安心の銀行カードローンで借りるメリットとデメリット

更新日:2019/06/19

手持ちの資金が心もとない時、カードローンを申し込んでおけば、金融機関から無担保で借り入れでき、返済は分割で行える便利なサービスです。

カードローンは大きく分けると、銀行が行うものと、消費者金融会社が行うものがありますが、初めてカードローンを申し込みしようと選ぶ人はまず、銀行カードローンを選択することが多いようです。

その理由はなぜでしょうか?銀行カードローンは消費者金融カードローンと何が違うのでしょうか?

ここでは、銀行のカードローンのメリットやデメリット、選ばれる理由や消費者金融カードローンとの違いなどに関して、詳しく説明していきます。

銀行カードローンと消費者金融カードローンの違いとは

はてなマークの金田くんとアトムくんのイメージ

まずは、銀行カードローンについてと、消費者金融カードローンとの違いを説明していきます。

銀行カードローンとは

銀行カードローンとは、その名の通り、銀行がお金を貸してくれるカードローンのことです。インターネットで簡単に申込ができ、借り入れや返済は銀行ATMや提携ATM、コンビニATMなどでも行える手軽さが魅力です。

銀行が行っているローン商品の中には、住宅ローンや教育ローン、ブライダルローンなど、用途が限定されているものも多くありますが、カードローンは使い道がほぼ自由です。

金融機関から無担保で借り入れることができ、保証人なども必要ありません。

本人確認書類や収入証明書などの必要書類を提出すると、借入希望額や収入を加味した返済能力などの審査が行われます。

審査基準をクリアすると、契約限度額が伝えられ、その金額で了承すると契約となります。※契約限度額は銀行により、契約極度額、融資上限額、利用可能限度額などと呼び方が異なります。

申込後に設定される契約限度額の範囲内であれば、借り入れと返済を何度でも繰り返すことができます。

返済方法に関して

住宅ローンなど、一般的な銀行ローンには返済期間があり、毎月決まった金額を返済していきます。

一方、銀行カードローンには契約期間はありますが、返済期間がありません。

返済金額も、借り入れた金額に対していくら返済するという約定返済額は決まっていますが、増額しての返済や一括返済など、返済方法も自由です。

返済用普通預金口座にコンビニから返済するだけで、簡単に返済できます。

金利は日割り計算で付くので、早く返せば返すほど金利が抑えられます。各銀行の公式サイトでは、返済額シミュレーションも行えますので、計画的な利用が可能です。

限度額の範囲内であれば、借り入れのたびに審査を受ける必要はありません。使っていくうちに契約限度額を増やすこともできますが、その際には審査が必要です。

銀行カードローンと消費者金融カードローンの違い

はっきり言ってしまうと、基本的なサービスにあまり違いはありません。しかし、それぞれに得意なことがあります。

銀行カードローンの最大の特徴は、金利の安さです。一方、消費者金融カードローンの最大の特徴は、申込から融資までのスピードの早さになります。

金利 審査スピード
銀行カードローン 低い 2.0%~14.0%程度 最短翌営業日
消費者金融カードローン 高い 3.0%~18.0% 最短30分の即日融資

銀行カードローンの場合、即日融資はできません。最短で翌営業日であり、融資の申込受付から審査完了まで2~3日かかることもあります。

しかし、住宅ローンや教育ローンなど、銀行が行っている他の融資商品では審査結果が出るまで1週間程度かかることもあるため、カードローンの審査はかなりスピーディに行ってくれていると言えます。

銀行カードローンが選ばれる理由とは

一般社団法人・全国銀行協会が平成30年に発表した「銀行カードローンに関する消費者意識調査に関する報告」によると、銀行カードローンを選んだ理由は「銀行なら安心だから」という意見が多く見られます。

銀行カードローンの利用理由の上位TOP5

1:銀行だから安心

2:消費者金融に比べ借入金利が低い

3:店舗やATMが多く借り入れや返済が便利

4:知名度や企画イメージが良く信頼できると感じた

5:消費者金融等に比べ審査が通りやすいと感じた

また、同じ報告内の別レポートでは、消費者金融は「必要があっても絶対に利用しない」としている人が8割を超えまずが、銀行では「利用したい」「利用する可能性がある」という人は約半数の46.6%です。

これは、消費者金融の16.4%に比べて約3倍にもなり、消費者金融カードローンに抵抗がある人でも、銀行カードローンであれば安心して利用できるとしています。

銀行カードローンのメリットとデメリット

メリットデメリットのイメージ

信用イメージが高い銀行カードローンですが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか?メリットとデメリットを詳しく説明していきます。

銀行カードローンの3大メリット

銀行カードローンのメリットは3つ挙げられます。

  • 1.消費者金融カードローンに比べ金利が低い
  • 2.借入限度額が大きい
  • 3.家族や会社に借り入れがバレにくい

まずは、銀行カードローンのメリットから説明します。

消費者金融カードローンに比べ金利が低い

「銀行カードローンと消費者金融カードローンの違い」の項で少し伝えていますが、消費者金融カードローンに比べ、銀行カードローンは金利が低く設定されています。

銀行カードローンの大手3社と、大手消費者金融カードローン3社を比べてみます。利息の計算は、50万円を上限金利で30日間借りた場合の金額です。

▼銀行カードローンの金利と限度額
銀行カードローン名 金利 利息
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 年1.8%~14.6% 6,000円
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0% 5,753円
楽天銀行カードローン 年1.9%~14.5% 5,958円
▼消費者金融カードローンの金利と限度額
消費者金融カードローン名 金利 利息※
プロミス 年4.5%~17.8% 7,315円
アコム 年3.0%~18.0% 7,397円
レイクALSA(アルサ) 年4.5%~18.0% 7,397円

