在籍確認の有無をクレジットカード会社に質問!在籍確認は怖い審査じゃない

更新日:2021/07/06

クレジットカードを作る際におこなわれる在籍確認。

クレジットカードを作る際におこなわれる在籍確認

在籍確認をパスできないとカード発行されないという不安から、過度に心配していませんか?

「クレジットカードを知る」というサイトが、クラウドワークスを利用して300人にアンケート調査を実施した結果、クレジットカードを作るときに在籍確認があったと回答したのは19%でした。
※クラウドワークスとは、ネット上で仕事の発注・受注ができるサイトのこと

アンケート結果から分かるように、クレジットカードを作る時の在籍確認は絶対に実施されるわけではありません。

しかし、「どんなことを聞かれるんだろう?」「在籍確認に対応できなかったらどうなるんだろう?」など、在籍確認への不安は拭えないでしょう。

この記事を読めば、在籍確認に関する不安や疑問を解決できるので、是非参考にしてください。

まずは、なぜ在籍確認という審査があるのか、理由をお伝えします。

利用者の信用力を確認する在籍確認

クレジットカードを使って商品を購入すると、その場で現金は利用しません。

クレジットカード会社から請求が来るまで、ちょっとした借金になりますよね。
その間、クレジットカード会社はあなたの支払いを立替えているので、回収できずに貸倒れになるのは困ります。

貸倒れにならないためにも、クレジットカード作成の申込みがあった際、ちゃんと支払ってくれる人かどうか確かめるために審査の一環として在籍確認を実施するのです。

この実施には、クレジットカード会社側に2つの目的があります。

  1. 虚偽の勤務先でないかをチェック
  2. 信用力の最終チェック

【1】虚偽の勤務先でないかをチェック

クレジットカードの申込時に、勤務先の連絡先を申告します。
ほとんどの人は本当の勤務先を記入しますが、中には嘘をつく人がいるんです。

例えば、無職なのに適当な会社名を書いたり、勤務していない職場を記入したり。
他にも、アリバイ会社といって在籍確認対応をするペーパーカンパニーがあり、その会社名を利用する人もいます。

このように申告された内容を鵜呑みにして、働いていない人にカードを発行してしまい、利用金額を支払ってもらえないというリスクを避けるために在籍確認をおこなうのです。

もちろん、申告どおりの勤務先に勤めていて安定収入(返済能力)がある人だと分かれば、クレジットカード会社は安心してカードを発行できます

【2】信用力の最終チェック

クレジットカードの審査にはスコアリング(属性審査)、個人信用情報照会、在籍確認の3段階あります。

<クレジットカードの作り方>
申込み
クレジットカードの作り方
スコアリング(属性審査)
クレジットカードの作り方勤務先や年収などをチェック
個人信用情報照会
クレジットカードの作り方クレジットカードやカードローンなどの利用履歴・金融事故情報などをチェック
在籍確認

