サラ金・闇金・消費者金融の違いとは

更新日:2019/10/28

  • サラ金
  • 闇金
  • 消費者金融

みなさんはこれら3つの違いをちゃんと説明することができますか?

どれも同じようなものと思っている方、ハッキリ言ってこれら3つは、まったく毛色の異なる金融機関です。

サラ金はいわゆる「サラリーマン金融」の略称で、利用者のメインがサラリーマンだった団地金融が本来の名前です。街金や高利貸という名前で知っているという方もいるでしょうね。

そして消費者金融は、その名の通り消費者のための金融機関。個人向けの無担保・無保証人で借入できるフリーキャッシングをメインに取り扱っています。

ということは、じつはサラ金と消費者金融は呼び名が違うだけでほぼ同じ金融機関ということがわかります。

では残った闇金はというと、貸金業者の届け出を出さずに無登録で消費者金融業者を名乗っている金融機関のことです。

闇金にだけは絶対に手を出してはいけません!
しかし、闇金業者は利用した後ではじめて闇金業者だったと気付くもの。

誘いの手口や特徴を先に知っておいて、事前に闇金業者につかまらない対策を練っておきましょう。

この記事では、サラ金・消費者金融について紹介し、その2つと混同してしまいがちな闇金についてお伝えします。

この記事の執筆
アトムくん編集長:田中 宏一郎 氏
中学3年生のときに父親の借金が原因で家庭崩壊・・・。
その後、母の働く医療法人の奨学金制度で4年制大学へ。
奨学金は毎月5万円ずつ返済中。借金の酸いも甘いも知るオトコ!
アトムくんの編集長であり3級FP技能士。

サラ金・街金・消費者金融の意味

呼び名の違いはあれど、基本的には貸金業者として同じものになりますが、特徴だけご紹介しておきます。

サラ金とは

「サラ金」と聞いてお金を借りてはいけないやばい業者、と連想する方もいるでしょうがそうではありません。

サラ金とはそもそも「サラリーマン金融」の略であり、団地金融がその始まりでした。
団地金融の名称は、団地に住む方(主婦やサラリーマン)を中心に貸付していたことから付けられたと言われており、利用者のメインがサラリーマンであったことから呼び名が少しずつ変わったと考えられます。

街金とは

「街金」もサラ金の一種なのですが、事業規模が若干異なります。

サラ金が比較的事業規模が大きいのに対して、街金は事業規模が小さく店舗数も1軒のみというところも少なくありません。

なぜ街金というのかというと、その事務所が街中に多くあったことが由来です。

消費者金融とは

「消費者金融」とは、現在のサラ金の主な呼び名です。

かつてはサラリーマンが主な対象だった金融業者でしたが、現在ではそれに加えて非正規雇用や主婦などの利用も増えています。
サラ金の呼び名が実情にそぐわなくなってきているため、不特定多数の消費者をターゲットにしている「消費者金融」にしています。

しかしそれだけが理由ではなく、「サラ金や街金=悪徳金融」とのイメージがついてしまっているため、金融業界では悪徳業者のレッテルを払拭すべく消費者金融の呼称を広めたのです。

大手消費者金融(サラ金)と街金の事業の特徴

では、ビジネスモデルとして大手の消費者金融(サラ金)と街金ではどう異なるのでしょうか。
以下に両事業者の特徴をまとめましたのでご覧ください。

  消費者金融 街金
事業規模 大きい 小さい
申込方法 ネット
無人契約機
来店
電話
借入方法 ATM
ネットバンク(振込)
手渡し
振込
返済方法 ATM
口座振替
振込
手渡し
振込
審査 機械審査重視 対面審査重視
ブラックの借入 基本NG 可能性あり
ローンカード 基本あり
カードレスあり
ほぼカードなし

闇金の種類と特徴について

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サラ金、街金、消費者金融は微妙なニュアンスこそ異なれど、どの消費者金融業者も基本的には法律に則って経営を行なっています。

これに対して闇金融は、法律違反をして経営をしている点が他のローン事業者と大きく異なる点です。

具体的にどんな点が法律違反なのでしょうか。

闇金の特徴は以下の3つです。

  1. 年利20%超えの金利設定
  2. 貸金業の登録をしていない
  3. 取り立て方法が過激(違法)

