アコムの返済方法はどれを選ぶべき?選び方のポイントや返済額を減らす方法を紹介

更新日:2024/04/08

アコム_返済方法

アコムの返済方法は、店頭窓口での支払いや口座振込など、全部で6種類あります。

手数料がかかってくるものや相談しながら返済を行えるもの、24時間対応可能なものなどがあり、特徴はそれぞれです。

この記事では、

「初めてアコムでお金を借りてはみたものの、返済方法をよく理解していない」
「最適な返済方法がわからない」
「返済額を減らす方法を知りたい」

という人に向けて、アコムの返済方法をわかりやすく解説していきます。

この記事の内容
  • アコムの返済方法をすべて知りたい
  • どの返済方法がいいのか知りたい
  • 返済総額を減らす方法はあるのか知りたい

これらの疑問に答えていきますので、当てはまる方はぜひ記事の最後まで読んでください。

この記事の執筆
2級FP技能士 田中 宏一郎 氏
アトムくん編集長_田中
2級FP技能士。これまでに5社の消費者金融カードローン(アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット・LINEポケットマネー)、3社の銀行カードローン(楽天銀行スーパーローン・三井住友銀行カードローン・みんなの銀行ローン)と契約。過去には父の借金で一家離散を経験するも、奨学金のおかげで大学進学。奨学金の完済と同時に住宅ローンの返済がスタート!借金の酸いも甘いも知るアトムくんの編集長。

アコムの返済方法

アコムの返済方法は、全部で6つあります。

6つの返済方法のメリット・デメリットは以下のとおりです。

6つの返済方法のメリット・デメリット
返済方法 メリット デメリット
インターネット返済
  • 24時間いつでも返済可能
  • 手数料無料
メンテナンス時間がある
アコム専用ATM
  • ローンカードがなくても返済可能
  • 手数料無料
提携ATMと比較して、設置個所が少ない(全国に約900台※)
提携ATM
  • ATMが設置されたコンビニで返済可能
  • 全国に約50,000台※
手数料がかかる
店頭窓口
  • 返済額の減額などを相談した上で返済を進められる
  • 手数料無料
アコム店舗数自体が少ない
口座振込 1,000円以下の少額の返済に対応
  • 手数料がかかる
  • 振込に行く手間がかかる
口座振替
  • 自動引き落としなので手間がかからない
  • 手数料無料
返済日が固定される

ではそれぞれの返済方法について、詳しく紹介します。

インターネット

インターネット返済とは、インターネットから手続きするだけで、普段利用している口座からアコムへ返済できるサービスです。

Pay-easy(ペイジー)というネットワークを利用し、金融機関と収納機関を結び、24時間いつでもどこでもスマホやパソコンから返済可能となっています。

返済の手順は、”会員メニュー”から手続きする場合と”インターネットバンキング”から手続きする場合によって異なります。

具体的な返済方法は、次の通りです。

【アコムの会員メニューで返済手続きを進める場合】
  1. アコムに会員メニューにアクセスし、会員ログインをする
  2. メニュータブにある”インターネットでの返済”を選択
  3. 返済口座や返済金額の入力を行う
  4. 内容を確認したら、確認ボタンを押す
インターネットバンキングで返済手続きを進める場合
  1. “金融機関でお手続きを進める”ボタンを押して、インターネットバンギングにログインする
  2. 決済口座の指定する
  3. 手続きが完了する

手続きが済んだら、30分以内にインターネット返済が完了となります。

事前にアコムのインターネット返済が可能な金融機関にてインターネットバンキングの契約が必要なので、注意しましょう。

ATM返済

ATM返済には、以下の2つがあります。

ATM返済方法の種類
  • アコム専用ATMを利用する
  • 提携ATMを利用する

それぞれ特徴を解説します。

アコム専用ATM

アコムの有人・無人店舗(自動契約機)に併設された、アコム専用ATMで返済する方法です。

返済手数料が無料なので、お得な返済方法といえます。

返済の手順は次の通りです。

返済の手順
  1. カードをAtmに入れる(カードがない場合でも別途対応あり)
  2. 4桁の暗証番号を入力する
  3. [ご返済]ボタンを選択する
  4. 返済額を投入する
  5. 金額が正しければ[確認]ボタンを押す
  6. 明細書とカードを受け取る

