外壁塗装の費用は高い?費用を抑えるなら見積もり比較と助成金が必須
更新日:2024/04/22
築10年以上の一軒家に住んでいるみなさん、外壁塗装はお済でしょうか?
外壁塗料の耐用年数が約10年(5年~20年)のため、10年に一度はやっておくべき外壁塗装。
しかし、築10年以上の一軒家に住んでいる236人を対象にアンケートを実施したところ、半数にも満たない92人しか外壁塗装を行っていないことがわかりました。
また、外壁塗装に対する不安を答えてくれた136人の内73人(53.7%)が、「費用が高額になることや相場感が不安だった」と回答。
外壁塗装に対する不安 | 回答数 |
---|---|
費用が高額になること、相場感が不安 | 73人 |
業者選びが不安 | 37人 |
イメージ通りの仕上がりになるか不安 | 22人 |
近所迷惑にならないか不安 | 4人 |
外壁塗装の金額がネックになって、外壁塗装に踏み切れない人が多くいることが分かったんです。
いっぽうで、外壁塗装をした人の回答の中から、外壁塗装の費用を上手く抑える方法も判明しました。
この記事では、今回のアンケート調査で判明して、外壁塗装の費用を安くするための方法を紹介します。
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2級FP技能士 田中 宏一郎 氏 - 2級FP技能士。これまでに5社の消費者金融カードローン(アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット・LINEポケットマネー)、3社の銀行カードローン(楽天銀行スーパーローン・三井住友銀行カードローン・みんなの銀行ローン)と契約。過去には父の借金で一家離散を経験するも、奨学金のおかげで大学進学。奨学金の完済と同時に住宅ローンの返済がスタート!借金の酸いも甘いも知るアトムくんの編集長。
外壁塗装の費用を安くする方法は複数社の見積もり比較と助成金
外壁塗装の費用を安くするには、複数社の見積もり比較と助成金の活用が必須です。
まずは見積り比較でどれくらい費用が安くなるのかを見ていきましょう。
複数社の見積もり比較で40万円安くできる
外壁塗装の見積もりを比較した人と比較していない人では、外壁塗装の費用に442,530円の差が出ていました。
平均費用 | 回答数 | |
---|---|---|
比較した人 | 929,714円 | 36人 |
比較していない人 | 1,372,244円 | 56人 |
助成金を活用すれば50万円以上安くできることも
また、外壁塗装に助成金が使えることを知っていた人と知っていない人では、外壁塗装の費用に560,801円の差がついたんです。
平均費用 | 回答数 | |
---|---|---|
助成金を知っていた人 | 713,846円 | 13人 |
助成金を知らなかった人 | 1,274,647円 | 79人 |
では、外壁塗装の費用を比較したうえで、助成金を活用した人は、どれくらい費用を抑えることができたのでしょうか。
見積り比較と助成金を組み合わせると大幅に費用が抑えられる
外壁塗装の見積もり比較と助成金の両方を活用した人は、どちらも活用していない人と比較して、外壁塗装の費用が705,913円も抑えられていることがわかりました。
平均費用 | 回答数 | |
---|---|---|
比較+助成金 | 708,000円 | 10人 |
助成金のみ | 733,333円 | 3人 |
比較のみ | 1,018,400円 | 24人 |
両方なし | 1,413,913円 | 47人 |
この結果から、外壁塗装の費用を安くしたいのなら、複数社の見積もり比較と助成金の活用が必須だと言えそうです。
外壁塗装の相場はどれくらい
そもそも一軒家の外壁塗装にかかる費用の相場はどれくらいなのでしょう。
本アンケートによる外壁塗装の平均費用は、1,187,857円でした。
外壁塗装のポータルサイト:ヌリカエの調査によると、一軒家の外壁塗装の費用は平均109万円とのことなので、間違いない数字でしょう。
おおよその内訳は以下の通りです。
注意したいのは業者の交通費や駐車場代、事務手数料などが含まれる<その他の費用>。
業者によって違いが出やすい費用なので、やはり複数業者の見積もりを比較して、慎重に業者選びをするべきですね。
外壁塗装につかえる助成金とは
自治体によっては、省エネ・断熱工事を行うときに使える助成金が外壁塗装にも適用されます。
たとえば東京23区の場合、ヒートアイランド現象を防止するために、屋根の遮熱塗装に対しての助成金が豊富。
省エネルギー化を推進するために、遮熱塗料を使った外壁塗装にも助成金が出る自治体もあります(台東区、品川区など)。
参考:ヌリカエ | 東京都で外壁塗装に助成金が下りる市区町村は?金額・条件・申請方法も解説
助成金の金額は平均して20万円(10万円~50万円)ほど。
外壁塗装の費用が平均109万円なので、助成金を活用すれば、費用を約20%抑えられますよ。
外壁塗装で助成金がもらえる条件は以下の通り。
ただし助成金は自治体ごとに条件や申込期日が異なるため、確認が必要です。
しかもコロナの影響で役所の対応も煩雑になっているため、予算や期限を早めに確認して、打ち切り前に申請する必要があります。
面倒な助成金申請と相見積もりの解決方法はコレ
面倒な助成金申請をサポートしてくれるサービスがヌリカエ。
ヌリカエは、外壁に関する簡単なアンケートに答えるだけで、使える助成金を教えてくれるサービスです。
それ他にも、以下のサポートが全て無料で受けられます。
- 助成金申請のアドバイス
- 最大4社の相見積もり依頼
- 助成金申請に協力的な業者の紹介
- 相見積もりを依頼した業者へのお断り代行
つまり面倒な助成金申請と相見積もりは、全てヌリカエにお任せすれば解決するんです。
外壁塗装の費用を抑えたいのなら、ヌリカエを使って、使える助成金と優良業者を見つけておきましょう。
まとめ
築10年以上の一軒家に住んでいれば、外壁塗装をする必要が出てきます。
しかし今回のアンケート調査の結果、外壁塗装の高額な費用がネックになって、外壁塗装をしていない人がたくさんいることがわかりました。
いっぽう、外壁塗装の費用を安く抑えられた人は、複数社の見積もりを比較し、加えて助成金を活用していると明らかに。
費用に対する不安から外壁塗装に踏み出せない方は、まずはヌリカエを使って、複数社に見積りを依頼したり、自治体の助成金が活用できないか調査したりすることをおすすめします。
田中 宏一郎
一軒家を購入すると、メンテナンスは自分で行う必要があります。
外壁・屋根の塗装は、1回あたり100万円前後の出費が伴いますが、それを放っておくと、300万円程度の修繕工事をしなければならなくなります。
一軒家を購入した段階から、外壁塗装のための貯蓄するなどの計画を持っておくといいですね。