残高スライドリボルビング方式とは

更新日:2017/04/20

銀行のカードローンや消費者金融のキャッシングを利用する際には、まず商品概要説明書を読みましょう。

そこには、申込条件や必要書類、金利や限度額など、お金を借りる際に必要な情報が詰まっています。

しかし、最も重要な項目でありながら、あまり見られていないのが「返済方式」。

返済方式とは、口座引き落としやATMからの振込と言った返済方法ではなく、どのように利息が発生するかを定めたシステムのことです。

よく商品概要説明書では「残高スライドリボルビング返済」という文字を見かけますが、今回はこれについて徹底的に解説していきます。


残高スライドリボルビング方式を理解しよう

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大手カードローンのキャッシングは、ほとんどが「残高スライドリボルビング返済」となっています。

まずは、大手銀行カードローンや消費者金融がどのような返済方式を採用しているのか、以下の表で確認してみましょう。

業者名/商品名 返済方式
アコム 元利定率リボルビング方式
プロミス 残高スライド元利定額返済方式
SMBCモビット 借入後残高スライド元利定額返済方式
アイフル 残高スライド元利定額返済方式
新生銀行カードローンレイク 残高スライド元利定額返済方式
三菱東京UFJ銀行カードローン 残高スライドリボルビング方式
オリックス銀行カードローン 残高スライドリボルビング方式

以上のように、金融機関や大手消費者金融のほとんどで残高スライドリボルビング方式が採用されています。

しかし、よく見ると微妙に異なるようです。

そこでここでは、単語を分解してそれぞれの意味を分かりやすく説明していきます。

「リボルビング払い」とは

まず「リボルビング払い」ですが、これはカードローンだけでなくクレジットカードのショッピングでも「リボ払い」として定着している分割払いの一種です。

ただし、分割払いとリボ払いには、以下のような違いがあります。

通常の分割払い 利用額に応じて毎月の返済額が変わるが返済回数は変わらない
リボ払い 利用額にかかわらず毎月の返済額は一定で返済回数が変わる

リボ払いのメリットとしては、毎月の返済額が基本的に一定であること、繰り上げ返済ができることがあります。

一方、デメリットとしては返済期間が分割払いよりも長引く、安易に使用しやすいなどがあります。

「元利」と「元金」の違い

次に、元利と元金の違いですが、例えば、毎月の返済額を1万円と仮定すると、元利方式と元金方式では以下のような違いがあります。

元利 毎月の返済額に利息を含む(実際の返済額は1万円)
元金 毎月の返済額に支払い利息を含まない(実際の返済額は1万円+利息)

利用者としては、毎月の返済額がピッタリな元利の方が管理がしやすいのですが、元金の方がより返済は早くなります。

「定額」と「定率」の違い

さらに、定額と定率の違いです。

消費者金融の中ではアコムのみが「定率」、その他は「定額」を採用しています。

定額 毎月の返済額を金額で指定(1万円、2万円など)
定率 毎月の返済額を割合で指定(利用残高の10%、20%など)

利用者としては、定額の方が分かりやすいですね。

「残高スライド」とは

そして「残高スライド」ですが、これは毎月の返済額が利用金額の残高に応じて変わっていく仕組みです。

新生銀行カードローンレイクの例で見ていきましょう。

レイクの残高スライドリボルビング方式(返済例)

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以上のように、利用残高が多いと毎月の返済額も多く、返済が進んで利用残高が少なくなるほど毎月の返済最低金額(ミニマムペイメント)も少なくなります。