コンビニなどの提携ATM

アコムの提携ATMは設置箇所が多い(全国に約50,000台)ため、場所を選ばず行える返済方法です。

返済の手順は次のとおりです。
※ここではセブン銀行を例に紹介します。

返済の手順
  1. カードをATMに入れる
  2. [ご入金(返済)]を選択する
  3. 4桁の暗証番号を入力する
  4. 入金する口座を選択する
  5. ご希望の返済取引を選択し、返済額を投入する
  6. 入金内訳を確認し、返済額と相違がなければ[確認]ボタンを押す
  7. 明細書とカードを受け取る

最後に返済完了を示す明細書とカードが出てきます。

これを受け取ったら返済手続き完了です。

店頭窓口

店頭窓口での返済は、返済額位の減額などを直接相談しながら返済できます

返済の手順は次の通りです。

1.相談を行う

アコムの店舗が営業している平日9時半~18時の間に店舗へ行きます。

「千円未満の返済はどこで支払ったら良いか?」など、相談内容を整理してから担当の方と相談を行いましょう。

2.相談の結果に応じて返済を行う

相談が終わったら、その相談結果をもとに返済を行います。

店頭窓口で返済を済ませてもいいですし、相談した結果「口座振込で返済したい」と思ったら、口座振込で返済しても大丈夫です。

口座振込

口座振込での返済は、1,000円以下の少額の返済にも対応しています。

返済の手順は次の通りです。

1.振込口座番号を事前に確認

まずは、振込に使用する口座番号を確認しておきます。

アコム公式サイトで会員ページにログインし、会員メニューの[返済時の振込入金口座照会]をクリックすると、口座番号を確認できます。

2.一般的な振込と同様にして振込操作を行う

ATMへ行ったりインターネットバンキングを利用したりして、指定口座に振込を行います。

返済額を正しく振り込めていれば、返済完了です。

口座振替

口座振替による返済は、返済額が自動で引き落とされるため、返済忘れが起きません

返済の手順は次の通りです。

返済の手順
  1. 会員ページで口座振替の登録をする
  2. 指定した金融機関に返済予定金額以上のお金を入れておく
  3. 自動で引き落とされるのを待つ

指定した口座から毎月6日に返済額引き落とされ、返済が行われていきます。

返済日の前日までには、返済額以上の金額が入金されている状態にしておきましょう。

ここまで6種類の返済方法について紹介してきました。

ただ「何を基準に自分に合った返済方法を決めればいいのかわからない」と迷ってしまう人もいると思います。

続いて、アコムの返済方法の選び方を紹介します。

アコムの返済方法の選び方

アコムの返済方法を選ぶときは、以下の項目を基準にして検討しましょう。

アコムの返済方法を選ぶ基準
  • 手数料が無料かどうかで選ぶ
  • 手間のかからない方法で選ぶ
  • 利用可能な時間帯で選ぶ

それぞれの選び方について、詳しく紹介します。

手数料が無料かどうかで選ぶ

手数料が無料かどうかは、返済方法を選ぶうえで重要な判断材料です。

なぜなら手数料があるかどうかで、トータルの返済額が大きく変わることもあるからです。

1回の手数料は数百円でも、10回20回と返済していくと、大きな差になりますよね。

手数料がかからない返済方法は、以下の通りです。

手数料がかからない返済方法
  • インターネット返済
  • アコム専用ATM
  • 店頭窓口
  • 口座振替

上記の返済方法は、時間帯や曜日に関わらず、いつでも手数料はかかりません

手間のかからない返済方法で選ぶ

6つの返済方法の中で最も手間のかからないのは、口座振替です

口座振替の申請を行い、支払うべき返済額を確保しておけば、自動的に返済が行われるためです。