年利20%超えの金利設定

現在、利息制限法及び出資法は法改正されており、グレーゾーン金利は撤廃されています。
年20%超えの金利で貸付を行なってはいけないことになっています。

しかし闇金は法定金利をはるかに上回る高金利で貸付を行なっており、10日で1割の「トイチ」はまだいい方で、10日で5割の「トゴ」と呼ばれる違法金利の会社もあるのです。

貸金業の登録をしていない

貸金業法により、貸金業を営むためには都道府県知事の登録を受けなければなりませんが、多くの闇金は登録をしていませんし、実在の登録業者を名乗る闇金もいます。

取り立て方法が過激(違法)

闇金でお金を借りると取立てが厳しいといわれていますが、中には法律違反のものもあります。
深夜や早朝にもかかわらず自宅に取り立てに来るのは、れっきとした法律違反です。

また、裁判所の差押命令がないのに勝手に家財道具を持ち出すのも違法ですし、暴力や恫喝などもってのほかです。

暴力的な貸付を行なう典型的な闇金以外にも注意

闇金業者以外にも、暴力的な貸付を行う金融機関があります。

偽装質屋

偽装質屋とは、二束三文の担保に不相応な高額な値段をつけて貸付ける業者です。
質屋は例外的に通常より高金利が認められていることに着目した業態ですが、債務者に質流れさせてくれないなど実態は闇金そのものです。

クレカ現金化

クレカ現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を使ってお金を融資する方法です。
これを直接取り締まれる法律はないのですが、カード会社に利用規約の違反行為になる恐れがあり、最悪カード解約となってしまいます。

ソフト闇金

これまでの闇金のハードなイメージではないのが、ソフト闇金です。
対応はソフトで親身に相談に乗ってくれ、借金の取り立ても厳しくはなく金利もさほど高くありません。
それでも違法金利には変わりありません。

 

さて、続いてはこれら闇金の特徴を踏まえて、いったいどうやった見分ければいいのかを紹介していきます。

闇金どうかを見分ける確認ポイント

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では、闇金融と真っ当な貸金業者を見分けるにはどうすればいいのでしょうか。

貸金業の登録番号をチェック

貸金業者としてお金の貸付をするためには、貸金業者登録をする必要があります

業者の店舗や事務所が都道府県をまたぐ場合は財務局経由で内閣総理大臣、それ以外は都道府県知事に対して登録を申請します。

財務局に登録する業者は、事業規模が大きい業者だということがわかります

これらの登録を行わずに無登録で貸金業を営んでいるのが闇金です。

なぜ登録をしないのかというと、登録が認可されるためには一定以上の純資産などの審査があるからです。

それ以外にも必要書類の提出があり、誰でも手軽に登録をすることができない仕組みです。

その後も3年ごとに更新手続きをする必要があり、この更新手続きも新規登録と同じ内容となっているので、事業者にとっては非常に大変な作業となっているのです。

悪徳業者が簡単に登録できないようにするためにも、厳しい制度と仕組みは必要ですが、反対に無登録業者を増やす要因にもなっています

悪徳業者は無登録業者として、いわゆるブラックリストに載るようなローン審査に通らない人や、金融の知識に疎い人を対象に違法な融資取引をしています。

闇金はルール無用!上限金利も違法な督促行為もオカマイナシ

一般的な消費者金融と違い、貸金業者として登録をしていない無登録業者が闇金には多いことがわかりました。

もちろん、なかには登録をしている業者もいるようですが、闇金全体に言えることは、一般的な消費者金融と違い、法律を守る気持ちが希薄であるということではないでしょうか。

法外な金利で暴利をむさぼる闇金業者

闇金業者は法律を守って営業することはなく、出資法や利息制限法で定められている貸付金利の上限などのルールを守りません

表面上は上限金利を守っているように見える場合でも、利息以外の名目で支払った金額も貸付金利として計算しています。

これを「みなし利息」と呼び、そうした行為は法律で規制されています

このみなし利息を制限することが、法によって定められているのは、ひとえに消費者を守るためです。

かつて利用者は一部の貸金業者から不当にお金を取られたという過去があり、そうしたことが再びおこらないようにと利息制限法によって制定されました。

ただし、事務手数料や印紙代、さらにはATMやカード再発行の手数料。さらには債務の弁済費用や調査費用といったものは「みなし利息の例外」にあたり、これらを貸金業者は請求することができます

