カードローンの複数申込をやめるべき4つの理由

更新日:2019/09/24

カードローンに申し込む際に

審査落ちしたらどうしよう…保険で他のカードローンも申し込んでみようかなぁ

なんて考えたことはありませんか?

また、

今借り入れしているカードローン(1社)の限度額じゃ足りない…どうしよう。新しくカードローンを利用しようかなぁ

と考えたことはありませんか?

消費者金融のカードローンは、3社までであれば審査に通過して複数持つことができる場合があります。

しかし、申し込む前にカードローンを複数持つことによるデメリットも考えなくてはいけません。

この記事ではカードローンの複数申込をやめるべき4つの理由と、どうしても必要な場合の注意点を紹介していきます。

事情があって複数のカードローン会社と契約しようと考えている方、是非最後まで読んでください。

カードローンの複数申込をやめるべき4つの理由

複数のカードローンに申し込むのと複数のカードローンを持つことを避けるべき4つの理由を紹介します。

【カードローンの複数申込をやめるべき4つの理由】

  1. 他のローン審査に影響する
  2. 多重債務者になるリスクがある
  3. 毎月複数の返済日がある
  4. 金利が高くなる

では、それぞれ詳しく説明していきます。

他のローン審査に影響する

カードローンに複数申し込んでいるだけでも他のローン審査に影響します。

ローンやクレジットカードの審査において、審査する側は個人の信用情報が保管されている信用情報機関で申込者の信用情報を確認します。

信用情報機関とは、加盟している会社から登録される申込者情報の管理を行っており、逆に管理している情報を会員スタッフに必要あれば情報提供しているというものです。

信用情報機関では、申込者がいつどんなローンに申し込んだかとその審査結果、申込者の他社借入件数とその金額まで調べられるのです。

申込みブラックになる可能性も

また、6ヵ月の間にカードローンやクレジットカードに4件以上申し込んでいると「申込みブラック」という信用状態になってしまう可能性があります。

「ところで申込みブラックって何…?」
と思われた方は「申込みブラック」に関する記事もご一読ください。

さて、この申込みブラックという信用状態になってしまったらローンの審査にはほぼ通りません。

個人のカードローンへの申込情報は申し込みから6ヵ月の間は個人情報を保管している信用情報機関に記録されます。

そのため、申込みブラック状態になってしまったら6ヵ月間はカードローンの新規契約はできません。

お金が必要だからといって、焦ってカードローンに申し込み過ぎると逆に利用できなくなってしまいますので注意しましょう。

審査の際にカードローンに複数申し込んでいる履歴があると
「この申込者は近い将来、多重債務者になりそう」
と審査担当者に思われ、審査が厳しくなるのは避けられません。

