マイカーローンと契約する前に必要書類を最終チェック

更新日:2020/01/29

車を購入する時に役に立つマイカーローン。

人生の中でも高価な買い物となる車は中古車や新車に関わらず、分割払いする人の方が多いのではないでしょうか。

車を分割払いで購入すると決めたら、マイカーローンと契約するための最終チェックに入りましょう。

この記事では主に以下3つの項目を解説しています。

  1. マイカーローンと契約するために必要な書類
  2. ディーラーローンとマイカーローンの違い
  3. 審査を受ける前に確認しておくこと

マイカーローンに申し込む前の最終チェックに是非活用してください。

この記事の執筆
高山 てつや 氏
京都市在住のフリーライター。
ライターとしてプラスワンにアルバイト勤務しながらフリーライターとしても活動中。
前職は楽器専門店での接客と音楽教室の受付、ウクレレとギターの講師。
自分の現在の属性(低年収、低居住年数、低勤続年数)でもカードローンの審査に通るのか試してみました!
体当たりな取材でみなさんのカードローンに対する不安や悩みを解決します!

マイカーローンの契約に必要な書類

まずはマイカーローンの申込に必要な書類が用意できるかを確認しましょう。

マイカーローンと契約するのに必要な書類は以下の4つです。

  1. 本人確認書類
  2. 収入証明書類
  3. 資金使途証明書類
  4. 車検証、返済予定表、返済している口座の通帳(借り換え時のみ)

上記の書類を提出しないとマイカーローンと契約ができません。

では、それぞれどういった書類なのか、説明していきます。

契約するための書類が足りているか、正しいのかをこの項目でチェックしてください。

本人確認書類

本人確認書類は、申込者が別の人の情報で契約をしていないか確認するために必要な書類。

本人確認書類として認められるのは、以下5つのいずれかの書類です。

  1. 運転免許証
  2. パスポート
  3. 健康保険証
  4. 個人番号カード
  5. 写真付き住民基本台帳カード

免許を取得中で先に車を購入しておきたいという人でも、パスポートや健康保険証などを本人確認書類として利用できます。

また基本的に顔写真が付いていなければ、本人確認書類として認められませんので注意しましょう。

収入証明書類

 

安定した収入があることの証明ができないとローン契約できません。

自分に収入があり、返済能力があることを示すために必要なのが収入証明書類。

以下のいずれかの書類が収入証明書類として提出できます。

  1. 源泉徴収票
  2. 所得証明書
  3. 直近3ヵ月の給与明細書
  4. 納税証明書

勤務先から給料が出ていることを証明する書類や、所得に応じた税金がわかる納税証明書でも収入があることを証明できます。

資金使途証明書類

マイカーローンは車の購入専用のローンですので、他の用途には使えません。

借りたお金を車の購入に利用するという証明のために必要なのが、資金使途証明書類です。

マイカーローンに利用できる資金使途証明書類は以下の4つです。

  1. 見積書
  2. 注文書
  3. 売買契約書
  4. 振込依頼書

車を買った場合は、どのぐらいの金額になるという見積を書いた見積書から、購入を決めた際に発行される注文書や売買契約書まで。

車を買うために利用するということがわかれば、契約前の書類でも契約後の書類でも大丈夫です。

振込依頼書というのは、利用するローンの振込先が書いた書類。

振込依頼書に書かれた支払先は見積書や注文書、売買契約書と同一の法人である必要があります。

車検証、返済予定表、返済用口座の通帳(借り換え時のみ)

先に紹介した3つの書類に加えて、借り換え時のみ借り換え対象の車検証と返済予定表、返済用口座の通帳も必要です。

返済予定表を持っていないという場合は、借り入れ先の金融機関に発行してもらえます。

それぞれ自分に返済能力があることを示す大切な資料です。

マイカーローンから別のマイカーローンに借り換える際には車検証、返済予定表、返済用口座を用意しておきましょう。

この必要書類の項目を確認した人の中に、ディーラーではここまで多くの書類が必要と言われなかったという人もいるかもしれません。

ディーラーが扱っているローンは、ディーラーローンで、マイカーローンとは違います。

次の項目ではディーラーローンとマイカーローンの、必要書類や条件にどのような違いがあるのかを見ていきましょう。

ディーラーローンとマイカーローンの違い

ディーラーから車を買おうとしている人は、先に説明した必要書類について
「ディーラーの営業が言っていた書類と違う」
と感じたかもしれません。

車をディーラーから購入する場合、用意する書類は本人確認書類だけで良い場合があります。

なぜならディーラーが提供しているのはディーラーローンで、マイカーローンとは違うためです。

ディーラーローンとマイカーローンは具体的に以下のような違いがあります。

マイカーローン ディーラーローン
金利 1.5%~4.5%前後 3.5%~7.0%前後
繰上返済 不可
車の所有権 本人 ディーラー側
必要書類 本人確認書類
収入証明書類
資金使途証明書類
本人確認書類のみで良い場合もある
審査にかかる時間 約1週間 最短即日

