【金欠を救う?】自宅に眠る意外と高値で売れるものとは
更新日:2024/03/12
急な出費で一時的な金欠に陥ってしまうことは、多くの方が一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
そんなときは、断捨離もかねて自宅の不用品を売却してみるのはいかがでしょう?
不用品を売却すれば、部屋が片付く上にお金も手に入り一石二鳥です。
ただ「どうせ売ったって大した金額にならないでしょ?」と思う人もいますよね。
しかしもしかすると、ずっと眠ったままになっている不用品の中から、意外な値が付く掘り出し物が出てくるかもしれません。
そこでこの記事では、自宅に眠っている意外に高値で売れるものを大公開。
それだけでなく、どうやったら高値で売却できるのか、そのコツも紹介していきます。
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森野みや子 氏 -
アトムくん編集部の主婦ライター。
忙しい主婦(夫)にだってお金の悩みがつきもの。
みなさんに代わって、みっちり調べ上げた内容をわかりやすくお届けします!
自宅に眠る意外と高値で売れるもの
自宅にある物で意外に高値で売れるものは、大きく分けると以下の通りです。
- 電化製品
- 楽器類
- スポーツ用品
- 衣類
- 書籍
- 趣味のもの
- 硬貨や金券類
- ブランド品
電化製品
電化製品のなかでも、デジカメやビデオカメラ、ゲーム機本体などは高値が付く可能性が高いです。
また、最近生産終了となったVHSデッキも、昔撮ったビデオテープが見たいという需要が上がってきています。
家電のほかにも、DIYで使うコンプレッサーやマルチツールなどの電子機器なども人気です。
楽器類
購入すると高額になる楽器類のなかでは、ピアノやギターのほか、バイオリンなどに高額な売値が付きやすくなっています。
昔やっていたけれどもやめてしまった楽器などは眠っていることが多いので、ぜひ自宅や実家などを探してみましょう。
スポーツ用品
ゴルフクラブや釣りのロッドやリールなど、使い込んでもそれほど劣化しないスポーツ用品も高値が付きやすいもののひとつです。
こちらも楽器と同様、昔やっていて今はやめてしまった趣味のものに意外な値が付く可能性もあります。
衣類
衣類のなかで人気なのは、ブランド品や着物です。
着なくなった、サイズが合わなくなったなどでタンスやクローゼットに眠っている衣類を探してみましょう。
また、子ども服でも人気のブランド品なら高値が付くことも多いです。
書籍
書籍のなかでも、特定の資格試験の教材などはその資格に挑戦する人からの需要が高いため、高額がつきやすいです。
また、昔人気になった漫画で今リニューアルされアニメ化や実写映画化したもの、続編が出てブームが再燃しているものなども、高額になりやすいでしょう。
漫画は状態がよいだけでなく、巻数がそろった状態ならさらに売れやすく、高値がつきやすいです。
趣味のもの
アニメキャラクターのフィギュアやDVDセット、アイドルのコンサートグッズやノベルティ、トレーディングカードなどの趣味のものは、そのアニメやアイドルのものを求めている人からのニーズが高いです。
特に、販売終了になったり限定品だったりで、今では手に入らないものならより高値がつきやすいでしょう。
硬貨や金券類
記念硬貨や記念切手などを持っている場合、プレミアがついて高値で取引されることがあります。
ほかにも使わなくなった新幹線の回数券や、クオカードや図書券、ビール券などの金券も、現金化しやすいもののひとつです。
ブランド品
衣類と同じく、昔使っていたけれども好みが合わなくなった、または人からもらったけれども趣味が合わなかったブランド品などが眠っているかもしれません。
人気のハイブランドのバッグや財布、時計、アクセサリーなどブランド品を持っていれば、高値で取引できる可能性が高いです。
どこで売るのかも重要
意外に自宅のなかには、高値で売れるものがあったりするものですよ。
お金に困っているときに不用品から意外と高値で売れそうなものを探して売ってみると、臨時収入が得られる可能性が高くなります。
ところで、自宅に高値で売れそうなものが見つかった場合、古本屋やリサイクルショップなどの実店舗に売却する方法か、オークションやフリマアプリなどネット上で売却する方法がありますよね。
次に実店舗とネット、それぞれの売却方法のメリットを解説します。
実店舗で売却するメリット
自宅の不用品を実店舗で売却する場合のメリットは以下のものがあります。
- 素早く売却ができる
- 大量に売却したいとき手間がかからない
- 売却先を選ぶことで、幅広いものの売却ができる
一方で、実店舗で売却する場合のデメリットは以下のものです。
- 売却金額が自分で決められない
