起業するときの資金獲得は難しい?ビジネスローンの借り方と使い道

更新日:2019/02/01

将来起業したい、または起業する予定がある人にとって、一番大切なことは起業時の資金調達をどうするかということでしょう。資金調達がうまくいかずに、起業をあきらめる人もいるかもしれません。

また、どう資金調達しようか悩んでいる人もいるでしょう。起業するには、事務所を賃貸費用や、設備の購入資金や、仕入資金や、当面の生活費などたくさんのお金が必要になります。

今回は、起業する時の資金調達方法について詳しく解説していきます。

起業時の借入方法はこんなにもある!

起業時に資金調達する方法として以下の方法が考えらます。

・自己資金
・ベンチャーキャピタルなどからの投資
・銀行などの金融機関からの融資
・親類や知人から借入れる
・日本政策金融公庫から借入れる
・消費者金融から借入れる
・補助金や助成金を利用する

各資金調達についてそれぞれ解説します。

自己資金

自己資金は、個人でいままでに蓄えてきた資産です。どのように起業するのかにもよりますが、すでに1千万円以上の自己資金があれば他に借入することなく十分に事業を開始できることでしょう。

しかし、それだけの自己資金を持っている人は少ないと思われますし、大抵の人は起業に必要な資金を自己資金だけでは賄えないのではいでしょうか。
ただ自己資金が0円では銀行などから借入れをする場合でも印象が悪くなるので、それなりの自己資金を貯めておく必要があるでしょう。

自己資金のみで起業する際のメリットとデメリットには以下のようなことが考えられます。

メリット ・経営に対して口出しされることがない
・金利負担や返済金の負担が発生しない
デメリット ・自己資金を貯めるのに時間がかかる
・財産が目減りするだけでなく、最悪の場合、すべて失う

ベンチャーキャピタルなどから出資をうける

ベンチャーキャピタルからの投資は、資本と引き換えに出資を受け入れる方法のため、起業をしようとしている人にとってはあまり頻繁に行われない方法です。
主に実績のある企業向けの方法ですが、創業前後の企業や個人に対し行う場合もあります。

メリット ・出資された資金の返済の必要がない
・投資企業の人脈などを利用できる可能性もある
デメリット ・資本と引き換えのため、自社株式の一部を手放す
・経営方針や役員人事などで意見される

銀行などの金融機関からの融資

起業時の資金を大手銀行などから融資をしてもらうことは、なかなか難しいのが実情です。大手銀行は実績を重視しますので、創業時は実績のない状態のため審査が通過しないことが多くなります。

地方銀行では創業資金に対して寛容なところもありますし、反対に厳しいところもあります。信用金庫になるとさらに借りやすくなりますので、創業資金の借入れのためには狙い目かもしれません。

また、自治体と金融機関と信用保証協会の三社が協調して融資を行う制度融資があります。制度融資であれば創業資金の貸し出しにも積極的で金利も低いため、利用すると良いでしょう。

メリット ・顧客やパートナーなどを紹介してもらえる可能性がある
・制度融資なら金利が低く、創業前でも申込めることもある
デメリット ・起業前、創業直後の融資は難しい
・制度融資は時間がかかり、利息とは別の保証料がかかる

親類や知人から借入れる

創業直後では、なかなか資金を貸してくれるところもあまりないかもしれません。そういう時に役立つのは、親類や知人から借入れを行うことです。親類や知人であれば、利子もかからないかもしれませんし、借入理由も言わなくても良い場合もあります。

メリット ・経営権が侵害されることは滅多にない
・有利な条件で借入れができる可能性が高い
デメリット ・事業リスクを借入れした親類や知人と共有するかもしれない

日本政策金融公庫から借入れる

日本政策金融公庫は起業に対する融資に力を入れていて、金利や金額も他の機関よりも有利に借入れできるのが特徴です。

メリット ・創業前の時期から申し込みができる
・比較的短期間で借入れできる
・無担保や無保証で借入れができる
デメリット ・審査に通りづらい

消費者金融から借入れる

個人で持っているクレジットカードやカードローンなどから、手軽に資金を調達する方法です。事業資金を調達する方法としては、あまり良い方法ではありません。

メリット ・個人の信用で借入れが可能
デメリット ・事業資金を借入れするよりも金利が高い

補助金や助成金を利用する

あまり知る機会がないかもしれませんが、国や地方公共団体が創業補助金や助成金を募集し、創業の後押しをしてくれています。

メリット ・原則として返済不要のものが多い
・創業前でも申し込むことができる
デメリット ・採用されることが難しい
・申込期間が限られているものが多い

個人事業主と法人では調達難易度はかわる?

資金調達方法の審査に通過するためには何が大切なのでしょうか?
資金調達方法にもいろいろありますが、調べてみると共通する項目が見えてみました。

起業時の審査で見られるポイントは以下のとおりです。

自己資金額がどのくらいあるのか?

どの創業融資制度を利用しても、必要な資金調達額をすべて賄うのは難しいため、自己資金比率がどの程度あるのかは、審査の重要ポイントです。

創業計画書は具体的であるか?

創業にあたり事業計画を立てる必要がありますが、現実感のない夢物語では信憑性がありません。数字の根拠を示して具体的な数字を挙げること大事です。

保証人、担保の有無

融資制度の中には保証人や担保は不要というものもありますが、その分審査通過が難しかったり金利が高かったりします。やはり事業資金の借入れのため、貸し手もリスク軽減のためにきちんとした保証人や担保を求めます。

消費者金融のビジネス向けカードローンはスピード融資!

事業資金を借入れる方法として、ビジネス向けのカードローンなどのノンバンクの無担保ローンを借りる方法もあります。
ビジネス向けのカードローンなどは、最短当日など融資までのスピードが早いのが特徴です。

ただし融資条件には業歴が1年以上とあることが多いので、創業時には利用することができません。
また消費者金融の法人カードローンは金利が少々高いため、他の融資が決済されるまでのつなぎ資金として利用される場合が多いようです。

ビジネス向けのカードローンの例として、ビジネスクエストのカードローンについて説明します。

ビジネクストの商品概要

借入限度額 1万円~1,000万円
 
新規契約は上限500万円
貸付利率(実質年率) 8.015.0%:利用限度額100万円以上
13.0~18.0%:利用限度額100万円未満
借入条件 法人または個人事業主
※個人事業主は申込時の年齢が満20歳から満69歳まで
担保 不要
保証人 原則不要
※法人は代表者が連帯保証人となる
返済方式 元金定率リボルビング返済
返済期間、回数 最長5、60回以内
必要書類 法人
・代表者本人を確認する書類
・決算書
個人事業主
・本人を確認する書類
・確定申告書
・事業内容確認書

まとめ

起業するときに資金を調達するときの注意点をみてきました。
ポイントは3つです。

1.起業時の資金調達は複数ある
2.個人、法人を問わず起業するときの資金調達は難しい
3.資金調達の審査を受ける際、自己資本とともに事業計画も重要

起業時の資金調達する方法はそれぞれ特徴がありますので、メリットとデメリットをよく考慮した上で決定すると良いでしょう。

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