スコアリングとは、さまざまな属性を点数化してカード発行しても良い人かを算出する方法。

たとえば、住居形態でいうと賃貸マンションよりも持ち家の点数が高く、雇用形態ならアルバイトより正社員の方が高得点です。

安定収入と返済能力を数値化して審査に反映させます。

個人信用情報とは、申込者の住所や勤務先などの個人情報と他社借入の有無や金融事故などが集約された情報のことです。

個人信用情報機関という3つの期間で管理され、登録している会社は他社が記録した情報を閲覧可能。

スコアリングや個人信用情報を確認して、過去に返済延滞があったり債務整理などの金融事故があったりすると、支払い能力が疑わしくなります。

在籍確認は「スコアリング(属性審査)」「個人信用情報照会」この2つの審査で発生した疑念を払拭するための方法でもあるんです。


在籍確認が実施される目的や必要性が分かったところで、具体的にどんな方法で何を聞かれるのかを次項で紹介します。

在籍確認は1分もかからない

在籍確認は、申込書などに記載されている電話番号に連絡する審査です。

電話をかける際、クレジットカード会社は以下のように会社名もしくは個人名を名乗ります。

「○○カードですが××さんいらっしゃいますか?」
「鈴木と申しますが○○さんいらっしゃいますか?」

在籍確認と言っても、聞かれる内容は名前・住所・生年月日くらいです。

「××様でお間違いないでしょうか?」と、本人確認だけの場合もあるので、ものの数秒で終わることもあります。

本人が電話に出なくても在籍確認は完了する

在籍確認は必ずしも本人が対応する必要はありません。

仕事内容が営業職の人などは常に社内にいませんからね。

本人が会社に在籍していることが分かればOKなので、以下のような対応がされれば在籍確認は完了します。

同僚

同僚
はい、こちら株式会社○○です。

審査担当者

審査担当者
もしもし、山本と申し込ますが、(申込者)様はいらっしゃいますか?

同僚

同僚
ただいま(申込者)は外出中(離席)しております。

審査担当者

審査担当者 山本さん
そうでしたか。個人的な要件ですので、また改めて携帯にかけることにします。失礼いたします。

このように対応されれば勤務していることを確認できるので、本人が電話に出なくてもOKなのです。

在籍確認は本人が働いていることが分かればOK

会話の流れ上、「また折り返す」と言い残される場合がありますが、本当にかけ直されることはありませんし、かけ直す必要もありません。

ただし、カード会社によっては本人が出るまでかけるときもあるので、あなたが社内に不在のときや離席中にあなた宛ての電話があったことが分かり、在籍確認かなと思ったのなら、自らカード会社に連絡してください。

