銀行カードローンの元審査担当者が教える審査のこと

更新日:2017/07/03

自分には関係ないと思っていても、自身の病気や突然の解雇、両親の介護や冠婚葬祭、旅行やカードの使い過ぎなど人生には予期せぬ突然の出費に備えないといけないことがあるものです。

そんな時、誰もが思い浮かぶのがクレジットカードのキャッシングやカードローンなどではないでしょうか。

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知人や家族に借りるわけにもいかないし、恥ずかしくてそんなこと言えない。

貯金があればいいのだけれど、ないから困っているということは誰にでも起こりうることです。

いざ「お金を借りる」ことを決めてもどこから借りたらいいのか、審査とはどのようなものなのか、何が必要なのか、返せなかったらどうなるのか、等々不安はつきものです。

ここでは審査を担当していた元銀行員が、「審査」の裏側についてこっそりお教えします。


銀行カードローンの審査基準は厳しい?緩い?


お金を借りる際、銀行カードローンを選ぶ一番の理由は、銀行という「ブランド力」を信用しているからではないでしょうか。

社会的にも多重債務問題などがおこった消費者金融、いわゆる「サラ金からは借りたくない」という何かしらの不安や頼りたくないと言うプライドがあるのかもしれません。

昨今の大手消費者金融は銀行グループになっており、保証会社の役割を担っているなど安心して利用できますが、銀行の方が、いざ返済に困った時でも、きちんとした対応をしてくれるのではないか、「だって銀行だもの」という安心感も少なからずあるでしょう。

銀行カードローンを選ぶ理由の2つ目は「金利が低い」ということでしょう。

貸金業者によって異なりますが、一般的な消費者金融の金利が「5%~18%前後」なのに対し、銀行カードローンは「4%~14%前後」と低い金利に抑えられています。

三菱東京UFJ銀行カードローン 年率1.8%~14.6%
みずほ銀行カードローン 年率2.0%~14.0%
りそな銀行カードローン 年率3.5%~12.475%
プロミス 年率4.5%~17.8%
アコム 年率3.0%~18.0%

この金利差はどういうことかというと、いわゆる審査が消費者金融よりも「厳しい」ということです。

消費者金融では審査に通ったのに、銀行カードローンには通らなかったという方が結構いらっしゃるのはこの審査基準が異なるからです。

「できるなら低金利で信頼できる銀行から借りたい」と思っている方、どのような審査基準なのか見てみましょう。


主婦でも申し込みOK?安定した収入のある人ってどういうこと?

専業主婦 家事

現役時代、よく「主婦でも申し込めますか?」という質問を受けました。

答えはYES、申し込みはできます。

が、一般的に「主婦ローン」という商品ではない限り、一定の安定した収入のない方は審査には通りにくいと考えた方が良いでしょう。

商品内容によっては明確に「前年度の年収が○○○万以上」と明示されている商品もありますし、一般的にどんな商品にも「年齢が○○才以上○○才以下で一定の収入がある方」と明示されているはずです。

要するにそれ以外の方からの審査は信用情報云々に関わらず、審査対象外ということです。


一定の収入があることをクリアしたら、あとはどんなことが関係あるの?


それでは一定の安定した収入があるのに、審査が通らない場合があります。それはどんな場合なのでしょうか。

1.他社での借り入れが多い

借り入れがあるとそれは全て「個人信用情報機関」に登録されています。

信用情報機関とは、クレジットカードをつくるとき、車のローンを組むとき、住宅ローンを借りるとき、またカードローンを申し込むとき、そしてその借り入れがある間中はずっと照会と登録がされており、信用情報とは個人の信用度を表す非常に重要な指針となります。

借り入れをする全ての人はこの「個人信用情報機関」に問い合わせをされ、他社での借り入れ状況や延滞履歴が丸見えになってしまいます。

「この人にお金を融資したら、きちんと返済できるのか」ということを調べられているわけです。

例えば、返済が一日でも延滞すると、その延滞日数がある一定期間信用情報機関に残ることになります。

また、その延滞日数が何日にも渡っている記録があったり、何度も繰り返し延滞しているという記録があったりある場合、審査に通ることは難しいといえるでしょう。

無職の男性

どの程度の延滞で融資不可とするかは、その金融機関によって違ってくるでしょうし、融資金額にもよるので一概にはお伝えできません。

ただ諦めないでいただきたいのは「他社での借り入れがある」イコール審査に通らないというわけではないことです。

他社での借り入れがあっても、きちんと滞りなく返済していれば、それは逆に「信用」につながります。

借り入れがあること全てがマイナスになるわけではないので、そこは安心してくださいね。

2.申し込む人の属性が悪い

審査とは上記の「信用情報」の他に、その人全てを判断した結果になります。

信用情報が良く、何の返済の遅れもないはずなのに審査が通らないことがあるのなら、それはその人の「属性」が絡んでいるかもしれません。

属性とはその人の会社、仕事、年収、家族構成などインターネットや郵送なども申し込む際に入力する、あなたの全ての情報です。

入力した情報全てが審査に関係あると思ってください。

一般的に審査が通りやすい人がいるとすれば、勤務先が上場企業など信頼のおける企業であること、持家があり既婚者、年収がある一定以上あること、などです。

ただ、例え上場企業でなくても、もちろん持家ではなくても、既婚者ではなくても審査には通ると考えられます。

先に示した例のような人が有利な点は「金利が低くなる可能性がある」ということだけです。

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審査の結果、銀行側が「この人になら○○○万円まで融資可能だ」と判断し、それによって限度額と利率が決まります。

