カードローンの審査基準と効果的な対策

更新日:2020/01/24

この記事ではカードローンの審査について、専門家と意見とカードローン審査の経験談を元に、わかりやすく丁寧に解説していきます。

そもそも金融機関は、カードローン審査で合否を決める基準を明かしてはくれません。

そこでアトムくん編集部は、総力を結集して、カードローンの審査基準を徹底的にリサーチしました!

この記事のために経験と知見を出し合ったのはこの4人です。

  • 元地方銀行マンのライターS
  • 元クレジットカード会社勤務のライターM
  • 大手消費者金融の審査に通過した経験のあるライター高山
  • FP資格を持つアトムくん編集長の田中

ここでお伝えすることが、これからカードローンを利用する人の支えになってくれれば嬉しいです。

まずは、なぜカードローンには審査があるのか簡単に説明します。

この記事の執筆
アトムくん編集長:田中 宏一郎 氏
中学3年生のときに父親の借金が原因で家庭崩壊・・・。
その後、母の働く医療法人の奨学金制度で4年制大学へ。
奨学金は毎月5万円ずつ返済中。借金の酸いも甘いも知るオトコ!
アトムくんの編集長であり3級FP技能士。
この記事の執筆
高山 てつや 氏
京都市在住のフリーライター。
ライターとしてプラスワンにアルバイト勤務しながらフリーライターとしても活動中。
前職は楽器専門店での接客と音楽教室の受付、ウクレレとギターの講師。
自分の現在の属性(低年収、低居住年数、低勤続年数)でもカードローンの審査に通るのか試してみました!
体当たりな取材でみなさんのカードローンに対する不安や悩みを解決します!

カードローンに審査がある理由は【返済能力のチェック】

カードローンに審査がある理由は、どの金融機関も、借りたお金をちゃんと返済できる人にしかお金を貸したくないからです。

そのためカードローンの審査では、安定した収入があるのかをチェックしたり、過去にローンやクレジットカードの支払いが遅れた記録がないかを調べたりします。

審査をするカードローンスタッフ

つまりカードローンの審査では、「借りたお金をちゃんと返せますよ」と証明できればいいわけですが、金融機関側は審査で合否を決める基準を明かしてはくれません。

その上、審査に落ちるたびに別のカードローンへの申込んでいると、申込ブラックと呼ばれる状態になり、余計にカードローン審査に通過できなくなってしまいます。

今からカードローンに申込もうとしているみなさんが、「どうすれば審査を通過できるの?審査に落ちない方法を教えて欲しい!」と思うのも当然ですよね・・・。

この記事を読めば、そんな疑問を解消できるはずなので、安心してください。

では次に、カードローン審査の流れを確認しておきましょう。

カードローン審査の流れ

カードローン審査に申込んでから審査結果がわかるまでの流れを、順を追いながら説明していきます(今回はもっとも利用者数が多いネット申込の流れを説明します)。

カードローン審査の流れは以下の通りです。

  1. カードローンの申込画面で必要情報を入力
  2. 仮審査結果の通知
  3. 申込に必要な書類を提出
  4. 勤務先への在籍確認
  5. 本審査結果の通知

では、カードローンの申込から、審査手順を説明していきます。

まずは申込画面で必要情報を入力しよう

カードローンの審査に申込むには、まずはカードローンの公式サイトにアクセスして申込むボタンを押してください。

プロミスならこんなボタンです

すると、申込に必要な情報を入力する画面になるので、指示された情報を入力していきます。

カードローンに申込むときに入力するのは、基本的に以下の4つです。

個人情報 生年月日や家族構成など
住居情報 居住形態や住所、居住年数など
勤務先の情報 勤務先の名称や住所、電話番号など
契約の情報 他社からの借入や希望借入額など