ATMへ足を運ぶ必要も、スマホやパソコンで操作を行う必要もありません

自動的に返済されるため、「返済をうっかり忘れてしまった…」という状況になるのを防げます。

利用可能な時間帯で返済方法を選ぶ

利用可能な時間帯を調べておくことは重要です。

というのも、ATMなどで返済する場合、平日の昼間しか返済できない返済方法だと、会社に勤めている人は返済がしにくい状況になります。

このように「返済したいけど返済できない」状況を避けるため、利用可能な時間帯で返済方法を選ぶことは大切です。

口座振替は自動的に行われるので、口座振替以外の方法を比較します。

口座振替以外の返済方法
返済方法 利用可能な時間帯
インターネット返済 24時間返済可能
ATM <アコムATM>24時間返済可能
<提携ATM>金融機関によって異なる
口座振込 金融機関によって異なる
店頭窓口 店舗によって異なる

24時間利用可能なのは、インターネットとアコムATMからの返済です。

インターネット返済ならATMに立ち寄る必要もないので、いつでもどこでも返済可能ですよ。

ここまでのポイントをまとめると、一番おすすめする返済方法は口座振替です。

振込にかかる手間もかからず、余計な手数料も発生しないためです。

口座振替の申し込みをしていない人は、インターネットでの返済がおすすめします。

わざわざATMへ行く必要もなく、24時間いつでも返済可能だからです。

他の返済にもそれぞれメリットはありますので、もう一度よく確認し、自分に合った返済方法を選びましょう。

6つの返済方法のメリット・デメリット
返済方法 メリット デメリット
インターネット返済
  • 24時間いつでも返済可能
  • 手数料無料
メンテナンス時間がある
アコム専用ATM
  • ローンカードがなくても返済可能
  • 手数料無料
提携ATMと比較して、設置個所が少ない(全国に約900台※)
提携ATM
  • ATMが設置されたコンビニで返済可能
  • 全国に約50,000台※
手数料がかかる
店頭窓口
  • 返済額の減額などを相談した上で返済を進められる
  • 手数料無料
アコム店舗数自体が少ない
口座振込 1,000円以下の少額の返済に対応
  • 手数料がかかる
  • 振込に行く手間がかかる
口座振替
  • 自動引き落としなので手間がかからない
  • 手数料無料
返済日が固定される

アコムの返済日は自分で決められる

アコムは返済日を自分で決められます

ただし返済日の決め方は、返済サイクルによって異なります。

選べる返済のサイクルは、以下の2つです。

選べる返済のサイクル
  • 毎月1回払いの返済
  • 35日ごとの返済

以下でそれぞれの特徴を紹介するので、自分に合ったほうを選びましょう。

毎月1回払いの返済

アコムの”毎月1回払いの返済”は、他の消費者金融と同じで、返済日を自分で決めて毎月同じ日に返済する方法です。

毎月1回払いの返済にすると、返済が管理しやすくなります

なぜなら自分の給料日や、入金しやすい日にちに合わせて返済日を指定できるためです。

給料日の翌日〜5日以内を目安に返済日を指定することで、返済に充てる金額を使い果たしてしまう可能性も少なくなりますよ。

ただし指定した期日の15日以上前に返済をした場合、”追加返済”をしたとみなされます。

元本は減っているものの、毎月の決められた返済ができていない状況です。

そうなると同じ月の指定日までに再度返済しなければ、延滞扱いになってしまいます。

期日をしっかりと頭に入れておきましょう

また返済日をアコムの休業日(土日・祝日)になった場合、期日が次営業日になることに注意が必要です。(年末年始の休業日は変則的であるため、事前に店舗への確認が必要)

