銀行カードローンの審査を受けるなら確認しておくべきこと7選
更新日:2022/04/27
この記事は、銀行カードローンの審査を受けることを検討されている方向けの記事です。
もし「銀行のカードローンって審査が厳しそう・・・」と思っているなら、この記事を一読してから銀行カードローンの審査を受けてみてください。
銀行カードローンの審査に対するあなたの不安を、少しでも解消できればと思います。
銀行カードローンは、消費者金融のカードローンと比較して、金利が低めに設定されています。
種別 | 名称 | 金利 | 毎月の最低返済額※ |
---|---|---|---|
銀行カードローン | みずほ銀行カードローン | 年率2.0%~14.0% | 2,000円~ |
楽天スーパーローン | 年率1.9%~14.5% | 2,000円~ | |
三菱UFJ銀行カードローン | 年率1.8%~14.6% | 1,000円~ | |
イオン銀行カードローン | 年率3.8%~13.8% | 1,000円~ | |
消費者金融カードローン | プロミス | 年率4.5%~17.8% | 4,000円~ |
アコム | 年率3.0%~18.0% | 3,000円~ | |
SMBCモビット | 年率3.0%~18.0% | 4,000円~ | |
レイクALSA(アルサ) | 年率4.5%~18.0% | 4,000円~ |
さらに毎月の最低返済額も、銀行カードローンの方が低めに設定されているのです。
金利が低くて最低返済額も低いため、返済のことを考えれば、銀行カードローンは安心して利用できるといって間違いありません。
だからこそ銀行カードローンは、消費者金融カードローンより審査基準は高くなると言われています。
審査基準が知りたいところではありますが、審査の基準自体はどの銀行も公表していません。
また、金融機関によって審査基準が異なります。
審査はそもそも金融機関から貸してもらったお金を申込者がきちんと返済出来るかどうかを見るためのもの。
それなら審査に通るための対策は私たちでも出来ます。
そのために、確認しておくべきことは何かを次にご紹介します。

銀行カードローンの審査を通過するために確認しておくべきこと7選
銀行カードローンの審査を通過するために確認しておくべきことは以下7つです。
- クレジットカードなど支払履歴は問題ないか
- 借入額は少額を希望している
- 他社からの借入がない
- 安定した収入がある
- 勤続年数が長い
- 年齢条件を満たしている
- 申込書に誤った情報はないか
各々について説明していきます。
クレジットカードなど支払履歴は問題ないか
審査の際、申込者がこれまで滞りなくクレジットカードやローンなどの支払が出来ているかを信用情報機関に確認します。
- ローンや奨学金の滞納、未納
- クレジットカードの支払の滞納、未納
- 公共料金や携帯電話代の支払いの滞納、未納
もし滞納や未納を繰り返した金融事故の履歴があるなら、あなたの信用情報には傷がついています。
ようするに借金をきちんと返してくれなさそうな人だと認識されてしまい、審査に通ることが難しくなります。
なお信用情報は、内容によって一定期間で更新されますので、若いころの過ちを一生引きずるということはありません。
借入額は少額を希望している
消費者金融やクレジット会社などの貸金業者を対象とする総量規制(貸金業法)では、年収1/3以上の借入が認められていません。
そして貸金業者ではない銀行も、この総量規制並みの貸付金額の規制をすでに行っています。
金融庁が行った『銀行カードローンのフォローアップ調査』では、年収と債務の比率で貸付金額の規制を行っている銀行が120行中102行(85%)であることが明らかになっています。
また102行の内、年収の2分の1を上限としている銀行が83行(81%)、年収の3分の1を上限としている銀行が14行(13%)だということでした。
ある程度の高額所得があったとしても月々の返済に充てる割合が大きいという事は、新たにローン返済が増えることは債務者の生活や返済状況が更に厳しくなることを意味します。
そうなれば銀行は損するばかりか、貸倒のリスクが高くなります。
だからこそ、借入額は少額にした方が審査担当者の印象は良いのです。
他社からの借入がない
どれだけ申込者本人の条件が良くても、複数の金融機関からの借入があると、それだけで審査に落ちる可能性があります。
複数の金融機関から借り入れがある場合、以下のように解釈されます。
- 借金で借金を返済している、いわゆるローン地獄に陥っている。
- 1つの金融機関で必要額を一括して貸してもらえなかった事情がある。
ローン地獄に陥っている場合、貸し手にとって回収不能リスクが最も高い顧客なので、敬遠されます。
そして注意しておかなければならないのは申込ブラック。
1ヶ月間に3社以上のカードローンやクレジットカードに申込むことを、申込ブラックと呼んでいます。
「審査に通過するかどうか分からないから・・・」といって複数のカードローンに申し込むと「何かやましい事情がある」と審査担当者に判断される可能性があるのでご注意くださいね。
安定した収入がある
カードローン申込にあたり、公務員や正社員でなければ審査に落ちる、ということはありません。
パートやアルバイトでも、収入証明書などで安定した収入があることが証明できれば、年齢制限を満たしている主婦や学生でもOKということです。
年収200万円未満でも申し込める銀行もあるくらいですから、安定した収入といっても、さほど高額な収入が要求されるわけではありません。