これらの情報は、カードローン審査に重要な情報なので、入力間違いがないように気をつけてください。

必要情報を入力し送信すると、すぐに仮審査が行われます。

仮審査に通過したなら、次は必要書類の提出です。

カードローンの審査には本人確認書類と収入証明書類が必要

カードローンの審査を受ける場合、本人確認書類の提出が必須です。

必要書類の画像

運転免許証や保険証など、本人が確認できる書類を用意しておいてください(マイナンバーが記載された書類を提出する場合、マイナンバーが見えないように加工すること)。

また、借入希望額が50万円を超える場合や、他社借入と合わせて100万円を超える場合は、収入証明書の提出も必要です。

なお収入証明書類は、審査によっては始めから提出を求められることもあります。

書類提出後、続いては勤務先に在籍確認の電話がかかってくるはずです。

カードローン審査の在籍確認とは

カードローン審査で申込者をいちばん悩ませるのが在籍確認

在籍確認は、カードローンに申込んだ人が、申告した勤務先で本当に働いているかを確かめる審査項目です。

基本的に在籍確認は、勤務先への電話連絡で行います。

そう聞くと、「会社の同僚にカードローンに申込んだことがバレたらどうしよう・・・」と心配になりますよね。

プロミス在籍確認の内容とタイミングとは?

でも安心してください。

カードローン審査の在籍確認は、電話連絡とはいえ個人名でかかってくるので、「この電話はカードローンの在籍確認だ」なんて同僚に疑われる心配はいりません。

ただし、会社で電話に出る機会がほとんどない人は1つだけ対策をとっておきましょう。

カードローンの在籍確認だとバレない対策

金融機関から勤務先にかかってきた電話が在籍確認だとバレないようにする対策は、「今日クレジットカードの在籍確認電話がかかってくる」と先に言ってしまうことです。

在籍確認があるのはカードローンだけではありません。

クレジットカードを作ったときや銀行口座を開設したときも在籍確認は行われます。

なので、「クレジットカードの在籍確認がある」と会社の人に伝えておけば、在籍確認の電話がかかってきても、カードローンに申込んだと疑われることはないでしょう。

あとは電話がかかってきてからも堂々としていることです。

在籍確認は落ち着いて対応しよう!の画像

高山の場合、在籍確認の電話が終わってから、電話をつないでくれたスタッフに「クレジットカードの在籍確認でした」と伝えていました。

それ以上詮索されることもなかったので、カードローンに申込んだことはバレなかったようです。

ポイント

なお在籍確認の電話は、自分が外出しているタイミングでかかってきても大丈夫!

自分の代わりに電話に出た人が、「今○○は外出しています」「○○は本日休みをいただいております」など、“いつもはいるけど今はいない”という返答をしてくれれば、それで在籍確認は完了するよ。

さて、在籍確認が完了すれば、あとは審査結果を待つのみ。

ところでカードローン審査は、在籍確認も含めていったいどれくらいの時間で完了するのでしょうか。

いままでカードローンに申込んだことがない人なら、とても気になりますよね?

実際のところ、プロミスのカードローン審査に申込んだ高山の場合、約1時間半で審査が完了。

あまりに簡単に審査が進んでいったため、高山も驚いていました。

というのも、カードローンの審査は最短30分で結果がわかるものもあるんです。

カードローン審査は最短30分で完了

プロミスやアコムなど、テレビCMでもお馴染みの大手消費者金融カードローンは、審査が最短30分で完了します。

その理由は、大手消費者金融がスコアリングシステムという審査方法を使って仮審査をしているからです。

カードローンの審査では、先に紹介した在籍確認や必要書類の確認のほか、信用情報の照会他社借入状況の確認といった人の手による審査を行う前に、AIによるスコアリング審査で申込者をふるいにかけています。

スコアリングシステムとは

スコアリングシステムとは、カードローンに申込んだ人が入力した情報や提出した書類から申込者の属性を数値化し、過去にカードローンを利用した人の属性と照合するシステム(AI)です。

ポイント

属性とは、あるモノ・コトが一般的に共通して備えている性質や特徴のこと。
たとえば、ゴムならよく伸びるとか、氷なら触ると冷たいとか。

このシステムを使えば、カードローンに申込んだ人がお金をちゃんと返せる人なのか、それとも返せなくなってしまう人なのかどうかがすぐにわかります。

例えば、カードローンに申込んだAさんの情報に、過去カードローンの返済ができなくなった人たちと共通する属性がたくさんあった場合、スコアリングシステムはAさんを“貸したお金を返せなくなる(可能性が高い)人”と判断するんです。