35日ごと返済

“35日ごと返済”では、返済をする度に、次の返済期日が35日後に再設定されます。

なお初回借入れ時の返済期日は、借入日の翌日から35日後です。

35日ごと返済は毎月1回払いとは違い、自分で返済日を指定することはできません

しかし35日ごとに返済する方法は、ゆとりをもって返済できます

35日サイクルであれば、1ヶ月単位で返済するよりも返済ペースが遅くなるからです。

また返済期日の15日以上前に返済しても追加返済扱いされることはありません。

前回の返済から35日内に返済すれば、次の返済期日は自動的に35日後となります。

ただし返済日を指定する行程がないため、返済した日にちをしっかり記録しておかないと、次回の返済期日がわからなくなる恐れがあるので注意しましょう。

ここまでアコムの返済方法について、詳しく紹介してきました。

「返済方法はわかったけど、返済できなかったらどうなるの?」と思っている人もいるかと思います。

そこで次の目次では、返済が遅れてしまうとどうなるのか紹介します。

アコムの返済期日に遅れたらペナルティが発生する

アコムの返済期日を過ぎてしまった場合、いくつかペナルティが発生します

具体的なペナルティは以下の4つです。

返済期日を過ぎたときのペナルティ
  • 遅延損害金が発生する
  • 返済するまで借入ができなくなる
  • 信用情報にキズがつく
  • 法的手続きを取られることもある

余計な利息がかかったり、今後借入れできなくなったりなど、さまざまなペナルティが起こりますので、詳細を確認しておきましょう。

遅延損害金が発生する

返済が遅れると、”遅延損害利率”が適用となります。

遅延損害利率は年率20.0%で、利用者は残高・日数などに応じて 遅延損害金を支払わなければなりません

遅延損害金の計算方法は以下の通りです。(うるう年であれば、365日のところを366日に直して計算)

遅延損害金=借入残高×遅延損害利率÷365日×期限の利益の喪失日の翌日からの経過日数

この計算式をもとに、以下の場合について、遅延損害金を計算してみました。

(例)借入残高が45万円、10日間の遅延が発生している場合

遅延損害金=45(万円)×遅延損害利率20.0%÷365(日)×10(日)=2,465円

上記のケースだと、たった10日間で2,000円を超える遅延損害金の支払いが請求されます。

遅延損害金を払わず済むように、返済スケジュールの管理や毎月の収入管理をしっかり行いましょう

返済するまでは新しく借入ができない

延滞してしまった返済額の返済が完了するまでは、いかなる理由があろうと 新たに借入ができません

なぜなら延滞をしてしまうと、アコムから「返済する意思のない利用者」だと認識されてしまうためです。

お金を貸している側の視点に立ってリスクを考えてみましょう。

お金を返そうとしない利用者に貸し続けても、貸した分だけ損する可能性が高いですよね。

そのため新たに借入をしたいのならば、 返しきれていないお金を早急に全額返済するほかありません。

早急に返済すれば、アコムからの信用回復にも繋がるでしょう

信用情報に傷がつく

アコムの返済に遅れてしまうと、個人の信用情報に記録されてしまいます。

この記録を”信用情報の傷”と呼びます。

信用情報とは、今までのローン申し込みや返済、クレジットカードの支払い履歴などが記録されている情報を指します。

わたしたちの信用情報は、個人信用情報機関に保管されており、住宅ローンやクレジットカードのローン審査のために利用されるのです。

そのため延滞した情報が信用情報機関に登録されると、他のローン審査に落ちる原因なります

法的手続きを取られることもある

アコムの返済期日を過ぎた場合、アコム側が取る対応は以下のとおりです。

返済期日を過ぎたときのアコム側の対応
  1. メールやSMSによる連絡
  2. 電話や書面で連絡
  3. 状況次第で一括請求
  4. 裁判などの法的手続き

アコムでは、申込者と直接話すために自宅や勤務先へ行くことはありません。

貸金業法第二十一条で、取り立て行為を禁止されているからです。

「直接来ないならそこまで恐れなくていいだろう」と考えている人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

アコムからの直接の電話や勤務先への電話、郵便物などによる督促を無視し続けると、いずれ裁判などの法的手続きを取られてしまいます

アコムの返済が遅れそうなときは、メールや電話を無視せず誠意をもってきちんと対応しましょう。

では返済にどうしても遅れそうな場合はどうしたらいいでしょうか?

