フリーランスが事業資金を獲得するのは難しい?知ってて損のない資金調達のあれこれ

更新日:2019/01/08

会社や組織から離れ、開業届をしてフリーランスとして活躍する人は年々増加していっています。「自分も独立したい!」と思いながらも、先立つものがなく諦めているという方もなかにはいるのではないでしょうか。

 それもそのはず「フリーランスだと社会的信用が低いから開業資金を貸してもらえない」というような噂ばかり先行し、それを聞いて足踏みしてしまっているということもあるからです。

しかし、本当に方法はないのでしょうか。

この記事では、その事実を検証するとともにフリーランス向けの資金調達方法を多角的にご紹介し、必要な基礎知識を身に着けてもらいます。

フリーランスでも事業資金は獲得できる?

結論から言えば、フリーランス(個人事業主、自営業)はお金を借りることは可能です。

ただし、その「借りやすさ」は公務員やサラリーマンと比較した場合には、借りづらいというのは事実です。

 その理由は、2つあります。

 1つは「継続安定した収入」というお金を借りるときの条件を満たしているか(今後も満たすかどうか)ということの確認が難しいからです。

確かに、過去の金融取引の履歴は個人信用情報機関に照会すれば、知ることができます。

しかし、公務員やサラリーマンと違い「今年500万円の収入があったとしても、来年同じ収入があるかどうか」は不確定要素が多いのです。

 2つ目の理由は「ボーナスや退職金、厚生年金などがない」ということです。

つまり、まとまったお金が決まったタイミングで入るという保証がフリーランスにはありません。なので、お金を貸す側としては、たとえ仕事内容が公務員やサラリーマンと同一であったとしても、返済計画をイメージしづらいというところがどうしてもあります。

しかし、まったくお金を借りられないということではありません。

フリーランスであっても実績をきちんと積んでそれを確定申告書(青色申告決算書)で証明できれば、まとまったお金を借りられる可能性は十分にあります。

 また、開業して間もないタイミングにおいては、そういった個人事業主や法人経営者をサポートする補助金や助成金あるいは公的な融資制度が用意されています。これらの融資制度は、むしろフリーランスを支援するという目的があるため、むしろフリーランス(や法人経営者)限定の資金調達方法だということができます。

開業前に利用できる?おすすめの資金調達方法

資金調達の方法は、大きく分けて2種類あります。

1つは「借りる」ことで資金の調達をする方法、2つ目は「出資を募る」ことで資金の調達をする方法です。

 

「借りる」資金調達方法

借りることで資金調達をする場合には、金利負担について考える必要があります。

元本の返済だけではなく、金利も高いとその返済に追われることになるからです。

 ですから「借りる」ことで資金調達をする場合には、金利の低いものから順番に検討することがお勧めです。

 金利の低い順にフリーランス向けの融資制度を掲げると以下の通りです。

・日本政策金融公庫といった公的融資制度での借り入れ
・銀行や信用金庫での借り入れ
・消費者金融での借り入れ 

特に断トツで低金利なのは「日本政策金融公庫」からの借入です。

201812月現在、基準金利は「無担保・無保証人」で年利2.26%~2.85%と設定されています。

しかも銀行などの金融機関は「開業後の実績」を重視しますが、公的機関である日本政策金融公庫の場合には、むしろ新規に事業を始めるケースに限って融資を行うという、民間にはできない融資対象を持っています。

他の借入サービスでは年利10%を超すことも珍しくないことを考えれば、是非とも利用したい制度です。

ただし、申請にあたっては必要書類も多く、審査にも時間がかかることから申請にあたっては、前もって資金計画を立てるなど入念な準備が必要になります。

また、企業によっては従業員の起業をサポートする融資制度や出資制度を用意しているところもあります。

もし、現在会社員でフリーランスとして独立開業することを検討している場合には、会社員時代の間に、その企業が行っている起業サポートについて調べてみるのも有効です。

「出資を募る」資金調達方法

「融資」と「出資」の最大の違いは、「融資」は返済義務があるけれども、「出資」の場合には出資金は返済する必要はなく、自身で活用してよいということです。

出資を募る方法としては、個人的なつてをたどるほか「クラウドファンディング」という方法があります。

これは、ウェブ上などで不特定多数の投資家に事業内容についてアピールすることで、出資を募るという方法であり、近年注目されている方法です。

また「補助金」や「助成金」をもらうという方法もあります。

主に地方自治体が提供しているのですが、こちらも手続き方法が複雑なので十分に活用できていないフリーランスが多いというのも現所です。

業歴を積んだら消費者金融のビジネスローンという選択肢も!