ディーラーから直接ローン契約をしようとしているなら、改めてマイカーローンの条件も確認してみてください。

では、マイカーローンとディーラーローンの違いをそれぞれ詳しく解説していきます。

ディーラーローンはマイカーローンよりも金利が高め

ディーラーローンはマイカーローンよりも金利が高い傾向にあります。

マイカーローンの金利が1.5%~4.5%前後という相場に対して、ディーラーローンの金利相場は3.5%~7.0%前後です。

4.5%と7.0%の金利の差で利息負担にどのように差が出るのか、100万円を3年間で返済した場合を例に計算してみました。

金利 利息負担 総返済額
マイカーローン 4.50% 70,871円 1,070,871円
ディ-ラーローン 7.00% 111,553円 1,111,553円
差額 40,682円 40,682円

ちなみに、りそな銀行のマイカーローンの上限金利が4.475%でトヨタのディーラーローンが7.0%前後の変動金利です。

この例だとマイカーローンとディーラーローンの総返済額には、4万円以上の差が出ました。

もしも200万円の車を分割で買った場合だと、上記の金利例ではマイカーローンとディーラーローンの総返済額に8万円の差が出ます。

分割で支払う車体の価格が高くなるほど、マイカーローンとディーラーローンの総返済額の差は開いていくという点にも注目。

総返済額をとにかく抑えたいという人は、マイカーローンを利用するべきですね。

ディーラーローンは繰上返済ができないことも

ディーラーローンでは、繰上返済ができない又は繰上返済のために手数料がかかる場合があります。

繰上返済をしつつ返済を続けていこうと考えている人は、マイカーローンを利用しましょう。

ディーラーローンで買った車の所有権は完済までディーラー側にある

マイカーローンで車を購入した場合、車の所有権は購入した側にあります。

しかしディーラーローンで車を購入した場合、ローン完済まではディーラー側に車の所有権があるのです。

購入した車がそのままローンの担保になっているというイメージですね。

そのため、ローンの返済期間中に購入した車を売る場合には名義変更などの面倒な手続きが必要。

それと、返済が完了するまでまだ自分の車になっていないというのは、ちょっと寂しい気もします。

ディーラーローンは営業の人と一緒に手続きできる

ディーラーローンを利用する場合は、自動車販売店で手続きができます。

それに比べて、マイカーローンは自分ひとりで銀行の窓口に行ったり、インターネットから申し込んだりしなければいけません。

自動車販売店にずっと相談に乗ってもらっていた営業マンがいる場合などは、ローンの手続きも一緒にできると安心ですよね。

さらに、先に述べたようにディーラーローンの場合は、所得証明書類などは基本的に必要なく、本人確認書類のみで契約できることもあります。

その上、審査結果が即日わかってそのまま契約を完了できることも。

ディーラーローンの魅力は、契約までの手軽さと自分への負担の少なさです。

「数万円の差は出ても良いから信用できる人にお願いしたい」

という人はディーラーローンを利用しましょう。

説明した通り、ディーラーローンとマイカーローンそれぞれにメリットとデメリットがあります。

マイカーローンとディーラーローンの違いをしっかり理解した上で、どちらで契約するか考えるようにしてください。

次の項目では、審査に通過するための最終チェックをしていきます。

自分が金融事故を起こしていないかチェックしておく

金融事故のイメージ

必要な書類を揃えていても、マイカーローンの審査に落ちてしまうこともあります。

マイカーローンの審査基準は公表されていないため、わかりません。

ただし、個人情報を保管する信用情報機関に金融事故の記録が残っているとマイカーローンの審査に通過するのは難しいです。

マイカーローンに申し込む前に自分が過去に金融事故を起こしていないか、または起こした記録が残っていないかを確認しておきましょう。

どのような事例が金融事故と認識されるのかと、それぞれが信用情報機関に記録される期間を以下の表にまとめました。

金融事故の名称 内容 信用情報機関に登録される期間
債務整理 合法的に返済できない程の借金を減額したり、支払いを免除したりしてもらうこと。

  • ・任意整理
  • ・自己破産
  • ・特定調停
  • ・個人再生
任意整理・特定調停の場合は完済日から5年間
個人再生・自己破産の場合は決定日から5~10年間
代位返済 借主が支払いを延滞したことで、保証会社が支払いを肩代わりすること 代位返済実施日から5年間
長期滞納 2~3ヵ月にわたって支払いを延滞すること