次は、返済に遅れそうな場合の対応策について紹介します。

返済に遅れそうなときはアコムに必ず連絡する

お金が足りずに返済が遅れそうなら、「遅れるかも」と感じた段階で早急にアコムへ連絡しましょう

アコムに電話をかけ、誠意をもって事情を説明すれば、返済額の減額や振込期日の延期に対応してくれる場合があります。

1日でも延滞を発生させてしまうと、遅延損害利率が適用され返済の負担が増える一方です

取り返しのつかない状況にならないように、返済日前に必ず電話で相談しましょう。

電話での相談窓口は、”アコム総合カードローンデスク”です。

アコム総合カードローンデスクの受付時間、電話番号は以下の通り。

受付時間 平日9:00~18:00
電話番号 0120-629-215

すでに返済日を過ぎてしまった状況で、返済忘れに気づいた場合でも、速やかにアコム総合カードローンデスクへ連絡しましょう。

利用者本人の早めの対応が、返済にかかる負担を減らす手助けになります

続いては、そもそもカードローンの返済に遅れないようにするために行うべきことを紹介します。

カードローンの返済に遅れないためには?

カードローンの返済に遅れないための対策を3点説明します。

返済に遅れない対策
  1. 現在の借入状況を把握し利用を見直す
  2. 返済シミュレーションをする
  3. お金を稼ぐ

それぞれ詳しく解説するので、見ていきましょう。

現在の借入状況を把握して利用を見直す

まずは借入状況を正しく把握し、借入額を減らすなど、利用を見直しましょう

借入額を正しく把握していないと、ずるずるとお金を借りてしまい、返済するときに「こんなに借りていたつもりはなかったのに…」と後悔する恐れがあるためです。

専用の手帳を用意してボールペンで書き記したり、パソコンでExcel上に表でまとめたりするなどして、定期的に借入状況を把握する習慣をつけましょう。

返済シミュレーションをする

カードローンの返済に遅れないためには、あらかじめ返済シミュレーションをしておきましょう

なぜならシミュレーションをしておくことで、返済期間や毎月の返済額などを試算でき、「これ以上借りたら返済できないな」という金額がわかるからです。

何もシミュレーションをせずにお金を借りていると「まだ借りても大丈夫だろう」と思い、気づけば多額のお金を借りていて、返済できなくなることが多くあります。

あらかじめ返済シミュレーションをして、ムリのない返済計画を立てましょう

お金を稼ぐ

返済に遅れてしまうような状況を作らないためには、お金を稼ぐことが最も効果的です。

というのもお金を稼いで収入が増えれば、単純に返済に充てるお金を捻出しやすくなるためです。

現状、延滞するかしないかの瀬戸際で返済サイクルを回しているのであれば、手渡しで現金を受け取れる日払いバイトをして延滞を避けましょう

その後ある程度余裕が出てきたら、定職に就くなどしてアコムに頼らない生活を目指していきましょう

子育てなどさまざまな理由で外に出て働くことが難しい人もいるかもしれません。

ただ近年では在宅ワークにより稼げる仕事も増えてきているので、そうした仕事に取り組んでみるのも良いかもしれません。

これまでは「返済期日に遅れないためにはどうすべきか」をメインに解説してきました。

ただ「毎月しっかり返しているものの、支払い総額が多くてなかなか返済が完了できないな」と感じている人もいるのではないでしょうか?