また、個人情報保護の観点から在籍確認に対応していない会社もあります。

会社が在籍確認に対応してくれない場合は、申込んだクレジットカード会社に相談してください。

会社員以外への在籍確認

会社員などの正規雇用者以外の人は、勤務ペースがバラバラであることが多く、在籍確認が取りづらいです。

そんな人たちの在籍確認はどのようにおこなわれるのか雇用形態別で見てみましょう。

【1】アルバイト・パート

アルバイトやパートの場合、本人の連絡先に電話をかけて本人確認だけで終了することがあります。

ただし、収入の安定という意味で正規雇用者より非正規雇用への信用力は低いので、在籍確認が取れなければ審査落ちにする場合もあるでしょう。

申込時に、「在籍確認をするなら○曜日の×時までにお願いします」のように在籍確認のタイミングを相談すると良いですね。

【2】派遣社員

派遣元である派遣会社に電話をしても本人に繋がることはまずありませんよね。

派遣会社は個人情報保護の観点から在籍確認に対応しない姿勢の会社も多く、それはカード会社も理解しています。

派遣先の電話番号を申告しても、たまたま派遣されている会社なので派遣社員を把握して対応できる会社がどれくらいあるか疑問です。

「××という者は当社にはおりません」なんて返答されたら在籍確認失敗ですから、審査落ちというリスクもあります。

申込時に派遣で働いていることをカード会社に伝えて、在籍確認について相談してください。

【3】学生

18歳以上の学生なら、学生専用のクレジットカードを作れます。

三井住友カードが掲載している記事によると、学校名や学年などの確認と、住所や電話番号からクレジットヒストリーを確認するようです。

アルバイトをしているなら”【1】アルバイト・パート”と同様の対応が望ましいですね。

【4】自営業

起業しても自宅を拠点にして事務所を構えない人も少なくありません。

この場合、自宅の電話番号を申告しても在籍確認は完了しません
また、事務所を構えていても固定電話がなく、仕事専用であっても携帯電話の番号では在籍確認ができません

この場合は、確定申告書や納税通知書、所得証明書の公的書類を提出するなどの方法が提案されるでしょう。

ちなみに専業主婦は働いていないので在籍確認はありません。

ただし、本人に返済能力がないので世帯主の収入などを確認される場合があります。

在籍確認をスムーズにする方法

在籍確認の電話がスムーズに本人へ繋がるよう、確実に自分がいる場所にかかる電話番号を申告してください

大代表よりも自分の部署直通の電話番号が良いですね。

在籍確認は会社にかけることに意味があるので、個人の携帯電話はダメです。

外回りが多いからと、会社から支給されている携帯電話の番号を申告しても意味がありませんよ。

自営業の人は、固定電話を開通させてからカードを作るのも1つの方法ですね。

固定電話があることで、カード会社の信用度も上がり、スコアリングに良い影響を与えますよ。


在籍確認がどのようにおこなわれるのか分かったものの、そもそも在籍確認の電話であることを隠したい人もいますよね。

次項では、在籍確認だとバレやすいケースとその解決法を紹介します。

在籍確認だとバレたくない人の解決策

クレジットカード会社は、本人以外がどれだけ用件を聞いても在籍確認だとは明かしません。

その対応が怪しく、人によっては「在籍確認かも?」と感づく人もいます。

ほかにも在籍確認だとバレるケースはありますが、対策法があるので安心してください。

【バレるケース1】新入社員への電話

カード会社が個人名だけを名乗る場合、それだけで怪しいと言えば怪しいです。

会社にかかってくる電話のほとんどは「○○会社の××と申します。いつもお世話になっております。」という台詞が多いですからね。

特に新入社員あてに個人名の電話がかかってくるというケースは非常に稀。

新入社員は対外的にまだ知られていないことがほとんどだからです。

在籍確認の電話に対応した人から「××って人から電話があったけど知ってる?用件を聞いても教えてくれないし。」と詰め寄られてバレる可能性があります。

本人の対応でバレる

 

【バレるケース2】本人の対応でバレる

本人が在籍確認に対応している時、電話口で名前・住所・生年月日を伝える場合があります。

会社でそんな事を伝えるケースってあんまりないので、その場面を見ていた人に「今の電話何?」と問い詰められてバレるかもしれません。

【対応策】

シンプルに何を聞かれても多くを語らず、「問題ありません」と言い切るのが1つの方法です。

でも、問い詰められると言い訳がましくなって、ますます怪しまれる場合もありますよね。

そうならないために、事前に在籍確認があることを伝えておくのも1つの手です。

職場環境によっては、事前告知が難しい場合もあるでしょう。

そんな時は、問い詰められた時にだけ正直に伝えれば良いのです。

クレジットカードを作ることは、そんなに後ろめたいものじゃないですよ。

日本クレジット協会の調査によると、2019年12月現在のクレジットカード契約数は2億6326万枚。

日本人口は約1億265万人なので、1人2.56枚を所持している計算になります。

だから、クレジットカードを申込んだので在籍確認があるかもしれないと伝えたところで、そんなに印象は悪くないはずです。


クレジットカードの在籍確認が怖くないと分かっても、在籍確認がおこなわれる確率を知りたい人もいますよね。

実際に在籍確認が実施されるのは2割程度です。

では、どんな人がこの2割に該当するのでしょうか。

次項で紹介します。

在籍確認される6つの可能性

在籍確認される可能性が高いケースにはどんな事が考えられるでしょうか。

クレジットカード会社が在籍確認を取らないと不安だと思う人のポイントを6つ紹介します。

【1】クレヒスが悪い

過去現在、必要な支払いが遅れていたり債務整理などの記録があったり、クレジットヒストリーの印象が悪いと在籍確認をする可能性が上がります。

【2】クレヒスがない

個人信用情報機関にクレヒスがないのは、現金主義だと考えられてプラスに作用されると思いませんか?

実は、年齢によってはクレヒスがないのはマイナスポイントになるんです。

クレヒスがない人のことをスーパーホワイトと呼びます。
今までに支払いを後払いにしたことがない人だけがスーパーホワイトではありません。
自己破産など債務整理をおこなった人も5年~10年でクレヒスがリセットされます。