  • ・クレジットカード
  • ・ローン
  • ・奨学金 など
延滞を解消してから1~5年間
強制解約 長期滞納や契約違反により、強制的に解約されること

  • ・クレジットカード
  • ・ケータイ会社 など
強制解約日から5年間

金融事故の内容に心当たりがあった人は要注意。

事故情報が信用情報機関に記録されているかもしれません。

信用情報機関に保管されている自分の記録は、信用情報機関の公式サイトから開示することができますので、先に確認しておきましょう。

信用情報の開示方法を確認する

では改めて、マイカーローンの金利を確認しましょう。

契約前にもう一度金利を確認

契約前にもう改めて金利を確認しておきましょう。

金利の低いおすすめのマイカーローンを6つ紹介しています。

自分の利用しようとしているマイカーローンの金利がどの程度なのか、改めて確認してください。

表を見て自分が申し込もうとしているマイカーローンの金利が高いと思った場合は、契約の手続き前に申込先を変えても良いかもしれません。

金融機関名 金利(実質年率)
横浜銀行 マイカーローン 0.90%~2.40%(変動金利)
三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン 1.50%~2.45%(変動金利)
ちばぎん マイカーローン 1.30%~2.55%(変動金利)
損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン 1.90%~2.85%(固定金利)
りそな銀行 マイカーローン 1.90%~4.475%(変動金利)
三井住友銀行 マイカーローン 4.475%(変動金利)

金利は、毎月の返済額と総返済額に直接影響する条件で、下限金利と上限金利があります。

基本的に初回契約時には上限金利が適用されることが多いため、金利を比べる際には必ず上限金利で比べるようにしてください。

自動車の購入先で勧められたローンや、利用予定のマイカーローンよりも金利の低い商品はありましたか?

契約後に後悔しないように、ここで改めて選びなおすのも選択肢のひとつです。

また、変動金利と固定金利という2種類の金利形態があります。

固定金利とは、その名の通り契約から完済まで元々の金利で支払い続けることで、変動金利とは、時期によって金利が変わることです。

変動金利は、金利が下がる分には良いのですが、金利が上がることもあります。

5年以内に完済できる場合は変動金利、もっと長期に渡って返済する場合は安定した固定金利を選ぶのがおすすめです。

公式サイトのシミュレーションを利用して返済計画を立てる

必要書類や金融事故の有無、金利を改めて確認したら公式サイトにあるシミュレーションを活用して返済計画を確認しましょう。

毎月の返済額や総返済額が自分に合っていなければ、審査に通ったとしても金融事故を起こす可能性があります。

マイカーローンと契約する前の最終確認として、必ず返済シミュレーションを活用してください。

返済シミュレーションでは、契約額や返済期間を入力するだけですぐに自分の返済計画を確認できます。

試しに三菱UFJ銀行のネットDEマイカーローンで、250万円借り入れた場合をシミュレーションしてみました。

三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローンを利用した場合の例

三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローンで250万円を借りて3年で返済した場合の総返済額はどうなるのでしょうか。

金融機関 金利 毎月の返済楽 総返済額 総利息負担
三菱UFJ銀行
マイカーローン
2.45% 72,098円 2,595,532円 95,532円

上記のように、250万円の借入を3年間で返済しようと思えば、毎月の返済額が72,098円となります。

毎月7万円以上がローンの返済に充てられるとなると、生活が厳しくなってしまうかもしれません。

そうなれば返済期間を延ばすか借り入れる金額を減らすという対策が立てられます。

より自分に合った返済計画を立てる上でも返済シミュレーションは重要なのです。

まとめ

マイカーローンは、多くの人が利用している金融商品。

だからといって油断は禁物。契約を完了する前に繰り返しチェックが必要です。

何度も書類不備などで審査に落ちていると、他のローンの審査にも通りにくくなってしまうこともあります。

そして各項目の最終確認が済んだら、改めて申込内容を見て返済シミュレーションをしてみてください。

最終確認をしたおかげで、より条件の良いマイカーローンが見つかるかもしれませんよ。

執筆者からのコメント

高山 てつや

マイカーローンは、自分ひとりで書類を用意して契約をしなければならないため、不安に感じるかもしれません。

そんな不安をこの記事で解消してもらえたら嬉しいです。