このスコアリングシステムのおかげで、大手消費者金融は最短30分のスピード審査を実現させています。

では続いて、カードローン審査の中身について、もう少し踏み込んでいきましょう。

アトムくん編集部はでは、もともと地方銀行に勤務していたライターSの協力の元、カードローン審査でチェックされる10項目の重要度合いと審査基準を考察しました。

その結果を余すことなくみなさんにお伝えしていきます。

カードローン審査でチェックされる10項目の重要度と審査基準

基本的にカードローンの審査は、スコアリングシステムで結果がほぼ決まるといっても過言ではありません。

人の手による審査は、申込者が入力した情報に偽りがないかを確認するための、最終チェックに過ぎないからです。

つまり、スコアリングシステムで数値化される属性が、カードローン審査でチェックされる項目だということになります。

これらの項目で高い数値を指すことができれば、カードローンの審査にも通過できるはず。

スコアリングシステムで数値化される属性は以下の10項目です。

  1. 年齢(あまり重要ではない
  2. 収入(かなり重要
  3. 性別(あまり重要ではない
  4. 勤務先(重要
  5. 勤続年数(重要
  6. 雇用形態(重要
  7. 居住形態(重要
  8. 家族構成・独身既婚(あまり重要ではない
  9. 電話の種類(あまり重要ではない
  10. 保険の種類(重要
  1. これら10項目に、アトムくん編集部独自でかなり重要重要・あまり重要ではない】という重要度合いをつけました。

では1つずつの重要度合いと審査基準について、順に解説していきます。

①年齢(あまり重要でない)

ほどんとのカードローンにおいて、利用対象年齢は満20歳からです。

上限年齢はだいたい満60~70歳の間で設定されることが多い中、基本的には60歳以降になると徐々に判定は厳しくなります。

しかし近年では、60歳以上でも現役社員として会社勤めできる環境も整ってきたことから、高齢の方でも年金以外の収入が十分にある方が増えてきました。

そのような背景もあり、利用対象さえ満たしていれば、年齢が審査結果に与える影響は極めて少ないといえます。

②収入(かなり重要)

収入はカードローン審査で絶対に外せない最重要項目です

金融機関は申込者の年収を借入希望額と比べることで、安定した返済能力があるかどうかをチェックしています。

基本的には収入が多いほど良しとされます。

しかし、水商売や芸能関係など、一度に得られる収入は高額なものの、継続収入が保証されない職業の人は、契約を敬遠される傾向があります。

一方で、一度に得られる収入は少なくても、定期的な収入がある方であれば一定の評価を貰える可能性が高いです。

このことからカードローンは、パート主婦や学生アルバイトでも利用できるキャッシングとして高い人気を誇ります。

ちなみに、アトムくん編集部の高山がプロミスのカードローン審査に通ったときは、年収96万円のアルバイトライターでした。

貸金業者のカードローンを利用した人の統計データを見れば、収入が高額でなくてもカードローンは利用できることがわかりますよね。

③性別(あまり重要でない)

性別は重要な項目ではありません。

カードローンがサラリーマン金融(サラ金)と呼ばれていた時代なら、男性が審査で女性の優位に立っていたこともありますが、現代は育メンや主夫なども普通になってきて、男女で差をつける時代ではありません。

近年では、家庭で強い発言権をもつ女性に積極的にカードローンを利用してもらおうと女性専用ローンを用意する金融機関が増えてきました。

カードローンは男女ともに利用しやすいキャッシングサービスです。

④勤務先(重要)

勤務先は、【個人事業主の事務所<中小企業<大手企業・国や自治体の機関(公務員)】の順に審査で評価が上がるとされています。

ただ、収入に関する項目でもご説明したとおり、収入が安定していれば、年収が多くなくても利用できるのがカードローンです。

あくまでも重要なのは、どこに勤めているかではなく、安定した収入があるかどうかだと忘れないでください。

⑤勤続年数(重要)

勤続年数は、信用度という物差しで測ればかなり重要な項目のひとつです。

というのも、ひとつの会社で長く勤務できているという事実は、その人の信用力の高さを表すからです。

ただ、勤続年数が長いほど信用が増すとはいっても、勤続年数が短いから信用がなくなるというわけではありません。

事実、アトムくん編集部の高山がプロミスの審査に通過したとき、彼はまだアルバイト歴3ヶ月目だったんです。

勤続年数が長いにこしたことはありませんが、短いからと言って評価が下がることはないので安心してください。

⑥雇用形態(重要)