ただし収入の高低は、ローンの利用限度額には影響してきます。
収入面の確認としては、勤務先への在籍確認が電話で行われます。
前述にもあったように、収入のない専業主婦でも申込みできる銀行もありますが、本人確認のみとなります。
ありがたいことに専業主婦の申込みの場合でも配偶者の勤務先への在籍確認も行われることはありません。
「主婦だけどお金が借りられるか気になる・・・」という方は『配偶者貸付を利用して専業主婦(夫)がお金を借りる手順・必要書類とは』の記事をご覧ください。
勤続年数が長いなど、申込者の属性が銀行の定める基準を超えている
年収、勤務先と勤続年数、雇用形態、年齢、配偶者や子どもの有無、住まいの形態(持ち家か賃貸かなど)、現在の借入額などから総合的に評価されます。
申込情報からコンピューターで、各項目を自動的に点数化するスコアリングシステムとなっており、各社が定めている基準を超える必要があります。
もしあなたが会社勤めではなく自営業なら『自営業者がキャッシングするときのポイントを事業費・生活費ごとに解説』の記事をご覧ください。
年齢条件を満たしている
すでにご存知かもしれませんが各カードローンには年齢に条件があります。
カード名 | 年齢条件 |
---|---|
三菱U F J銀行カードローン バンクイック | 満20歳以上、65歳未満 |
みずほ銀行カードローン | 満20歳以上、満66歳未満 |
三井住友銀行カードローン | 満20歳以上、満69歳以下 |
楽天銀行スーパーローン | 満20歳以上、62歳以下(パートは60歳以下) |
オリックス銀行カードローン | 満20歳以上、69歳以下 |
申込む先の年齢制限とあなたの年齢が問題ないか、改めて確認してみてくださいね。
もしあなたが上記の年齢条件に当てはまらない場合は『【未成年・高齢者は?】消費者金融の年齢制限ぎりぎりでもお金を借りる方法』の記事をご覧ください。
申込書に誤った情報はないか
大前提として誤字や脱字、虚偽の情報での申込みは当然NGです。
年収など個人情報に嘘を書いても、相手は膨大な顧客情報を管理している銀行ですから、ばれてしまいます。
嘘がばれれば、信用ならない人とみなされて審査に落ちます。
なんだか学校の先生と生徒の関係のようですが、信用とはそういうものなのです。
また、申込書に誤字・脱字があると、連絡がつかない場合もあるなどマイナス評価されます。
銀行カードローンの審査を通過するために確認しておくべきこと7選は以上です。
次は銀行カードローンを利用するなら注意しておきたい審査スピードについて紹介します。
【即日融資を希望なら注意!】銀行カードローンの審査スピードは遅い
消費者金融のカードローンの中には申込から数時間で審査結果がわかり、最短即日で借入できるものがあります。
一方、銀行カードローンの場合は最短でも翌日・翌営業日以降でなければ審査結果を知ることができません。
つまり銀行カードローンは、申し込んだその日に借入することができないのです。
なぜ銀行カードローンは審査結果をすぐに教えてくれないのか。
それは、銀行カードローンの審査では、申込者の情報を警察庁のデータベースで照合する必要があるからです。
2018年1月から銀行カードローンは即日融資不可に
2017年の9月ごろ、銀行カードローンでは即日融資ができなくなるというニュースが世間をにぎわせました。
(当時のニュースが知りたい方は、こちらの産経ニュースさんをご覧ください→「即日融資」を停止、銀行カードローン縮小へ|産経ニュース)
そして2018年の1月から、銀行カードローンは、警察庁のデータベースで申込者の個人情報を照会する手続きを審査に導入。
以降、銀行カードローンの審査には1日以上の時間がかかるようになったのです。
データベース照会の目的はあくまで、申込者が反社会勢力の関係者であるかどうかを確かめるためです。
「まったく関係ないのに手続きの時間だけが長くなってしまった・・・」と感じた人も多かったのではないでしょうか。
消費者金融カードローンなら最短即日で借入可能
「ゆっくりコツコツ返済したいから、審査に時間がかかってもいい」という人は、迷わず銀行カードローンを選択してください。
しかし「今どうしてもお金が必要で困っている」という方は、銀行カードローンではなく、消費者金融カードローンを選んでください。
実際、低収入・低勤続年数・低居住年数と3拍子そろった筆者でも、SMBCコンシューマーファイナンスのプロミスなら、1時間40分で審査に通過することができました。
ただし、消費者金融のカードローンは、金利が高いので少額・短期で利用することを徹底して利用してください。
あまりの審査スピードの早さに、お金を借りる契約をしたという実感はまったく湧いてきませんでした。
消費者金融のカードローンは(銀行カードローンもですが)、必ず返済の計画を立ててから利用するようにしてくださいね。
まとめ
銀行カードローンは、消費者金融のカードローンと比べて審査が厳しいとされます。
ただどんなローンでも、審査についてはいわゆるブラックボックスになっており、実際に申し込んでみなければ、審査が厳しいのかどうかは判断できません。
この記事では、銀行カードローンの仕組みや、筆者が実際にカードローンの審査を受けてみて感じたことから、銀行カードローンの審査について迫ってみました。
銀行カードローンを利用したいけど、審査が不安という方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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