- 自分で持ち込む必要がある
では、実店舗で売却するメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。
実店舗で売却するメリット
実店舗では、持ち込んだ不用品をその場で査定、即日買取をしてもらえるためすぐにお金が必要というときに向いています。
また、一度に大量の売却したいものを持ち込んでも、まとめて査定をしてもらえるため、お金が欲しいだけでなく断捨離をしたいときにもまとめて不用品の処分ができるのもメリットです。
そして、実店舗は買取専門店とリサイクルショップに分かれます。
買取専門店は、古本、ゲーム、古着、ブランド品、金券ショップなど買い取るものを決めて買取をしている実店舗です。
専門店ならではの査定をしてもらえるため、あらかじめ売りたいものに合わせた買取専門店を利用すれば、高額で売却しやすいのです。
リサイクルショップは、不用品全般の買取をしている実店舗です。
そのため、買取専門店では買取を断られてしまったものや、売却できるか分からないものも、買い取ってもらえる可能性があります。
まずは買取専門店に持ち込み、その後リサイクルショップを利用するようにすると、より高額で売却できる可能性がありますよ。
実店舗で売却する場合のデメリット
実店舗で売却する場合のデメリットは、自分で売却する値段を決められないことです。
買取専門店でも、リサイクルショップでも買取査定のポイントが決まっており、それに沿って売却金額が決められます。
よって、自分では高値で売れそうと思ったものが納得のいかない価格だったり、買取を断られたりすることもあるのです。
特にリサイクルショップは何でも買取ができる代わりに、査定額が低めの傾向にあります。
どちらかといえば、不用品をできるだけ早く処分したい、1円でもいいから買い取ってほしい、というときにリサイクルショップはとても便利に利用できます。
また、大きなものを売却するなら自分で持ち込みをしなければいけません。
実店舗でできるだけ高く売却したいなら買取専門店を、それでも納得がいかなかったら次に紹介するネットで売却する方法を検討しましょう。
ネットで売却するメリット
ネットで売却するには、ネットオークションとフリマアプリを使った方法があります。
ネットで売却するメリットは以下の3つです。
- 自分の納得した価格や、それ以上の高額で売却できる
- いろいろなものを売却できる
- まとめてものを持ち込む必要がない
いっぽうで、ネットで不用品を売却するときには以下4つのデメリットが考えられます。
- 売却までに時間がかかる
- 梱包や発送などの手間がかかる
- 手数料や出品料がかかる
- トラブルに巻き込まれる可能性がある
順番に解説していきます。
ネット売却するメリット
ネットオークションもフリマアプリも、出品する価格は自分で設定できます。
さらに、オークションの場合は最低価格を決めてから出品するため、最終的には思わぬ高額で購入される可能性もあります。
納得できる価格や、できるだけ高額で売却したいときに、ネットでの売却の方がおすすめです。
さらに、オークションやフリマアプリでは違法なものや出品の規約に触れるもの以外なら、何でも出品できます。
実店舗で買取を断られたものでも、ネット売却なら高額で取引できる可能性もあるのです。
また、実店舗のように自分で売却したいものを持って足を運ぶ必要もないため、空いている時間を使っての売却も可能です。
ネット売却のデメリット
ネット売却は、すぐに売却や落札されることもある一方、なかなか買い手がつかないこともあります。
すぐに売りたいときには価格を下げたり、あきらめて実店舗に持って行ったりしなければいけません。
また、出品や取引連絡、売却後の発送などもすべて自分で行います。
手間がかかる作業が多いですが、梱包キットなどを上手に活用したりすれば、手間は軽減できるはずですよ。
ほかにもネット売却は出品や売却、売上金の振り込みなどのときに手数料がかかります。
今はスマホ決済アプリと連動して売上金をポイントとして使えるものも増えたため、できるだけ手数料を減らしたい人は、自分が使っているキャッシュレス決済サービスと連動しているものを選ぶとよいでしょう。
ネットで不用品を売却するときは思わぬトラブルに要注意
最後に、ネット売却では顔の見えない相手と直接取引を行うため、受け取り拒否や振り込みがされないなどの取引トラブルに巻き込まれる可能性があります。
取引を行う相手の評価や取引履歴をチェックするのはもちろん、運営事務局が仲介して売上金の支払いを行う、トラブルに巻き込まれたときの補償があるなどのサービスを利用すると安心です。
不用品を売却できるネットサービス
不用品を売却できる代表的なサービスには、以下のものがあります。
- ヤフオク!