開業費用のほかにも、運転資金は時折必要となります。

たとえ絶対的な資金は足りていたとしても、タイミングの問題で「つなぎ資金」が必要になるということも十分にあります。

例えば、所得税や消費税、住民税や健康保険料などの支払いタイミングはそれぞれバラバラです。

また、仕入れなどを行うフリーランスの場合には、債権はあっても現金が手元にないというケースは十分にあると考えられます。

このようなときに「迅速に」「必要な額だけを」気軽に借りられる方法としては、消費者金融が提供しているビジネスローンや事業向けカードローンなどがあります。

なお、一般的な個人向けカードローンは、使途は一般的には自由ですが事業性資金にだけは使用できないことがほとんどです。これも生活資金と事業性資金の境があいまいなフリーランスが審査落ちしやすい要因となっています。

ビジネスローンと事業者向けカードローンの違いは、借入回数にあります。

ビジネスローンの場合には、1回まとまった金額が融資され、それを順次計画的に返済していくという方法になります。

つまり「融資を受ける→返済する→返済する→完済する」というようなシンプルな形になります。

 一方で事業者向けカードローンの場合には、借入可能額の範囲内であれば審査に通過すれば自由に融資を受けることができます。

そのため「契約する→借り入れる→返済する→借り入れる→借り入れる→完済する」というような、より柔軟な利用が可能となっています。

金利水準はビジネスローンも事業向けカードローンもほぼ同じなので、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。

事業性資金調達の選択肢!ビジネクストを紹介

最後におすすめのビジネスカードローンを紹介します。

ビジネクスト

ビジネクストは法人や個人事業者向けの金融商品のため、会社員やパート、アルバイトなどの企業から給料をうけとっている方は利用することができません。

しかし、ビジネクストのカードローンは一般的な消費者金融のカードローンと同様に、提携するコンビニATMなどをつかって、融資限度額内であれば、好きなタイミングでいつでも繰り返し利用することができます。

主な商品概要は以下のとおりです。

融資対象者 法人または個人事業主
※会社員やパート・アルバイトは申込不可
融資額 1万円~1,000万円
※新規取引時は上限500万円
契約利率 年8.0~年15.0%(利用限度額100万円以上)
年13.0%~年18.0%(利用限度額100万円未満)
担保、保証人 不要
※法人の場合は代表者が連帯保証人になる
返済方式 元金定率リボルビング方式

 

カード発行手数料や年会費はいずれも無料となっています。

また全国のセブン銀行や東京スター銀行、アイフルの提携ATMを利用することができ利便性にも優れています。

Webから申込みできるので、毎日の業務で忙しいフリーランサーにとっても、これも嬉しく感じられるポイントなのではないでしょうか。

まとめ

フリーランスとして独立開業する場合には「開業前」「開業時」「開業後」3つのタイミングに分けて必要な資金を計画するとよいでしょう。

それでも、実際に開業する場合には不測の事態が起こりがちです。

それに備えるためには、事前に資金を準備しておくことが理想的ですが、それに加えて融資制度や出資制度について理解しておくことも同じくらい重要です。

フリーランスとしてお金の管理はしっかりと把握できるようにしましょう。

ビジネクスト

実質年率 利用限度額100万円以上:年8.0%~15.0%
利用限度額100万円未満:年13.0%~18.0%
限度額 最高1,000万円
審査時間 -
  • ビジネクストは小口融資に特化したビジネスローン
  • 総量規制対象外だから年商1/3超でも借りれる!
  • 業歴1年以上なら赤字決済でも申込OK