SMBCモビットの限度額を増やすにはどうする？増額審査を通過する方法を解説

SMBCモビットに増額申し込みする方法としては以下の2つがあります。

いずれかの方法で増額申告は可能となりますが、電話連絡での増額申請は対応時間が限られており、Myモビでは24時間いつでも手続きができます。

ただし審査対応時間でなければ手続きは進まず、あくまで増額の申し込みまでの手続きとなります。

自分が今の契約額に物足りなさを感じてSMBCモビットに増額をお願いしているケースが多いかも知れませんが、それとは別に、SMBCモビット側から増額の提案をしてもらえるケースもあります。

SMBCモビットが独自で設けている一定の利用条件を満たせば、Myモビにメッセージが届いて増枠案内をしてもらえることがあります。

しかし、利用者としては、増額提案をしてもらえる明確な基準を知ることはできず、ただただSMBCモビットから提案してくれることを待つしかありません。

ただ、ひとつだけ言えるのは、SMBCモビットにとって自分が優良顧客であるかどうかが、大きなポイントになることは確実です。

一般的に、新規申込の審査よりも増額申し込みの方が審査ハードルは高くなると考えられています。

SMBCモビットに新規申込したときは、信用情報機関に情報照会して申込者の信用力を調べられますが、その段階では他社での取引実績しか分かりません。

しかし、SMBCモビットにとって重要なのは、自社サービスでの利用実績であることから、初回の限度額は低めに契約されることが多くなります。

増額審査になると、すでにSMBCモビットに契約してサービス利用している方が対象になります。
となると、SMBCモビットを日常的にどのように使っているかが審査ポイントとなります。

例えば、毎月の返済が滞っているなど、滞納・延滞を繰り返しているひとに貸付枠を増やすようなことを果たしてSMBCモビットがするでしょうか？

SMBCモビットの増額審査に落ちる人の特徴

審査基準は金融機関によって異なりますが、審査落ちするケースで考えられるのは、信用力が足りていないことが主な要因だと考えられます。

初回審査の時点から転職をして給与が下がっていたり、新しく他社からも借入しているなど返済状況が悪くなっているとキケンです。
また利用期間が短すぎる状態での増額審査も返済実績が足りずに不利だと言えるでしょう。

逆にSMBCモビット側からするとどういった方を優良顧客とするかを考えると、おのずと審査に有利な人物像がみえてきます。

貸金業者が提供するカードローンのSMBCモビットでは、できるだけ多くキャッシングを利用してもらい、キチンと返済してくれるいかのような方が望ましい顧客です。

半年以上の利用実績とは単なる目安であり、SMBCモビットに契約後、なにも使わずに半年後に増額申告しても審査通過は困難だと言えます。

やはり、増額審査で重要になるのは、返済実績であると考えられます。

安定した返済をするためにも勤務先が大企業に転職していたりすることもプラス要素と言えますが、一定の勤続年数がある方が安定した収入と判断されます。

総じてSMBCモビットからキチンと返済できる人という判断をしてもらえれば、審査通過の確率もかなり高くなると言えます。

携帯の電話番号が変わっていたり、引越しで住所が変わっている場合は、キチンとSMBCモビットに申告しておくことが重要です。
必要なときにカードローン会社と連絡が取れないのは、信用力にも悪影響となります。

限度額を増額することで、借りられる金額が増えるだけでなく、金利が引き下がることもメリットです。
SMBCモビットなどの貸金業者の提供するカードローンは、利息制限法に伴ない、借入額に対して一定の上限金利が設けられています。

上限金利が年率18.0％のSMBCモビットも、利用額が100万円を超えると確実に年率15.0％までは引き下げしてもらえます。

ただ、SMBCモビットでの借入は、総量規制によって年収1/3までに制限されるので、100万円以上を借りようと思うと最低でも年収300万円以上あることが必須となります。

