au PAY スマートローン

審査の早さで人気の大手消費者金融と同じく、審査にかかる時間は最短30分とスピーディ。申し込んだその日のうちに融資を受け取ることも可能です。

ただし、即日融資を受けるためには、借入方法を口座振替にしなくてはなりません。口座振替以外の借入方法を選択した場合には、審査結果の連絡は翌営業日以降となります。

また、金融機関が審査業務をしている時間内に申し込む必要があるので、14時ぐらいまでに審査が完了できるように申し込みをしましょう。

審査の状況はau PAY スマートローンサイトトップの「お申し込み後の審査結果確認」から確認することができます。

au PAY スマートローンの申込条件は以下です。

申込時にau IDが必要のため、携帯電話やインターネット回線のauひかりなどへの加入は必須です。

アルバイトやパートでも申込可能

申込者本人に安定した収入、いわば給与収入があれば、アルバイトやパート、契約社員や年金受給者でも申し込みが可能です。

しかし、逆を言えば「申込者本人に毎月の安定した収入がある人」のため、専業主婦（専業主夫）は例え配偶者に安定収入があっても、申込ができません。

au PAY スマートローンへの申込方法は2種類です。

アプリの場合、対応機種はAndroid OS 5.0 以上、iOS10以上です。

どちらを選んでも、申込手順は一緒ですので、詳しく説明していきます。

申込手順

au PAY スマートローンへの申込手順です。

お客さま情報の入力

インターネットで口座の登録

審査完了をメールで連絡（申し込み完了から最短30分）

審査結果確認～ご契約手続き

借入可能

即日融資を受けたい場合、先述の通り借入方法を口座振替にする必要があります。

登録口座への振込み対応時間は、午前4時～翌午前2時までです。日中の時間帯であれば、ほぼ利用できると言えるでしょう。

ただし、審査時間は信用機関などが動いている時間内なこと、各金融機関で振込対応時間が異なるため、14時ぐらいまでに完了しておくのが安心です。

下記メンテナンス時間は申し込みや対応ができないので注意してください。

口座の開設などは不要

カードローンであれば、一般的に返済用の普通預金口座を開設する必要があります。

しかし、au PAY スマートローンは自分のすでに持っている銀行口座を指定できるため、口座の開設が不要です。

三菱ＵＦＪ銀行などの都市銀、auじぶん銀行、セブン銀行のほか、地方銀行などにも対応してくれます。

au PAY スマートローンの申込には、本人確認書類が必要です。

第三者によるなりすましや詐欺などの犯罪防止のため、金融機関は申込者に対して本人確認を必ず行っています。

上記の書類を2点用意できない場合、上記書類に加えて以下のいずれか1点の書類が必要です。

日本国籍を持っていない場合には、あわせて「在留カード」または「特別永住者証明書」の提出が必要です。

申込者の条件により収入証明書類の提出が必要

au PAY スマートローンの利用限度額（最大50万円）と、他の貸金業者からの借り入れ残高の合計が100万円を超える場合など、申込者の条件によっては収入証明書類などの提出が必要です。

給与明細書以外の書類は、前年度分（直近分）のみ認められます。

また、au PAY スマートローンでは、給与明細書も収入証明書類として認められるのが手軽で便利です。

さらに、直近の賞与明細書（取得日より1年以内のもの）がある場合、給与明細書に併せて提出してください。
審査の際、返済能力があるとして利用限度額の増額につながる可能性が高くなります。