雇用形態は、【パート・アルバイト<契約・派遣社員<事業主(自営業)<正社員】の順に評価が高くなると考えられます。

というのも、現代の日本においては、雇用形態と収入水準が一般的に比例関係にあるからです。

今後働き方の欧米化が進めば、雇用形態とスコアリング判定の関係性は変動するでしょう。

また、こちらも勤続年数同様に、パート・アルバイトだからマイナス評価をされるというわけではありません。

カードローンはパート・アルバイトも利用可能

⑦居住形態(重要)

賃貸生活者より持ち家所有者のほうが評価は高くなります。

なぜなら持ち家を購入することは、本人に一定の生活水準と将来的な安定収入があることの証明になるからです。

これは住宅ローンを組んで家を購入した人も同様の評価になります。

もっとも、住宅ローンを組んだことで生活がカツカツになり、毎月の返済が苦しいからカードローンで多重債務をする、というような人なら話は別ですが・・・。

また、賃貸生活者に比べ持ち家所有者が評価される理由には、賃貸生活者と比べて持ち家のある方のほうが夜逃げの可能性が低いということもあります。

お金を貸す側として、“カードローン利用者の所在地が把握しやすい”ということは有り難いことなのです。

⑧家族構成・独身既婚(あまり重要でない)

申込者が既婚者であるか独身者であるかということは、かつてほど重要視されなくなりました。

というのも、女性が生涯を通して仕事を続けることが当たり前となった現代では、若年層の独身者の割合が増えたためです。

ただし、さきほど居住形態の項目でお伝えしたとおり、夜逃げのリスクという観点では身軽な独身者のほうが加点は少ないです。

なお総務省統計局の調査によれば、30~34歳の境にして、男女ともに既婚者の割合が独身者を上回るとのこと。(2018年 総務省統計局 国税調査より)

ということは、35歳以上の申込者に関して言えば、独身という属性は審査のマイナス要因になると考えられます。

⑨電話(あまり重要でない)

これだけスマートフォンが発達した現代において、固定電話の有無で審査結果が変わるということはかなり考えにくいです。

以下の表からも分かるとおり、スマートフォンが台頭したことにより、若年層の固定電話普及率はがくんと減っています。

20代の固定電話保有率 7.5%
30代の固定電話保有率 36.6%
40代の固定電話保有率 73.5%
50代の固定電話保有率 85.5%

※2016年 総務省 通信利用動向調査より

一般家庭において固定電話は、その役割を終えつつある機器なので、スコアリング判定に与える影響も極めて少ないでしょう。

個人事業主なら固定電話を用意しよう

ただし、あなたが個人事業主であれば、事務所には仕事用の固定電話を一台構えておくほうが審査に圧倒的に有利になります。

なぜなら、携帯電話で仕事をしている個人事業主には在籍確認をすることができないからです。

現時点では、携帯電話しか持たない個人事業主は契約を断られるケースもありますので、自営業の方は注意してください。

⑩保険の種類(重要)

スコアリングされる保険の種類とは、生命保険やがん保険、自動車保険などの任意保険のことではなく、国民皆保険のもとわたし達が必ず加入せねばならない保険の種類を指します。

それを審査の評価が高い順に並べると、【国民健康保険<社会健康保険<組合健康保険<共済保険】という順番になります。

共済保険は公務員、組合健保は大手企業社員、社会保険は中小企業社員、そして国民健保は自営業者・一般個人が加盟している健康保険のこと。

これから会社から独立してフリーランスで働こうという人は、カードローン審査に有利な社会保険時代にカードローンを作っておいてから、国民健康保険に切り替えるというのも賢い方法です。

最も重要な審査項目(属性)は収入の安定性

さて、ここまでに紹介した10この審査項目をもう一度おさらいしておきます。

  1. 年齢(あまり重要ではない
  2. 収入(かなり重要
  3. 性別(あまり重要ではない
  4. 勤務先(重要
  5. 勤続年数(重要
  6. 雇用形態(重要
  7. 居住形態(重要
  8. 家族構成・独身既婚(あまり重要ではない
  9. 電話の種類(あまり重要ではない
  10. 保険の種類(重要