しかし、限度額が大きいほど利率は低く設定される商品がほとんどなので高い限度額を設定してもらえると借りる側の利息負担は軽減されるので有利といえるでしょう。

審査に通らない属性の人がいるとすれば、「仕事内容が不明」であったり、「どのように収入を得ているのか証明できない」仕事であったりする場合です。

個人事業主の方でも何ら問題はないのですが、場合によっては収入証明の提示や、実際に給与を特定の業者から得ていることが証明できる書類の提示を求められる場合もあります。

そんな時に確定申告をしていなかったり、収入原資を全く証明できないような状態であると審査に通ることは難しいでしょう。

3.在籍確認拒否

本当に在籍確認が行われているかどうか、審査に申し込む人には一番気になるところだと思います。

申し込み画面や書類に「場合によっては勤務先にお電話をさせていただく場合があります」と明示されている場合は、ほぼ行われていると思った方が良いでしょう。

在籍確認とはその名のとおり、申込者が本当にその会社に勤めているかを確認する作業になります。

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「会社に電話がきたら困る」と思われる方がほとんどだと思うので難色を示される方が多いのですが、事前に「○○銀行のクレジットカードを作るから在籍確認で電話がきます」など敢えて「カードローン」とは言わずに会社に予め伝えておくとすんなりうまくいくのではないでしょうか。

どうしてもそれだけは、という方は「直近の給与明細」などその会社で勤めていることが証明できる書類の提出が認められる場合もありますので、相談してみてください。

在籍確認を拒否するということは審査には通らないことに直結しますので、よく考えて申し込みをしてくださいね。


審査に必要なものはあるの?


基本的には本人確認書類として有効な運転免許証・パスポート・個人番号カード(通知カードは不可)などがあれば十分です。

また、限度額に応じて収入を証明できる書類の提示が求められる場合があります。

銀行カードローンの審査について申し込む方が一般的に知りたい情報をまとめてみました。

消費者金融系よりも若干審査は厳しめかもしれませんが、信頼できるブランド力があり、金利が低いことや消費者金融系より限度額が高めに設定されるなどメリットも沢山あります。

長期的なプランで考えると、借りる側にとっては有利な条件となる場合が多いので、検討の価値はあるでしょう。


申し込み前に確認しておきたいポイント


審査におけること以外にも銀行カードローンの利用の前に確認しておきたいものがあります。

口座開設の有無

借入先となる銀行を選択する場合、口座の有無を確認しておく必要があります。

急ぎの融資を希望するのであれば特に注意が必要で、業者によっては申込段階では口座不要としつつも、カードローン利用の前には口座開設が必要になる場合もあります。

振込融資や返済時の口座引落に使うためです。

口座開設条件があると口座を持っていない状態では即日融資が難しくなると考えられます。

三菱東京UFJ銀行カードローン

口座不要で利用することができる三菱東京UFJ銀行なら、テレビ窓口(無人契約機)を活用すれば、土日祝の契約も可能となります。

保証会社

銀行の審査では提携する保証会社が行っており、大手消費者金融が銀行グループの保証会社になっているケースもあります。

保証会社
三菱東京UFJ銀行カードローン アコム
三井住友銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)

例えば、アコムに申込して審査落ちしている場合、同時期に三菱東京UFJ銀行のカードローンに申込しても審査は厳しくなることが予想できます。

ただ、融資スピードや金利の高さからも審査ハードルは銀行に比べて柔軟と言われている消費者金融ですから、アコムなど大手消費者金融の活用で利用実績を積み上げた方が、後々に銀行カードローンの審査でも良い評価を得られる可能性もあります。

必要書類・提出書類の不備

インターネットなど申込方法が多種の中、WEB契約では書類などの提出方法が写真など画像データ化して書類を送信(アップロード)します。

その場合、書類の写りこみや画質など内容確認ができるものか送信前の確認が必須です。

適用金利は上限金利がほとんど

カードローンへの申し込み時に希望額が審査で通るかは審査次第で、最初は低めの限度額と上限金利が適用されることが多いと考えておきましょう。

銀行カードローンの基準金利として、最低金利が年率4.0%前後、上限金利が年率14.0%台であれば低金利という認識でよいでしょう。

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消費者金融並みの年率18.0%のレイク(新生銀行カードローン)もありますが、無利息サービスなどもあるので上手く活用すれば返済負担の軽減ができます。

また、借入方法や返済方法にもよりますが、ATMを活用する場合、提携ATM手数料も考慮しておきましょう。

手数料無料で借りられる銀行の方が断然お得ですし、随時返済などに使える提携コンビニATMの数にも注目しておきたいところです。

三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック

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