多くの場合、利用者が関係あるのはATMやカードの再発行手数料くらいなもので、弁済費用や調査費用などが請求されるのは、特殊なケースであると言えます。

では、みなし利息にあたる内容はどういったものかというと、例えば10万円を借りた場合、2万円が事務手数料として相殺されて8万円しか手元に残らなかったとします。

これは8万円の貸付に対して2万円の利息を支払ったと同じなので、25%の利息となります。

30日後に完済した場合で計算します。

 2万円÷8万円×365日÷30日=3.04(年率304%)

計算を見てわかるように年率で換算すると法外な利息となり、上限金利をはるかに超えているのがわかります。

こうした手口で通常の消費者金融でありえない、法外な金利を搾取するのが闇金業者です。

TV CMで見かける大手消費者金融をはじめ、合法的な営業をしている消費者金融業者は、利息を先取りで天引きするという貸付方法は行っていません。

闇金は違法な督促行為も平気でする

闇金業者は貸付の上限金利も守りませんが、もっと生活に影響する違法行為も平気で行うので注意しましょう。

貸金業法では督促行為に関しても厳しい規制を行っています。

例えば自宅で全く連絡が取れないといった場合以外で、勤務先への督促電話やFAX、直接訪問することを禁じています。

しかし、闇金業者から借りてしまうと、勤務先への督促や違法取立ても平気で行うので、勤務先での立場も悪くなります。

場合によっては勤務先を退職するといったケースも考えられます。

実際、貸金業法が改正される以前は、消費者金融会社はもちろんクレジット会社でも勤務先への督促を行っていたため、それが原因で退職したというケースもあります。

現在このような行為をすると貸金業者に対して刑事罰が科せられるので、登録業者は違法な取り立てをすることはありません

貸金業の登録をしている消費者金融では、貸金業法を遵守しているので金利や督促だけでなく違法行為はなく安全性・信頼性が高いので闇金との違いを見分けてから借り入れましょう。

「無審査」「ブラックでもOK」「いくらでも貸します」の広告は闇金

銀行系消費者金融や中小消費者金融を含めた消費者金融業界ではガイドラインを作成しており、それによりますと広告に記載してはいけないワードがあるようです。
「無審査」「ブラックでもOK」などは魅力的な文言ですが、これらは誤解を与える恐れがあるためNGとなっており、記載している業者はまず闇金でしょう。

また、消費者保護の観点から総量規制により収入の3分の1を越える借金は返済能力を超えるため貸出できませんので、「いくらでも貸します」も違法です。

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銀行カードローンであれば総量規制対象外なので表記的に有り得るかも知れませんが、現存している銀行かどうかを確認する事は容易なはずです。
ただし、審査をしないことやブラックの人に融資をすること自体は違法ではありません。

ブラックと言うのは、申込者が過去のキャッシングやクレジットなどの信用取引において返済・滞納など金融事故を起こした場合の履歴が信用情報機関に残されています。
信用情報機関は加盟会員の業者に情報公開していることから、審査の際に照会した上で、貸付の可否を判断することになるのでどうしても審査は不利になるのです。

  加盟する主な信用機関
消費者金融系 株式会社シー・アイ・シー(CIC
株式会社日本信用情報機構(JICC
銀行系 全国銀行個人信用情報センター(全銀協

金融事故の情報は、CIC/JICCで5年、全国銀行個人信用情報センターで10年は最長で残されているので、履歴が消えるタイミングが近いのであれば申込を少し遅らせることも検討が必要ですね。

また、契約書や領収書など手続きに必要な書類は必ず確認と保管が必要です。
契約書もなく、口約束だけで貸してくれるのは常識的にも考えられません。

慌てなくて大丈夫!闇金を利用してしまった場合の対処法

闇金業者と知らずに利用した場合、利息や手数料はもちろん貸付元金も損害賠償金として請求できるという最高裁の判例があります。

闇金の行為が悪質である場合に限られますが、こうした判例があるので闇金を利用してしまった場合でもあきらめずに弁護士に相談しましょう。

また、勤務先への督促など違法行為があった場合は、すぐに警察に連絡しましょう。

警察は民事不介入なのでお金の貸し借りには介入しないというイメージがありますが、闇金自体が出資法違反で刑事罰があるので警察に連絡するのをためらう必要はありません

闇金と知りながら利用すると詐欺罪になる?