この中でもっとも重要な審査項目は、収入です。

なぜなら収入の安定性が、いちばん返済能力に直結するから。

安定した収入がなければ、カードローンの返済を毎月続けることは困難になります。

では安定した収入とはどんな収入なのでしょうか。

アトムくん編集部で出した結論は、“毎月1回以上同じタイミングで一定額の収入を得ている状況が、2ヶ月以上継続していること”です。

これは、アトムくん編集部の高山が、プロミスの審査に通過したときの収入状況になります。

実際に高山がプロミスに申込んだときは、アトムくん編集部に勤務して3ヶ月がすぎ、プロミスに申込んだ月の前月末と前々月末にほぼ同額の収入を得ていました。

アルバイト勤務のため、金額は決して多くはありませんが、2ヶ月以上連続して同じタイミングで収入を得ていることから、今後も安定して収入を得られると判断してもらえたのでしょう。

このことから、カードローン審査で求められる安定した収入とは、“毎月1回以上同じタイミングで一定額の収入を得ている状況が、2ヶ月以上継続していること”だと言えます。

ただし、スコアリング審査で安定した収入が示せたとしても、人の手による審査で問題点が発覚してしまうと、元も子もありません。

次に、人の手で審査される項目を見ていきましょう。

人の手による審査は4つ

スコアリング審査に通過すると、今度は審査担当者による最終チェックが行われます。

審査担当者による審査は次の4つです。

  1. 必要書類の確認
  2. 在籍確認
  3. 個人信用情報の照会
  4. 他社借入状況の確認

このうち、必要書類の確認在籍確認は先に紹介した通りです。

では、残りの個人信用情報の照会と他社借入状況の確認について詳しく解説します。

個人信用情報の照会

スコアリング判定が終わると、次に審査担当者は個人信用情報機関にあなたの個人信用情報を問い合わせます。

問い合わせの結果わかることは以下の3つ。

  1. 申込者が過去に返済遅延・滞納した返済事故の履歴
  2. 過去のローン利用で多重債務者となり任意整理や自己破産などの法的手続きをした履歴
  3. 直近の他社でのキャッシング利用状況

万が一、滞納や債務整理の事実が判明すれば、まず審査には通りません。

なお、個人信用情報にまとめられているのはカードローンやクレジットカードのようなローン商品に関する情報だけであり、携帯代の支払い履歴、電気代・水道代の支払い履歴などはチェックされません。

他社の借入状況の確認

申込者本人からのヒヤリングも含めて、金融機関がチェックするのが他社での借入件数・残高です。

上記の信用情報機関への問い合わせでも他行の借入状況はチェックできるので、ウソの申告をしてもまずバレると思ってください。

バレないと思って嘘の申告をするのは返って審査に悪影響なので、他社の借入状況は正直に申告してください。

他社借入件数・借入残高は、もちろん少ないに越したことはありません。

借入件数が多い方ははおまとめローンを活用するか、使っていないカードローンは解約するなどして1社でも借入件数を減らしましょう。

借入残高が多い方は、できるかぎり少ない希望額でカードローンに申込んでください。

なぜならカードローンで借入できる金額は、総量規制というルールで決められているからです。

総量規制とは

総量規制とは、お金を借りたい人がお金を借り過ぎないようにと作られたルールです。

総量規制では貸金業者がローンの利用者に貸付できる金額を、利用者の年収1/3までに制限しています。

つまり一般的に、ローンの利用者が無理なく返済できる金額の範囲は、年収の1/3と考えられているんです。

なお、総量規制が適用されるのは1社あたりの借入金額ではなく、貸金業者から借りているすべての借入金額です。

仮に年収300万円のAさんに、X社から50万円、Y社から20万円の借入があった場合、Aさんが新たに借入できる金額は、最大30万円までとなります。

300万円×1/3-(50万円+20万円)
=30万円
借入希望額は総量規制を意識しよう

総量規制について知らないまま、とにかく自分が借りたい金額を希望してカードローンに申込むと「この人は、無計画にカードローンを利用しようとしている」と判断され、審査通過が難しくなります。

自分が借入できる金額は、自分の年収の1/3までです。

カードローンを利用するなら、総量規制の範囲内で必要最低限の借入金額を希望し、申込んでくださいね。

貸付額の規制は銀行カードローンにもある

総量規制は貸金業法の中のルールです。

そのため総量規制の対象となるのは、消費者金融と信販会社のカードローンになります。

では銀行カードローンは、借入金額に制限がないのでしょうか?