多重債務者になるリスクがある

各ローンの審査基準は全く公開されていませんが、4社以上のカードローンを同時に利用していると「多重債務者」とみなされる可能性が高いです。

多重債務者とみなされてしまうと、他のカードローンはもちろん、各種ローンの審査にもほぼ通過できなくなります。

また、多重債務者になることによって借金の返済が自転車操業状態になる可能性があります。

借金のせいで自転車操業状態になる

借金を返済するために新たに借金をすることを自転車操業状態と言います。

この状態になると、借金は一向に減らず返済を先送りしているだけの状態です。

その上、利息が常に発生している状態なので借金は雪だるま式に増えていきます。

このような状態になると金融事故を起こしてしまいかねません。

金融事故のリスクがある

借金の返済が自転車操業状態になってしまうと利息分がどんどん膨れ上がっていき、いつの間にか借金が自分では返済できない程の金額になる可能性があります。

そして、最終的には総量規制という貸金業者は借主の年収の3分の1以上の貸付はできないという貸金業法のルールによって、追加の融資が受けられなくなってしまいます。

こうなってしまうと債務整理を行うしかありません。

債務整理などの事故情報は、1年から10年間は信用情報機関にのこってしまい、その間はローンの審査に通らなくなってしまいます。

いわゆる「ブラックリスト入り」です。

「ブラックリスト入り」とは申込みブラックとは異なり、金融事故を起こしたキャッシング利用者で個人信用情報の事故情報が記載されます。

また、債務整理を行う際の精神的な負担も大きいです。

このような危険な状況になることを避けるために、複数のカードローンから借入があるという状況は避けるべきなのです。

毎月複数の返済日がある

複数のカードローンを持っている場合は一ヶ月の間に複数の返済日があります。

ひと月に2回も3回も返済日があると、「うっかり返済日を忘れてしまっていた」なんてことが起こる可能性もあります。

それに、複数の返済日にちゃんと返済するお金を確保しておかなければなりません。

延滞するリスク

毎月決められた金額を返済する約定返済を滞らせてしまうと、追加の借入ができなくなってしまう上に遅延損害金を支払わなければならなくなります。

また、複数持っているカードローンの返済日の内一つでも忘れて延滞してしまえば信用情報にキズがついてしまいます。

結局金利が高くなる

基本的にカードローンは、借入金額が大きくなる程金利が下がります。

特に100万円を超える借入については、利息制限法という法律によって、上限金利が年15%までと決められているのです。

そのため、100万円を1社から借り入れた場合と、2社から50万円ずつ借り入れた場合では金利に差が出ます。

例えば大手消費者金融業者のアコムの場合1万円から99万円の借入の場合の最大金利は年18%ですが、100万円から300万円の借入の場合は年15%です。

アコムの貸付利率(実質年利)
契約極度額 501万円~
800万円
301万円~
500万円
100万円~
300万円
1万円~
99万円
適用金利 3.0%~4.7% 4.7%~7.7% 7.7%~15.0% 7.7%~18.0%

それでも複数のカードローンが必要なら

それでも、どうしても今持っている1つのカードローンだけではお金が足りないという人はどうすればいいのでしょうか?

実際に複数のカードローンを持つ前に考えておくべきことを4つ紹介します。

  1. 総量規制に注意する
  2. まずは増額審査を受ける
  3. 借金を返済するために借入はしない
  4. まとめられるタイミングで借入をまとめる

では、それぞれ詳しく説明していきます。

総量規制に注意する

カードローンに申し込む前に自分が総量規制にひっかかっていないかを確認しましょう。

また、銀行系カードローンであれば総量規制対象外と言われることもありますが、それは間違いです。

銀行も総量規制並みの規制を行っており消費者金融と同じように利用者の年収の3分の1を超える融資はほとんど行っていません。

金融庁の発表では、総量規制をうけて貸付上限金額を設定している銀行の割合は 120 行中102行(85%)とのこと。

これら102 行のうち、年収の2分の1を上限に設定している銀行が 83 行、年収の3分1に設定している銀行が14行です。(『銀行カードローンのフォローアップ調査結果について』|金融庁より)

銀行系カードローンであれば年収の3分の1以上の融資を受けられるというわけではないことは覚えておきましょう。

増額審査を受ける

すでにカードローンを持っている場合は、借入先の増額審査を受けるようにしましょう。

1社目のカードローンの利用限度額を増額できれば2社目と契約する必要はありません。

また、先述した通り借り入れる金額が大きい程金利は安くなるため、1社から100万円借りるのと、2社から50万円ずつ借りるのとで利息負担も変わります。

借金を返済するために借入はしない

先に説明したように、借金を返済するために借入をするのは「多重債務者」への第1歩となりかねません。

借金返済のために借入をしている時点で、返済がうまくいっているとは言い難いです。

そのまま繰り返していると利息分がどんどん増えていき、返済が不可能な程に借金が膨れ上がってしまう可能性があります。

新たな借入を行う際には、必ず自分に本当に必要かどうかを考え、返済計画を立ててから申込をするようにしましょう。

片方のカードローンの借金を返済するためにもう片方のカードローンから借金するというサイクルを作るのは避けてください。

まとめられるタイミングで借入をまとめる

2社以上のカードローンを利用していて、片方の借入残高が減って来たら一つにまとめるべきです。

1社目のカードローンから借入をして2社目のカードローンからの借入を一括返済しましょう。

借金返済のために借金をするのは避けるべきと言いましたが、それによって借入先を減らせるのであれば話は別です。

金利が変わる程の金額でなくても、複数のカードローンから借入をしていると返済日がわからなくなったり、自分の返済状況がわからなくなったりする可能性があります。

複数のカードローンから借入がある状況では正確な返済計画を立てるのは難しいです。

お金が必要だからといって闇金を利用するのは危険

申込みブラックになってしまってカードローンの数を増やせなかったり、増額ができなかったりした際にお金に困ったからといって闇金を利用するのは絶対に避けましょう。

「審査なし」や「ブラックOK」といった宣伝をしている金融業者は基本的に違法な闇金です。

闇金からお金を借りてしまうと、違法に高い金利と厳しい取り立てによって自分だけでなく、家族や友人も巻き込んでしまいます。

借金が膨れ上がってどうしても生活ができないという状況にまで陥っているのであれば弁護士や司法書士に相談して債務整理をすることをおすすめします。

まとめ

カードローンの複数申込には、様々なデメリットがあります。

また、審査に通って複数のカードローンを持つことができたとしても、その先には自己破産などの金融事故を引き起こす危険性があります。

カードローンは気軽に借りられる性質上、「借金」という感覚が薄れてしまいがちです。

自分の返済能力を考えた上で、利用するのは1社のみに抑えておきましょう。

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