銀行カードローンでも、消費者金融カードローンでも、初めての利用時には上限の金利が適用されることが多いです。そのため、金利は上限金利を必ず確認してください。

消費者金融の金利はほぼ年18%が上限、銀行カードローンの上限は年14%~15%です。

例えば50万円を30日間借りた場合の利息は、銀行カードローンであれば6,000円程度ですが、消費者金融カードローンは約7,400円になり、差額は1,400円前後です。

30日で1,400円ということは、1日にすれば約47円、6か月で約8,400円も返済金額が異なってしまいます。

同じ金額を借りたとしても、銀行カードローンの方が返済金額が少ないのでお得です。

借入限度額(契約極度額)が大きい

借入限度額とは先述の通り、契約極度額や融資上限額、借入可能額とも呼ばれる、借り入れの際の契約上の上限金額のことです。

▼銀行カードローンの借入限度額
銀行カードローン名 借入限度額(極度額)
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 最高500万円
みずほ銀行カードローン 最高800万円
楽天銀行カードローン 最高800万円
▼消費者金融カードローンの借入限度額
消費者金融カードローン名 借入限度額(極度額)
プロミス 最高500万円
アコム 最高800万円
レイクALSA(アルサ) 最高500万円

銀行3行、大手消費者金融会社3社を比較してみると、それほど差がないと思うかもしれません。

しかし、銀行カードローンの限度額は800万円が多く、ジャパンネット銀行では最高1000万円まで借入可能としています。

消費者金融カードローンは、金融庁が定める「総量規制」により、利用者が借り入れ可能な金額は年収の3分の1までに制限するという決まりがあります。

そのため、多くの消費者金融では借入限度額の上限は一般的に500万円程度であり、アコムのように800万円まで設定しているのは稀です。

会社や家族に借り入れがバレにくい

カードローンに申請した場合、何度も言いますが必ず審査があります。

審査の中には、勤務先へ電話連絡が来る「在籍確認」があり、在籍確認が取れないと審査には絶対に通りません。

銀行カードローンの場合、審査の担当者は銀行名を名乗り電話をしてきますが、住宅ローンや教育ローンでも同様の「在籍確認」が行われることが多いので、カードローンの審査であるとはバレにくいと言えます。

また、カードローンで使用するローン専用カード(※)や契約書類は、自宅に郵送で届くこともあります。郵便物の差出人は銀行名になり、本人限定受取郵便にて配達されます。カードローンであることを封筒から判別することはできません。
※ローン専用カードは手持ちのキャッシュカードと兼用にすることも可能です。

自宅に銀行から郵便物が届くことは、クレジットカードの送付やDMなどもあるため、家族にバレるリスクも低くなります。

周囲に内緒でお金を借りたい場合も、銀行のカードローンであればバレる心配も少なくおすすめです。

銀行カードローンのデメリット

銀行カードローンにもデメリットはあります。

  • 1.即日融資はできない
  • 2.審査が厳しい
  • 3.口座の開設が必要な場合もある

それぞれを詳しく説明していきます。

即日融資はできない

2017年ごろまで、銀行でも即日融資を行っているところもありましたが、現在はすべての銀行カードローンで即日融資には対応していません。

その理由として、過剰な貸し付けによる多重債務や、返済困難に陥ってしまう人が増加したことを背景に、自主規制という形で即日融資をしない方向に転換しています。

銀行カードローンは申し込みから融資を受けるまで最短で翌営業日、一般的には23日、銀行により1週間程度かかる場合もあります。

審査が厳しい

こちらも2017年までは、銀行カードローンの審査は「保証会社」が主に行っていました。

保証会社は基本的に消費者金融会社や信販会社が担っており、銀行は審査に通過した旨を申込者に伝えるだけでした。

しかし、2018年から審査方式が変更され、銀行は独自の審査を行っています。各銀行は預金保険機構と警察庁データベースを繋ぎ、カードローン申込者が反社会的勢力と関わりがないかなどの確認もされています。

銀行カードローンでは審査に通らなかったが、消費者金融カードローンでは審査に通過した……というコメントをネットで多数見かけます。

消費者金融会社に比べると、銀行の審査は少し厳しめと言えます。

口座開設が必要な場合もある

銀行カードローンでは、一般的にその銀行の普通預金口座を持っているか、もしくはカードローンの申し込みと同時に、返済口座の開設を申し込む必要があります。

口座開設には1~2週間かかることもあるため、急ぎの借り入れには向いていません。

しかし、三菱UFJ銀行の「バンクイック」やネットバンクの「楽天銀行カードローン」などは、口座なしで利用可能などもあります。口座の開設はしたくないという場合、口座開設のいらない銀行カードローンを選択してください。

まとめ

銀行カードローンのメリットとデメリットを一覧にまとめてみました。

銀行カードローンのメリット 銀行カードローンのデメリット
・安心感がある
・消費者金融カードローンに比べ金利が低い
・借入限度額(契約極度額)が大きい
・会社や家族に借り入れがバレにくい
・即日融資には対応していない
・審査が厳しめ
・銀行口座が必要な場合もある

銀行カードローンは、銀行が行っているさまざまな融資商品の中でも使い道が自由で、借入限度額の範囲内であれば何度でも借り入れが可能です。

消費者金融に比べて金利が低く、月々一定額を返済したり、一括払いで返済したりなど、返済方法もフレキシブルに選べるので、非常に便利なサービスでもあります。

しかし、便利な反面、借りすぎてしまうリスクがあります。銀行カードローンの借入残高が増えると、住宅ローンなど他のローン審査に不利になると言われています。

一般社団法人「全国銀行協会」でも、銀行カードローンの借りすぎを注意する呼びかけも行っています。

無理な返済にならないよう、カードローンを利用する際には計画的に利用するようにしてください。

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