応えはノー。銀行カードローンも独自に貸付金額の規制を行っています。

全国銀行協会の調査によれば、銀行カードローンを取り扱っている120行の内、102行の銀行が年収による融資上限枠の設定を行っているようです。

その多くが年収の1/2を上限に設定していて(83/102行)、中には総量規制と同じく年収の1/3を融資上限にしている銀行もあるとのこと(14/102行)。

どうやら貸金業者のカードローンも銀行のカードローンも、年収に見合った借入額を希望しなければ、審査通過は難しそうですね。

ところで、貸金業者のカードローンと銀行カードローンの審査基準には、貸付金額の制限以外にどんな共通点や違いがあるのでしょうか。

つづいては、カードローンを取り扱う業種ごとの審査基準の違いに迫ります。

カードローンを取り扱う業種別の審査基準

カードローンを発行している金融機関は、おもに以下の3つに分けることができます。

  1. 都市銀行・地方銀行・信用金庫などの実店舗型銀行
  2. 2010年以降台頭してきたネット銀行
  3. 消費者金融に代表される貸金業者

3機関の審査基準はそれぞれ異なるので、その違いを解説していきます。

実店舗型銀行の審査基準

都市銀行のうちメガバンクでは、銀行系貸金業者をカードローンの保証会社にすえて、保証会社に審査を委託するようになっています。

銀行系貸金業者とは、消費者金融や信販会社をはじめとする貸金業者のうち、銀行とグループ関係にある業者のこと。

また保証会社とは、わたし達がカードローンを利用するときに連帯保証人の役割を担ってくれる会社のことです。

例をあげると、三菱UFJ銀行カードローンならアコムが、みずほ銀行カードローンならオリコが、三井住友銀行カードローンならSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)が、それぞれ保証会社を務めています。

銀行カードローン 保証会社
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック アコム株式会社
みずほ銀行カードローン 株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)
三井住友銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス)

メガバンクと保証会社はお互いに協力しながらカードローンを運営しています。

役割分担としてはメガバンクがカードローンの販売業務に専念し、保証会社が審査と管理を行うという仕組みになっています。

銀行と保証会社の関係性

保証事業を保証会社に委託しているのはメガバンク以外の都市銀行や地方銀行、信用金庫のカードローンも同様です。

ただ、都銀・地銀・信金の場合は、必ずしも保証会社とグループ関係にあるわけではありません。

保証会社に大手消費者金融をおく銀行カードローンの場合、審査には大手消費者金融の審査姿勢が色濃く反映されています。

そのために、大手消費者金融を保証会社にすえるメガバンクでは、申込翌日に審査回答や融資が受けられるようなスピーディーな対応が可能となりました。

実店舗型銀行のカードローン審査には、保証会社の審査方法が強く影響しているのです。

ネット銀行の審査基準

都銀・地銀・信用金庫に代わって大きな影響力を持ちはじめてきたのが、実店舗を持たずにネットだけでサービス行うネット銀行です。

ネット銀行カードローンの場合も、実店舗のある銀行とおなじく保証会社をつけて、保証会社に審査を代行してもらっています。

しかし、ネット銀行カードローンの保証会社には2つのタイプがあります。

一方は、銀行カードローンとおなじく、大手消費者金融や信販会社などの貸金業者が保証事業を務めるタイプ。

そしてもう一方は、ネット銀行みずからがグループ会社となる保証会社を新たに設立し、そこに保証事業を担わせるタイプです。

保証事業のためにグループ企業となる保証会社を設立したネット銀行には、オリックス銀行や楽天銀行、イオン銀行などがあります。

ネット銀行カードローン 保証会社
オリックス銀行カードローン オリックス・クレジット株式会社 新生フィナンシャル株式会社
楽天銀行カードローン
(楽天銀行スーパーローン)
楽天カード株式会社 株式会社セディナ
住信SBIネット銀行カードローン 株式会社SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス) 住信SBIネット銀カード株式会社
じぶん銀行カードローン アコム株式会社
ジャパンネット銀行ネットキャッシング 株式会社SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
イオン銀行カードローン イオンクレジットサービス株式会社 オリックス・クレジット株式会社

アトムくん編集部では、他会社に保証事業を委託しているカードローンよりも、グループ会社に保証事業を委託しているしているカードローンのほうが企業間の意思疎通がしやすいため、弾力的に審査を進めてくれる可能性が高いという結論にいたりました。