ただし闇金業者と知りながら利用した場合は事情が違います。

そもそも闇金の契約は公序良俗に反する違法行為なので返済義務はありませんが、それを知りながら返済の意思もなく利用した場合は反対に詐欺罪に問われる可能性があります。

2回以上弁護士に闇金からの借入について依頼した経験がある場合は、最初の依頼で闇金への返済が不要なことを知っているはず。
そのため、以降の利用は意図的なものとして詐欺になる可能性があります。

一方で闇金側が貸付先に返済する意思がないことを知りながら、貸付した場合はどうなるでしょうか?
この場合でも詐欺未遂が成立する可能性があります。
実際に詐欺罪に問われたケースは聞いたことはありませんが、闇金側にも弁護士がいることも考えられるので、反対に訴えられる可能性は否定できないでしょう。

知らずに利用した場合は仕方ないですが、基本的に怪しいことには近寄らず、弁護士などの厄介になることは避けておきたいものです。

大手金融機関から優先的に考えることが重要

いろいろな呼び名がある貸金業者ですが、闇金以外はほぼ法令を遵守している貸金業者です。

とにかく、被害者にならないためにも闇金だけには絶対手を出さないことが重要です。
日本貸金業協会では、金融庁に登録されている正規の業者かどうかを検索できるサービスを設けているので、聞き慣れない企業名の場合は、まず確認するようにしましょう。

プロミス公式サイト

どうしてもお金を借りたい場合は、社会的にも名前の通っている大手の消費者金融や銀行の利用を検討すべきです。
例えば、プロミスやアコムは貸し付け実績も豊富な大手の貸金業者ですし、サービス面でも初回無利息サービスや最短1時間の融資スピード、無人契約機で誰にもばれずに契約手続きができるなど利用者を助けています。

また、銀行では消費者金融よりも審査基準が厳しくなる可能性も考えられますが、信頼性が大幅に増します。

企業の認知度が高く、返済負担を減らせる業者を選ぶことは、キャッシングの第一歩と言えるでしょう。

まとめ

よく映画やドラマの表現として玄関先に張り紙をしたり、大勢で自宅に押しかけたりという借金取りのシーンがありますが、現在の貸金業者では大手消費者金融でなくてもそのような実態はありません。

しかし、闇金を利用した場合は映画のような行為が行われる可能性大です。

消費者金融や銀行カードローンを利用できる人であれば、闇金に関する基礎知識を身につけて利用しないようにしましょう。

また、闇金と知りながら利用する場合は借金問題を抱えているケースが多いので、闇金を利用する前に弁護士に依頼して債務整理によって根本的に借金問題を解決しましょう。

なお、アトムくんで紹介している消費者金融はすべて安心して借りられる事業者ばかりです。
どんなサービスを提供しているかは、以下のリンクから確認ください。

執筆者からのコメント

田中宏一郎

どうしてもお金が必要になる場面というのは、誰にだって訪れる可能性があります。
そのとき、家族や友人を頼る方もいれば、「誰にも迷惑をかけたくない」という想いから貸金業者を頼るかたも多いでしょう。

ただ、貸金業者も様々あり、闇金といわれる悪徳な違法業者が紛れているのも事実です。
初めての借入先を検討しているなら、まずはコンプライアンスを遵守している大手消費者金融から借入先候補を絞り込んでいくことをおすすめします。

プロミスやアコムなどの大手消費者金融は、初めてカードローンの契約をする方を対象とした無利息特典がます。

そのため大手消費者金融は、少額短期の利用であれば、借入までの時間や利息負担などのリスクが最も少ない借入先と言えます。

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