日:2020/03/12

スマートフォン操作

今や、携帯電話やスマートフォンなしでは生きていけないなんて人も少なくありません。

しかし、もし携帯料金を滞納してしまうとどうなってしまうのでしょうか、疑問に持っている方も多いので確認しましょう。

携帯電話の回線停止

引き落とし日までに金融機関の口座振替ができないと、引き落としの1週間後をめどに支払いの督促状や請求書が届きます
振込用紙が同封されているキャリアもあります。

その間、SMS(電話番号を宛先にして送るメッセージ)やメール、あるいは電話がかかってくることもあります。

支払い期日は引き落とし日から10日~2週間後に設定されている場合が多いので、それまでにコンビニなどで支払えば何の問題もありません。

calendar_schedule

そのまま支払期日を過ぎていきますと、順次回線停止となります。

ポイントを貯めるため、携帯電話料金をクレジットカード払いしている人も多いかもしれません。
クレジットカード払いの場合、まずはクレジットカード会社から督促が来ます。
それでも滞納しているとクレジット会社からカードを止められ、それから別途通信事業者からの督促が来て、口座振替と同じような流れで回線が停止となってしまいます。

回線停止しても使えるサービス

回線停止してしまうと電話回線は利用できませんが、全ての機能が使えなくわけではありません。

auとNTTドコモでは着信はできませんが、ソフトバンクは着信が可能です。
auは、お客様サポートの電話番号である157だけはかけられるようになっています。

メールですが、ソフトバンクはSMSならば受信可能です。

Wi-Fiに対応している携帯電話であれば、Wi-Fiにつないで多くの機能を使えます。
通話もLINEやSkypeを利用すればWi-Fiを使ってできますし、フリーメールならば送受信は可能です。

回線再開には支払うのみ

回線を再開させるには滞納している未払い料金を支払えばいいのですが、注意しなければならない点があります。

まず、請求金額は強制解約させられるまでに支払う必要があります。

次に支払う金額ですが、一部だけでは回線再開されない場合がありますので、請求された滞納金額の全額を支払いましょう。

ちなみに、通信料や通話料だけ支払えばよいわけではなく、そこに利息や各種手数料がかかります。
通信料や通話料の延滞金は、年15%程度と消費者金融並みの延滞利息が発生します。
手数料は、請求書発行手数料や払い込み処理手数料、支払い時の手数料がかかります。
※関連:滞納請求書発行手数料のご請求について(SoftBank公式)

お金を計算する女の子

そして支払方法ですが、ドコモショップやauショップなど通信会社のショップ、ATMやコンビニでの支払い、コンビニの店頭設置端末、そしてクレジットカード支払いとなります。
クレジットカードの場合、利用者専用のサイトにログインして支払う方法です。
※関連:よくあるご質問「未払い分をクレジットで支払できますか?」(au公式)

支払い方法によって受付時間が異なり、回線再開されるまでの時間も、支払い方法や時間によって5分~12時間と幅があります。

強制解約だと他社携帯にも契約できない

それでも請求未払いが改善されないようですと、最短で2か月程度で強制的に解約となって利用停止になり、滞納分の一括返済を請求されます。

「強制解約になっても他のキャリアと契約すればいい」と思っている方、そんな甘くはありません。

例えばソフトバンクを強制解約されると、その個人情報が「電気通信事業協会」を通してNTTドコモやauなどでも共有されるため、こうなるとどこのキャリアでも新規契約はできません

これを避けるには、請求額の未払い分を全額返済するか、強制解約から5年間は携帯電話を持たないかのいずれかです。


5年間携帯電話を持てないなんて現代人にとっては、かなりツラい状況ですよね。
もし「少し待てば支払うお金が入ってくる!」という状態であれば、一時的にカードローンを利用して支払うというのも1つの手です。大手消費者金融であれば、最短即日融資を受けられる上に、初回30日間は無利息というサービスもあります。
無利息サービス期間内に全額返済すれば、支払う利子は0円。 強制解約になる前に、検討してみてはいかがですか?

裁判や差し押さえの可能性もある

強制解約の悪影響は、携帯電話ライフだけにとどまりません。
キャリアから委託された債権回収業者から請求が来ます。

なおも滞納を決め込んでいると、少額訴訟で裁判になる可能性もあり、この状況では、ほぼ相手側の訴えが認められます。

考える男性

相手の訴えが認められると、裁判所から一括で支払うよう命令され、なお応じないと最終的には給料や預金の差し押さえとなるのです。

専門家である弁護士を代理人にして、話し合いに応じるのがいいでしょう。

あらゆるローン契約が組めなくなる

お気に入りの機種があるが一括では買えない、そんなときに端末料金を分割払いで購入することがあります。

ショップで見る「実質0円」などは、割賦支払いを条件に端末代の支払いをなくしており、利用している方も多いのではないでしょうか。

端末の分割契約に関しては「割賦販売法」という法律が適用され、ローンで契約をしているのと同じ契約内容です。

実質0円の機種代金契約で滞納をしているのは、ローンの未払いと同じ扱いであり、そうなると「信用情報機関」に利用者の事故情報が記録されてしまいます。
これを「ブラックリスト入りする」と俗にいい、3か月程度の月数で割賦契約の未払いがあると事故情報(異動情報ともいいます)が登録されてしまいます。

無職の男性

延滞を解消しても5年間はブラック情報は消えません。

指定信用情報機関に信用情報開示請求を行なうと、信用情報閲覧が可能となりますので、確認してみるのもいいでしょう。
※関連:信用情報機関が持つ個人信用情報の開示方法

延滞ブラックのうちは、住宅ローンや要望別ローン、カードローン申込をしても、審査に通る可能性はほぼゼロです。

このように、携帯料金の支払い遅延が、本当にお金に困った時にも借りることができなくなる可能性があることを考えると、日頃から支払い状況には注意しなければなりませんね。