例えauユーザーであったとしても、au PAY スマートローンに申し込む際には審査があります。

審査の内容は他社と同様です。

上記の3つの項目が重要です。

在籍確認について

申し込み内容や勤務先情報の確認のため、携帯電話および勤務先に電話がかかってくるのが在籍確認です。

公式サイトの”よくある質問”の中には、「勤務先にお電話する場合は、お客さまのプライバシーには十分配慮し、担当者の個人名でお電話いたします」と記載されています。

au PAY スマートローンの利用が会社に伝わる心配はないでしょう。

他社借入件数（他社借入残高）が多い人は審査で不利

どんなカードローンでも言えますが、申込者に返済能力があるかという点は審査でとても重視されます。

他社からの複数借り入れている、他社からの借入合計が年収の3分の1程度になっている場合には、審査に通らない可能性が高いです。

複数借りているのであれば、申込までになるべく数を減らしてください。一般的に3～4社あると審査に通らないと言われているので注意してください。

信用情報に問題があるなら申し込みを延長しよう

クレジットやローンを利用した履歴は、個人の信用情報として「個人信用情報機関」に記録されます。

支払いの延滞記録、債務整理や任意整理、個人再生、自己破産などの記録が個人信用情報機関にあると、金融事故情報として取り扱われます。

auのスマートフォンの料金の遅延や延滞などの返済トラブルがあった場合、au PAY スマートローンを利用できない可能性が高くなります。

これらの記録は、数年で抹消されるので、信用情報に自信のない人はもう少し時期を見た方がいいでしょう。

au PAY スマートローンの借入方法は3種類あります。

それぞれを詳しく説明します。

au PAYへチャージする

ここまで何度かお伝えしましたが、借入れする金額を電子マネーとしてau PAYへチャージし、融資を受けることができます。

原則として 24時間365日利用可能です。

さらに、Pontaポイントも貯まるのでおすすめです。

セブン銀行ATMを利用する

「スマホATM」サービスを利用し、原則として24時間365日、カードレスでセブン銀行ATMから借入れすることができます。

Pontaポイントが貯まるなどの特典はありませんが、全国2万5,000台以上のセブン銀行ATMから現金を引き出すことができるため、急に現金が必要になったときに便利です。

ただし、取引額1万円以下は110円、取引額1万円以上で220円の手数料がかかります。

口座振込を利用する

申込時に登録した口座への振込で借り入れをすることもできます。

こちらもPontaポイントが貯まるなどの特典はありません。

また、振込先となる金融機関の受付対応時間の間でしか借り入れができないため、利用時間に注意してください。

au PAY スマートローンの返済日は毎月26日です。

返済方法は借入と同じく3種類あります。

口座振替で返済する

毎月26日に、口座振替の自動引き落としにて返済されます。

1円単位での返済が可能なので、完済時に活用すると無駄なく返済できます。

セブン銀行ATMで現金を入金する

借入れと同様にスマートフォンを利用し、スマホATMを利用してセブン銀行ATMで返済することもできます。

こちらは約定返済ではなく任意返済（繰り上げ返済）となるため、26日には再び引き落としがかかる点に注意しましょう。

また、1,000円単位の返済しかできないため、完済時などの端数の返済には利用できません。

さらに取引額1万円以下で110円、取引額1万円以上で220円の手数料がかかります。

指定口座への振込入金

au PAY スマートローンが指定する金融機関の口座へ、任意の金額を振込みし返済する方法です。

セブン銀行ATMで現金を入金する方法と同じく、任意返済（繰り上げ返済）となるため、26日には再び引き落としがかかります。

また、基本的に振込手数料は自己負担です。

指定口座と同じ金融機関の口座を持っていると振込手数料がかからずに済む可能性がありますので、自分の所有口座を確認しておくといいでしょう。

au PAY スマートローンの返済方法は「元利均等定額の借入時残高スライドリボルビング方式」です。

簡単に言うと、返済金額は一定ですが、元金と利息の割合が借入残高により変動します。

au PAY スマートローンでは、年2.9%〜18.0%の範囲内から金利が設定されるため、契約時の適用金利よって返済総額が異なります。

利息額は以下の計算式で計算できます。

一般的に初回申込時は最高金利を適用されることが多いので、18％という条件で利息を算出してみます。

公式サイトには返済シミュレーションもあるので、月々の返済額や返済月数などを確認したい人は利用してください。

最低返済額の公表はないが4000円と推定

カードローンの場合、借りた金額などに応じて約定返済額（最低返済額）が決まっています。

多くのカードローン会社は、毎月の最低返済額を1,000円～5,000円程度に設定しているのですが、au PAY スマートローンは実際どうなのか、返済シミュレーションで確かめてみました。

▼金利年18％で10万円を借りたと想定した最低返済額

1万円から10万円までは月4,000円、20万円であれば8,000円など、上記の表のような結果になりました。

au PAY スマートローンの最低返済額は金利にもよりますが、最低4,000円ずつ毎月返済すると考えておいてください。

積極的に繰り上げ返済を

元利均等定額の借入残高スライドリボルビング方式は、元金の返済が少ないことから月々の返済負担は軽いというメリットがあります。

しかし、完済までに時間がかかり、利息総額が増えることから返済総額が多くなってしまうというデメリットもあります。

手持ちの資金に余裕がある時には、積極的に繰り上げ返済（任意返済）を行うようにしましょう。