- メルカリ
- ラクマ
- オタマート
- ジモティー
少しでも高く売るための方法
不用品を実店舗やネットで売却するとき、できれば少しでも高額で売りたいですよね。
ではここで、不用品を少しでも高く売るためのポイントを5つ紹介します。
- 売るタイミングを見極める
- 付属品があれば一緒に売る
- 劣化を防ぐために保管方法に注意
- ネットで売却するときは写真にこだわる
- 売却に適したところで取引をする
売るタイミングを見極める
お金が必要なスピードよりも、できるだけ高額で売却するのを重視したいなら、ものを売るタイミングを計るのが重要です。
衣類やブランド品は、流行に乗ったものやテレビなどで取り上げられたものなら、高額になる可能性があります。
また、漫画やアニメなどの作品も、ブレイクしているときや続編が出たときのほうが、価格が高騰しやすいです。
なお、電化製品に関しては移り変わりが早いため、型落ち前にできるだけ早く売るのがおすすめです。
付属品があれば一緒に売る
商品の入っていた箱やケース、その他のパーツ、説明書などの付属品があれば、必ず一緒に売るようにしましょう。
逆に付属品がない場合でも「○○がないため格安で」とあらかじめ欠損しているものを記載し、価格を安めにすると買い手がつきやすくなります。
劣化を防ぐために保管方法に注意
当然ですが、売却する品物の状態が良いと高値がつきやすくなります。
書籍は中に書き込みをしない、表紙焼けを防ぐために直射日光の当たる場所は避けるなどして保管をしましょう。
衣類はほこりがつかないようにカバーをかける、出品するときにはたたみシワやほつれ、汚れやシミなどをチェックするなどが重要です。
ネットで売却する場合は写真とテキストにこだわる
フリマアプリやオークションアプリなどを利用して、不用品をネットで売却するときは、商品写真にこだわってみてください。
同じ商品でも、写真のきれいさ1つで、まったく異なるものに見えることってありますよね。
きれいに撮られた写真の商品の方が、高値で売却できる可能性はぐっと上がります。
利用シーンを考えたテキストやイメージ写真が一緒にあるとより効果的です。
買い手の需要とぴったりマッチすれば、思わぬ高額で売却できるかもしれませんからね。
売却に適したところで取引する
実店舗なら買取専門店に持ち込めば、専門店ならではの査定が受けられ高額売却につながりやすいです。
オークションやフリマアプリなら商品カテゴリーを正しく選ぶことで、本当に購入したい人の目に触れることになり、買い手も高額での売却もしやすくなります。
商品によってどこでどう売るかを考え、適切な取引場所に持ち込むのが、高額売却の第一歩です。
今すぐお金が必要な場合の解決策
「売却する不用品がない、けれども今すぐお金が必要」という場合には、一時的に少額必要な場合に限り、カードローンを利用する方法があります。
たとえば10万円借りるなら、30日間の完済で、利息負担は0円~1,644円以内に抑えれるからです。
なかでも無利息期間のある大手消費者金融カードローンなら、無利息期間内の完済で利息は0円になります。
ただしカードローンを利用する場合は、給料日までのつなぎなど、無利息期間の間で無理なく返済できる金額の借入に留めておくのが重要です。
まとめ
お金が必要な場合、自宅に眠っている不用品を実店舗やネットで売却すると、思わぬ高額がつく可能性があります。
自分がすぐにお金が欲しいか、できるだけ高額で売却したいか、断捨離も兼ねたいかで利用する実店舗やサービスを選んでみてください。
自宅に売却できるものが見つかれば、自分にぴったりの実店舗やネットのサービスを通じて、さっそく売却してみましょう。