もちろん、誰もが年収1/3以上を借りられるわけではないことを考えると、専業系のカードローンで利用限度額100万円の契約はハードルが高いことは否めません。

増額することで金利面での改善にも期待はできますが、大半が借りられる金額が高くなることが主なメリットと考えられます。

上限金利を規制する利息制限法とは

SMBCモビットの利用限度額を増額することによって、デメリットがあることも理解しておきましょう。

というのも、増額手続きを進めるにあたって、下記のようなリスクも考えられます。

借り過ぎによる返済苦労

一番に考えられるデメリットは、限度額が増えたことによる借り過ぎだと言えます。

キチンと月々の返済をしている利用者でも、常に30万円を借りている状態から50万円を借りている状態になれば返済負担は大きくなります。

借入残高が増えれば月々の最低返済額も変わりますし、何よりも常に限度額いっぱいまで借り続けている状況は決してよくありません。

キャッシング利用者からの利息で収益を得ているSMBCモビットからすれば、限度額いっぱいまで利用してくれて、かつ返済もキチンとしてくれる人は嬉しい顧客です。

ただ、利用者側の目線からすれば、返済できているときは問題ないですが、もし、予期せぬことで収入が減ったりで返済できなくなってしまうと大変なことになります。

もし、返済滞納・延滞を繰り返すことになってしまうと信用情報機関に事故情報（異動情報）として履歴が残され、クレジットカードやローンに関する審査通過に大きな影響を与えることになりかねません。

利用限度額が大きくても小さくても、借りては返済しての繰り返しではなく、「借りたら完済」という考えを持っておくことが望ましいでしょう。

収入証明書類の必要性

SMBCモビットでは増額審査の際、収入証明書類の提出が必要になる可能性があります。
増額に伴なう必要書類はなく、初回契約時に本人確認書類も提出しているので個人情報に変更がなければ特に用意する必要はありません。

しかし、収入証明書類に関しては、新規申し込み時から時間が経っていたり、昇給や転職で申し込み時と所得が変わっている可能性も考えられます。

増額など貸し出すお金が増やすのであれば、利用者の収入状況を把握しておきたいことは間違いないのです。

審査を有利に進めるためにも収入証明書類を準備してから増額申告することが望ましいでしょう。

限度額の引き下げ・強制解約

SMBCモビットからの増額提案であれば、ある程度の信用力はすでに得ているかも知れません。

しかし、自分自身からの増額申告では、SMBCモビットからどのような印象を持たれているのか判断できないのです。

それゆえ、今の限度額では足りないからと増額申告した際、SMBCモビットからの評価が悪ければ、限度額を増やすどころか減額される可能性も十分あり得ます。

「限度額を増やしてもらうために増額申告したのになぜ減らされるの！？」と思うかも知れませんが、おそらく利用状況がSMBCモビットから見てよくないと見なされているかも知れません。

例えば、過去に返済が滞っていた時期があるなどです。

利用者からすれば「たった一回の滞納じゃないか」と言いたい気持ちもあるかもしれませんが、信用取引においては、返済期日は必ず守らなければなりません。

もし、遅れる場合は自分から事前連絡を入れておくなどの対応が必要です。

限度額の引き下げであれば我慢できるかもしれませんが、最悪のケースではローンカード（モビットカード）の利用停止ということも考えられます。

契約後の増額を視野に入れている・入れていないに関わらず、日頃から返済期日は必ず守るようにしておくことが鉄則です。

増額申請すると審査に入るのは新規申し込みと変わりませんが、増額の審査時間のほうが長くなることが予測されます。

初回契約では限度額を低めに設定されることが多いですが、増額審査では過去の利用実績をふまえて判断する必要があるからです。

どこまで限度額を増枠して大丈夫なのか、慎重に審査が進められることになります。

そんなときは、最短20分で融資を受けられるカードローンに新規契約することも検討してみてはいかがでしょうか？

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

上記のカードローンには、初回利用で無利息期間もあるので返済負担の軽減もできるメリットがあります。

増額という方法に縛られず、新しいカードローンを利用することも視野に入れておくと、気持ち的にも随分とラクになりますよ。

SMBCモビットでは、はじめての契約の際に決められた限度額を増額できます。

ただし増額のためには、増額審査に申し込んで、審査に通過しなければなりません。

またSMBCモビットの限度額が100万円以上になると、利息制限法によって適用金利が年15.0%以下になります。

よりお得にSMBCモビットを利用したいなら、増額申請をして限度額アップを目指しましょう。