実は返済総額を減らす方法がいくつか存在します。

では最後に、アコムの返済総額を減らす方法について、紹介します。

返済総額を減らす方法

返済額を減らす方法は下記の2種類があります。

返済額を減らす方法
  • 臨時返済を行う
  • 一括返済を行う

用語の説明も含めて、解説していきます。

臨時返済を行う

返済額を減らすコツとして、臨時返済を行う方法があります。

臨時返済とは、毎月決まった日に決まった額を返済する約定返済とは別に、期日関係なく行う返済のことです。

臨時返済で支払ったお金は、全額元金返済に充てられます。

元金が減ると利息を減らすことができるため、結果的に返済総額を抑えられます

臨時返済は、はじめに紹介した6種類の返済方法の中で口座振替のみ対象外となっています

また臨時返済として認められるタイミングは、”毎月日付指定の返済”と、”35日ごとの返済”によって異なるので注意が必要です。

それぞれタイミングの違いについてチェックしていきましょう。

毎月1回返済する場合の臨時返済

毎月1回の日付指定で返済する場合、返済をした日の翌日から返済指定日の11日前までに行う返済が、臨時返済として扱われます

それに加え、毎月返済のタイミングで最低返済額以上を返済した場合も、返済額と最低返済額との差額分が臨時返済として扱われます。

臨時返済額の参考として、次のケースを例に挙げて見ていきます。

(例)借入金額30万円 金利18.0%

この場合の毎月の最低返済額は、13,000円です。

最低返済額が13,000円ですので、毎月の返済で20,000円返済した場合は、差額の7,000円が臨時返済として扱われる計算になります。

35日ごとに返済する場合の臨時返済

35日ごとに返済する場合、返済ごとの最低返済額以上の金額を返済すると、その差額が臨時返済とみなされます。

これは、毎月1回の日付指定で返済する場合と同様の仕組みです。

以上からわかるように、毎月日付指定の返済と、35日ごとの返済によるタイミングの違いは一つだけです。

毎月日付指定の返済であれば、返済を行なった日の翌日から返済指定日の11日前までに行う返済が、臨時返済として扱われるということを知っておきましょう。

一括返済を行う

一括返済を行うことで、返済総額を減らせます。

臨時返済と同じで、返済期間を短くすることで、予定していた期間の利息は支払いが不要となるためです。

一括で返済する場合は、現時点での借入残高と利息を支払うと完済となり、返済以降の利息が発生することはありません。

また完済までのゴールが見えた人も、一括返済を行いましょう。

1,000円以下の端数がある場合も、一括返済が可能です。

ただ端数の有無により、一括返済を行える返済方法が決まっていますので、以下で確認しておいてください。

端数があっても一括返済が行える返済方法
  • インターネット
  • 店頭窓口
  • 口座振込
端数があると完済できない返済方法
  • アコム専用ATM
  • コンビニなどの提携ATM
  • 口座振替

アコムで返済総額を減らすコツをより詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

まとめ

アコムの返済方法は、全部で6種類です。

6つの返済方法のメリット・デメリット
返済方法 メリット デメリット
インターネット返済
  • 24時間いつでも返済可能
  • 手数料無料
メンテナンス時間がある
アコム専用ATM
  • ローンカードがなくても返済可能
  • 手数料無料
提携ATMと比較して、設置個所が少ない(全国に約900台※)
提携ATM
  • ATMが設置されたコンビニで返済可能
  • 全国に約50,000台※
手数料がかかる
店頭窓口
  • 返済額の減額などを相談した上で返済を進められる
  • 手数料無料
アコム店舗数自体が少ない
口座振込 1,000円以下の少額の返済に対応
  • 手数料がかかる
  • 振込に行く手間がかかる
口座振替
  • 自動引き落としなので手間がかからない
  • 手数料無料
返済日が固定される

手数料が完全無料の返済方法もあれば、ATMを利用せずに行える返済方法もあるため、自分に合った返済方法で完済を目指してください。

アコムの返済日は自分で決めることができ、毎月日付指定の返済と、35日ごとの返済の2パターンがあります。

返済期日を忘れてしまうと、返済の延滞に繋がりかねません

期日を忘れないようにExcel等にまとめておくか、こまめにアコムの個人ページにアクセスするなどして、期日やそのほかの借入状況を確認するようにしましょう。

どうしても返済が遅れそうな状況にある場合は、アコム総合カードローンデスクで、返済額の減額や振込期日の延期の相談できます。

また返済にかかる総支払額を抑えたいのならば、臨時返済を行うのが効果的です。

無理のない返済計画を立てて、借入金額を完済し、アコムの解約まで辿り着きましょう。

この記事が自分に合った返済方法を見つけるヒントとなり、返済の助けになることを願っています。

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