また、積極的にキャンペーンを行うネット銀行カードローンでは、わりあいに新規顧客獲得に意欲的だと考えられます。

なかでも人気の高い楽天銀行カードローンでは、キャンペーンとして期間限定で金利を下げたり、カードローンの発行・利用で楽天スーパーポイントが付いたりと、新規顧客獲得のためのあらゆるキャンペーンを行っています。

消費者金融の審査基準

アコムやプロミスに代表される大手消費者金融は、1960年代から個人向け融資を専業としてきたノウハウがあるため、銀行カードローンのように保証会社は設けていません。

銀行カードローンと比べて消費者金融のカードローンは小口融資に特化しているため、保証会社を付けなくても運営できるというのも、消費者金融が保証会社を持たない理由の1つでしょう。

消費者金融では審査から融資までのすべてを自社で行ってるため、銀行と比較すると審査時間が極めて早く、即日融資が受けられる可能性が高いです。

また、大手消費者金融カードローンには来店なしでインターネットのみで審査を済ませられるものもあり、申し込み~融資まで最短1時間で済ませられるケースもあります。

ちなみに、アトムくん編集部の高山がプロミスに申込んでから契約にいたるまでの時間は、約1時間40分でした。

銀行カードローンだと、申込者のデータを警視庁のデータベースで照合する必要があり、審査に最低1営業日はかかってしまいます。

審査スピードという観点でカードローンを選ぶなら、まず銀行カードローンより大手消費者金融カードローンがおすすめです。

審査が早いぶん金利が高めな消費者金融ですが、その点は無利息サービスを活用して利息を削減しましょう。

審査基準が甘いカードローンはあるのか

カードローンを取り扱っている業種ごとの審査基準を見ると、「審査基準が甘いのはどれ?」と聞きたくなりますよね。

結論を言うと、審査基準が甘いカードローンなんてありません。

どの業種のカードローンを選んでも、客観的な事実を元に返済能力を示すことができなければ、審査に通過することはできないのです。

ただ、審査基準の厳しいカードローンがあるとするなら、消費者金融カードローンよりも銀行カードローンでしょう。

銀行カードローンは、消費者金融カードローンよりも金利を低めに設定しているため、万が一貸倒れがおきたときのリスクが大きくなるからです。

また銀行は、個人ではなく法人への融資が中心なので、無理に個人向けの融資を増やす必要もありません。

こういった理由から、銀行カードローンは消費者金融カードローンよりも厳しい審査を行っていると考えられるんです。

もし、審査に通過できるかどうか不安に感じているのなら、まずは消費者金融カードローンから申込んでみませんか?

最後に、アトムくん編集部が満場一致でおすすめするカードローンを1つ紹介します。

審査に通るか不安な方におすすめのカードローン:プロミス

カードローンの審査に通過するかどうか不安に感じている方におすすめのカードローンは、SMBCコンシューマーファイナンスのプロミスです。

プロミスをおすすめする理由はこの3つ。

  1. 属性が低い人でも借入できた
  2. 毎月の返済額が無理のない範囲内
  3. 借入から最大30日間の無利息期間がある

ではひとつずつ、プロミスをおすすめする理由の根拠を明らかにしていきます。

おすすめ理由1:プロミスなら属性が低い人でも借入できた

プロミスは、アトムくん編集部の高山が申込んだときも審査に通過することができました。

高山がプロミスに申込んだのは2019年の10月。

このころ高山は、アトムくん編集部でアルバイトライターを初めて3ヶ月が過ぎたころで、つい最近一人暮らしをはじめたばかりのフリーターでした。

当時の高山の属性はこちらです。

項目 年齢 収入 性別 勤務先 勤続年数 雇用形態 居住形態 家族構成・独身既婚 電話の種類 保険の種類
内容 28歳 年収96万円 ITベンチャー 3ヶ月 アルバイト 賃貸(居住年数1ヶ月) 独身(一人暮らし) 携帯電話 国民健康保険

