クレヒス(クレジットヒストリー)とは個人の返済能力を知るための情報

更新日:2018/06/01

クレヒス」あるいは「クレジットヒストリー」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「クレジットヒストリー」の「クレジット」は信用という意味で、「ヒストリー」は歴史・履歴という意味ですから、直訳すると「信用履歴」となります。

クレジットカードを新規に申し込んだときや、カードローンにもう申し込んだときに、必ず審査が入りますが、このときにお金を貸す側であるクレジットカード会社やカードローン会社は、必ず申込者のクレヒスをチェックして申込者の過去のクレジット利用状況、返済実績と、もし自己破産などの情報があればその記録を見ています。

ここでは、カードローンに新規で申し込んだ際、審査とクレヒスの関係について見ていきましょう。

なぜクレヒスをチェックするのか

カードローン会社に申し込んだ人が誰でもお金を借りられるわけではなく、「借りる」=「返す」ものなので、カードローン会社側にも相手を選ぶ権利があります。
借りたお金を返さない人にお金を貸しても、貸した側は不利益を被るからです。

ご自身に置き換えてみてください。もし見ず知らずの人が「お金貸して」といってきても、貸すでしょうか?
信用できない見ず知らずの人には貸したくないですよね。

しかし、もしその人がきちんとしている人だということが証明されれば、「利息つきで返してくれるなら、貸してもいい」と思う可能性は出てきませんか?

その「きちんとしている人かどうか」を証明するものこそ、クレヒスなのです。

クレヒスの詳しい内容

クレジットヒストリーの詳しい内容は、過去のクレジットカードの利用状況やローン(カードローン、住宅ローン、車のローンなど)の利用履歴、支払い状況です。

「今回申し込んだカードローン会社と過去に問題を起こした会社は別の会社だし、過去の利用状況なんてバレないでしょ」というのは大きな間違いです。

実は、個人のクレヒスは個人信用情報機関と呼ばれる機関に事細かに記録され、そして共有されているのです。

クレヒスの内容は、ローンやクレジットカード利用の契約情報・返済状況(入金状況)です。
毎月問題なく返済をしている場合、個人信用情報には「$マーク」が記録されていきます。
$マークがずらっと並んだ状態が正常なクレジットヒストリーです。

ところが、入金がなく返済を怠った場合、$マークの代わりに「Aマーク」が記録されます。
Aマークが複数になると、それが「金融事故情報」、「異動情報」と呼ばれる俗に言うブラックリスト入りとして扱われます。

ネガティブ情報として認識され、審査に大きな影響を及ぼします。

携帯電話料金の支払い遅延でクレヒスに傷がつくこともある

クレヒスの金融事故情報に登録されるのは、毎月のクレジットカードやローンの返済だけではありません。
携帯電話を割賦契約(分割払いで毎月決まった金額を支払う契約)で購入し、月々の通話料金と一緒に支払う契約にした場合、これも立派なローンになります。
この支払いを怠ってしまうと、通話料金の支払いのみならず、携帯電話の機種代金自体を滞納していることになるので、クレヒスに傷がつく可能性があります。

「なぜか審査に通らない」という方は、後ほど説明するクレヒスの情報開示をして一度状況を確認するようにしましょう。

クレヒスが登録されている個人信用情報機関

クレヒスは「個人信用情報」とも呼ばれますが、この個人信用情報は個人信用情報機関(個人信用機関)と呼ばれる機関に登録されます。
現在、日本では3つの個人信用情報機関が稼動しています。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)

3つの機関の中で最も会員数が多く、クレジットカード会社はもちろん、信販会社や消費者金融、リース会社や保険会社などが名を連ねています。
毎月登録情報を更新する義務があり、最新情報を参照できることから、CICの情報は重宝されています。

株式会社日本信用情報機構(JICC)

CICに次ぐ会員数を有しており、主に消費者金融会社が利用していますが、最近ではクレジットカード会社も利用しています。
現金の貸し出しをする会社は、JICCを利用しなければなりません。

全国銀行個人信用情報センター(JBA)

主に銀行やろうきん、信用金庫が利用している信用情報機関です。
これらの金融機関で住宅ローンやマイカーローンを利用すれば、指定信用情報機関としてJBAに登録されることになっています。

クレジットカード会社やカードローン会社など貸金業に携わる会社は必ずいずれかの機関に加盟しています。
加盟する金融機関の特徴として、割賦販売法に基づく貸し出しを行っている企業はCIC、貸金業法に基づく現金の貸し出しを行っている企業はJICC、銀行系はJBAに加盟している場合がほとんどですが、複数の機関に加盟している会社もあります。

ネガティブ情報は3つの個人信用情報機関の間で共有されている

実は、これらの3機関は、それぞれの顧客(会員)の延滞情報や債務整理・自己破産など「異動情報」や「金融事故情報」と呼ばれるネガティブ情報に関して、情報ネットワークにより共有を行うことで借り逃げや多重債務者の発生防止に役立てています。

この情報交流は「CRIN(クリン)」と呼ばれています。
「CRIN」はCredit Information Networkの略です。

crin

つまり、過去に支払いの延滞や債務整理など金融に関するネガティブな情報があった場合、たとえ機関を変えてもその情報は共有されるため、自分のクレヒスからは逃れられないのです。

クレジットカード会社の場合はクレジットカード審査に、カードローン会社の場合はカードローン審査に、このCRINを使って申込者の信用調査を行っています。

自分のクレヒスは情報開示で確認できる

審査に大きな影響を及ぼすクレヒスですが、自分自身のクレヒスがどうなっているのか、実は情報開示により確認することができます。

開示請求は簡単で、窓口、郵送やインターネット開示も可能なので、お好きな方法を選ぶことができます。
500円~1,000円の手数料が発生する点だけ注意が必要です。

余談ですが、アメリカではクレヒスは非常に重要視されていて、自分にとって不利なクレヒスになってしまった場合、裁判を起こすことさえあるようです。

クレヒスがまったくゼロの場合も、審査通過は難しい

支払い遅延などの事故情報のほかに、カードローン審査に通らない理由として「クレヒスがまったくゼロ」というケースが挙げられます。
過去にクレジットカードやカードローンを一切利用したことがなく、クレヒスがまっさらな状態を「スーパーホワイト」と呼びます。

申込者を審査しようにも、クレヒスがスーパーホワイトであれば、その人の返済能力をジャッジすることができません。

これを避けるためには、できるだけ20代の若いうちに、少なくともクレジットカードは作ってクレヒスの土台を築いておくことをおすすめします。

ネガティブなクレヒスは最低でも2年間、残り続ける

さて、既にネガティブなクレヒスを持ってしまった場合、その情報はいつまで残り続けるのでしょうか。

一説では、支払い延滞は2年間、自己破産などの情報は5~10年残るとされています。

ブラックリストと呼ばれるぐらいですから、この事故情報がある間に関しては、新規でクレジットカードを発行したり、カードローンに申し込んで融資を受けたりということは不可能になるということを理解しておきましょう。

毎月しっかりと借りた分を返済することが信頼されるクレヒス作りのカギ

いかがだったでしょうか。

難しい話をしましたが、要は「毎月しっかりと借りた金額を返済すれば、正常で信頼されるクレヒスを築くことができる」ということです。

お金を借り入れる際は、必ず「自分が月々返済できる金額かどうか」を意識しながら、計画的な利用と返済を心がけるようにしましょう。

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