「元利」「元金」「定額」「定率」を組み合わせていくと、残高スライドリボルビング方式も4種類できます。

残高スライド元利定額リボルビング方式

レイクを含め、多くの消費者ローンで採用されている返済方式です。

「元利定額方式」ですので返済額に利息を含み、毎月の返済額は金額で指定されます。

そこに利用残高に応じて毎月の最低返済額が変動する仕組み(ミニマムペイメント方式)を入れていきます。

元利定額リボ払いは利用者にとっては最も分かりやすい返済方式ですが、元金金額は同じでも支払う利息額は大きくなってくる特徴があります。

残高スライド元金定額リボルビング方式

残高スライド元利定額リボルビング方式とは、毎月の返済額に利息を含まない点が異なるだけです。

元金定額方式は、残高スライド元利定額リボルビング方式と比べると元金の減りが早いので、結果的に返済合計額も少なくなります

残高スライド元金定率リボルビング方式

残高スライド元利定額リボルビング方式とは、毎月の返済額を割合で指定しているところが異なります。

残高スライド元利定率リボルビング方式

アコムで採用されている方式です。

元利定率方式は、残高スライド元利定額リボルビング方式とは最もかけ離れており、毎月の支払額に利息を含まない点、毎月の返済額を割合でしているところが異なります。


返済方式、どのような返済計画になるのか


では、実際にどのような返済計画になるのか見ていきましょう。

実際に利用ケースが多い、「残金スライド元利定額リボルビング方式」「残金スライド元利定率リボルビング方式」で比較します。

条件を以下のように設定します。

・借入額:50万円
・金利:年15%
・返済額(定額)
 残高50万円以上→5万円
 残高40万円以上50万円未満→3万円
・返済額(定率)
 残高50万円以上→10%
 残高40万円以上50万円未満→7.5%
残高スライド元利定額リボルビング 残高スライド元利定率リボルビング
1回目返済後 456,160円 456,160円
2回目返済後 431,780円 427,570円

詳細な計算方法は割愛しましたが、以上を見ると、「残高スライド元利定率リボルビング方式」の方が「残高スライド元利定額リボルビング方式」よりも借り入れ額の減りが早いです。

ただし、その分、毎月の返済は大変になることは言うまでもありません。

返済シミュレーションを利用しよう

消費者金融を中心に、ホームページに返済シミュレーションが導入されています。

これは、毎月の返済額や利用総額、金利などを入力すると、面倒な利息計算なしに借金完済までの計画が分かるという優れものです。

プロミスのインターネットサイトで「返済期間シミュレーション」を使い、以下のような条件でシミュレーションを実行してみました。

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・借入希望額:50万円
・毎月の返済額:5万円
・金利:年17.8%

すると、以下のような結果となりました。

プロミスの返済期間シミュレーション

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返済回数、支払う利息などが一目で分かるので、返済プランが立てやすくなりますね。


基本的に返済方式は選べない


キャッシング会社や銀行のカードローンによって、返済方式は予め決められています。

プロミスは「残高スライド元利定額返済方式」、アコムは「残高スライド元利定率リボルビング方式」です。

貸金業者に自分はこの返済方式がいいとお願いしても変更してくれることはありません

レイクは2種類の返済方式が選べる

ただし、レイクは「元利定額リボルビング方式」と「残高スライドリボルビング方式」の2つから選ぶことができます

支払い利息総額を少なくするためガンガン返済するのであれば前者を、月々一定額で無理な負担のない返済をするのであれば後者がいいですね。


繰り上げ返済を活用しよう


カードローンの返済でぜひ活用してほしいのが「繰上返済」です。

あらかじめ決められた返済(約定返済)以外に、お金があるときにいつでも好きな金額を返済できるシステムです。

ATMやインターネットの会員ページなどから手続きができます。

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約定返済では口座振替などで返済するのはあくまでも最低返済額ですので、それ以上のお金を返済するのは全く問題ありません。

繰り上げ返済で返済されたお金は基本的に元金の返済に充当されます。

元金が減れば発生する利息も減りますので、結果的に支払い総額の減少、返済期間の繰上にもつながるのです。

手数料無料で応じてくれる業者がほとんどですが、繰上返済をして約定返済を忘れると遅延損害金が発生するので注意しましょう。

残高スライドリボルビング方式は、無理なく返済できますが返済総額が増えてしまいます。

利用する際には必要な金額だけにして、繰上返済などを上手に使って早く返済するようにしましょう。

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