とてもじゃないですが、カードローンの審査に通過できる可能性が高い属性とは言えません(高山くん、ごめん)。

ところが、高山は無事プロミスの審査に通過!申込んだその日の内にプロミスと契約することができたんです。

これまでのクレジットヒストリーが良好だったこと、これが初めてのカードローン申込だったことも影響しているのかもしれません。

このことからもアトムくん編集部では、初めてカードローンに申込むという人には、プロミスをおすすめしています。

おすすめ理由2:プロミスなら毎月の無理のない範囲で返済できる

プロミスをおすすめするもうひとつの理由は、返済額です。

毎月の返済額が収入と照らし合わせて無理のない範囲に設定されているので、自分の収入額に不安のある方も返済しやすいカードローンと言えるでしょう。

プロミス側が借入できる人の間口を広く開けていると考えることもできますね。

プロミスの返済額が決まる仕組み

プロミスでは毎月の返済額(最低返済額)が、直近の借入額によって変化します。

プロミスの毎月の返済額が決まる仕組みを表にまとめました。

借入後残高 毎月の返済金額 返済回数
30万円以下 お借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ) ~36回
30万円超過 ~100万円以下 お借入後残高 × 2.53% (1,000円未満切り上げ) ~60回
100万円超過 お借入後残高 × 1.99%(1,000円未満切り上げ) ~80回

たとえばプロミスから100万円借りたときは、毎月20,000円ずつ返済できれば、延滞することなく完済を目指せます。

総量規制がある中、プロミスから100万円を借りられるなら、月収25万円以上はあるということ。

つまり月収の8%を返済にあてるだけでいいんです。

これなら、無理のない範囲内で返済していけそうですよね。

ただし、プロミスの金利は年4.5%~年17.8%とけして低い数字ではありません。

毎月の決められた返済額だけで返済を続けていると、いつまで経っても返済が終わらず、余計な利息を払うことになってしまいます・・・。

プロミスを利用するなら、30日間の無利息特典を活かして計画的な返済をこころがけましょう。

おすすめ理由3:プロミスなら借入から最大30日間利息0円

プロミスには、初めてプロミスに申込んだ方限定で、借入日の翌日から最大30日間利息が0円になる特典があります。

プロミス金利アイキャッチ

大手消費者金融カードローンの中でも、初めて借り入れた日の翌日から無利息期間が始まるのはプロミスだけ。

アコムレイクALSA、アイフルにも無利息特典はありますが、すべてカードローンと契約した翌日から自動的に無利息期間がスタートします。

つまりプロミスなら、無利息期間30日を含めた柔軟な返済プランを立てやすくなります。

実際にお金が必要になる当日に慌てなくても、“事前に審査に申込んでおいて、いざお金が必要なその日がきたら借入する”という計画を立ててもいいかもしれません。

その場合でも、無利息期間を1日も無駄にすることなく活用できます。

無利息期間内に多めに返済しておけば、無利息期間が過ぎてから支払う利息も減らすことができますよ。

このように、柔軟な返済計画を立てられるからこそ、初めての借入から最大30日間利息0円になるプロミスがおすすめなんです。

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まとめ

カードローンを取り扱う金融機関は、審査基準について一切明らかにしていません。

審査に受かったとしても落ちたとしても、その理由は教えてくれないのです。

それならばとこの記事では、アトムくん編集部の経験と知見を結集し、カードローン審査を徹底的にリサーチした結果をお伝えしました。

カードローン審査の流れや、スコアリング審査で重視される項目などがわかれば、少しはカードローン審査に対する不安も解消されたはず。

さあ、あとはみなさん次第ですよ!

この記事とカードローンが、みなさんの人生をより良いものにできれば嬉しいです。

執筆者からのコメント

田中宏一郎

カードローン審査は、どうすれば通過できるのか書かれた赤本があるわけではありません。

そのためこの記事は、過去地方銀行に30年勤務しアトムくんの記事執筆もお願いしていたライターSさんと、クレジットカード会社に26年勤務していたライターMさんから意見をもらい完成させました。

2人の専門的な意見を元に、プロミスの審査を受けた高山の経験、そしてFP資格を持つ私の見解をおりまぜた、カードローン審査の赤本になっています。

ただし、カードローンは審査も重要ですが、お金を借りてからの返済がもっと重要です。

事前にしっかりと返済計画を立ててから利用していただけることを願っています。

執筆者からのコメント

高山 てつや

僕自身がプロミスの審査に通過したときは、「こんなあっさりと審査に通過してしまっていいのか」と感じました。

そのときの経験を詰め込んだこの記事が、カードローン審査に不安を抱えているみなさんを前向きにできれば嬉しいです。

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