カード会社は、スーパーホワイトの人が現金主義者なのか債務整理をした人なのかを記録だけでは判断できません。

判断材料を増やすために、スーパーホワイトの人は在籍確認される可能性が上がります。

また、30代以上の人が今までに分割払いなどの後払いを利用したことがないのは不可解だと考えられるため、在籍確認対象者になり得るのです。

【3】キャッシング枠あり

作りたいカードにキャッシング枠が付帯していると、融資をする可能性があるので在籍確認されやすいです。

可能であればキャッシング枠を外し、在籍確認される確率を下げることを検討してください。

【4】勤続年数が短い

今の会社に勤めて間もない状態だと、「安定収入がないのでは?」と疑念を持たれます。

入社間もなかったり転職直後に申込んだりするよりも、社歴を積み上げてからの申込みがおすすめです。

また、転職を繰り返している人も仕事が長続きしない人と判断されやすく、在籍確認が実施されやすいでしょう。

【5】借金がある

現在、返済中の借金がある人は在籍確認されやすいです。

消費者金融などからお金を借りているということは、現在お金が足りていないわけですからね。

返済能力があるか見極める必要があります。

【6】情報が変更されている

信用情報と申告内容を見比べたときに、変更点があると在籍確認がされやすいです。

会社名が変更されていたり住所が変わっていたり、記録と合わない場合は生活(属性)に変化あったと推測されます。

スコアが変わるなら調査せねばなりません。


あなたが誰かにお金を貸そうとするとき、確かめておきたいポイントがあればハッキリさせたくなりますよね。

カード会社も同じ気持ちだと考えれば、在籍確認される可能性のありなしは納得だと思います。

最後に、在籍確認がないと囁かれているカード会社が本当に在籍確認をしないのか、調べたのでご覧ください。

在籍確認なしと言い切るカード会社はない!

在籍確認は怖くないのは分かっているけれど、ないならない方が良いと思う人もいるでしょう。

ネット上には、「ここは在籍確認ないですよ!」と紹介されているカード会社がいくつもあります。

本当に在籍確認がおこなわれないのか確かめるために、「在籍確認がない」と紹介される頻度が多い5社に電話取材を実施。

「本当に在籍確認はありますか?」と聞けば、「必ずおこないます」「場合によってはおこないます」と言われるので、質問内容は以下のようにしました。

質問内容:
クレジットカード作成の審査時に在籍確認がありますよね?電話ではなく、書類などでおこなってもらうことは可能ですか?

さて、どのような結果になったのでしょうか。
以下の表をご覧ください。

カード会社名 可否 詳細
アコムACマスターカード
  • 書類対応できる
  • 健康保険証や給与明細など、会社名が入った書類の提出が必要 
電話番号:0120-629-215
受付時間:平日9時~18時
イオンカード
  • 申し訳ないが書面では対応できない(会社名は名乗らない)
電話番号:0570-071-090
受付時間:9時~18時(年中無休)
オリコカード
  • 在籍確認は必ずおこなうものではない
  • ただし、おこなう場合は電話で確認する
電話番号:地域により違う
(地域を選ぶと電話番号が表示される)
三井住友VISAカード
  • 日時を変えて6回かけ直したが、混雑のため取り次いでもらえず。
電話番号:0570-200-931
受付時間:10時~17時(12/30~1/3はお休み)
楽天カード
  • 日時を変えて6回かけ直したが、混雑のため取り次いでもらえず。
電話番号:0570-66-6910
受付時間:9時半~17時半

電話での在籍確認を絶対に回避したい人は、書類対応ができると言い切ってくれたアコムACマスターカードへの申込みが安心ですね。

できれば在籍確認されない方がいいなという人は、オリコカードのように在籍確認は必ずおこなうものではないと言ってくれている、在籍確認実施の確率が低いカード会社を選択したいですね。

三井住友VISAカード楽天カードは、いつかけても電話が混み合っているようでオペレータに繋いでもらうことはできませんでした。

確認したいことがある時は、日にちに余裕を持って問い合わせることをおすすめします。

まとめ

実施率が2割程度とは言え、在籍確認が絶対にないクレジットカード会社はありません
でも、申告内容に嘘がなければ、在籍確認は怖い審査でないと分かってもらえたと思います。

審査通過のために嘘をついてもすぐにバレますよ。

クレジットカードを作るのは後ろめたいことではありません。
在籍確認があっても堂々と対応してくださいね。