審査落ちの原因は申込みブラックって本当?その他に考えられる要因

更新日:2018/11/19

「また審査落ち!?信用情報には自信あるんだけど、どうして~ッ!」

過去に借入経験は無いし、公共料金や携帯代金も滞納したことがないのに、なぜかカードローンやクレジットカードの審査に落ちてしまう。

その原因は、あなたがいわゆる申し込みブラックになっているからかもしれません。

審査に通らないからといって、最近立て続けにキャッシング商品に申し込んではいませんか?

申し込みブラックとは何?多重申し込みがいけない理由

申し込みブラックとは、短期間に複数のキャッシング商品に申し込んだことが原因で、新たに申し込んだカードローンやクレジットカードなどの審査通過率が下がってしまう状態のことを言います。

短期間に複数のキャッシング商品に申し込むことは、なぜ新たな審査に悪影響を及ぼすのでしょうか。

短期間に複数のキャッシング審査を受けた人に対し、金融機関が抱くイメージ

・多重債務者ではないか
・商品の不正利用を企んでいるのかもしれない
・複数の他社で審査落ちしたということは、よほど条件が悪い人なのか

あなたが借金の貸し手(金融機関)だとして、複数社に手当たりしだい審査申込をしている人には、どういう印象を持つでしょう。

「この人相当お金ないのかな。お金を貸しても返してくれるんだろうか。」
「一度に申し込みしすぎじゃない?カードの悪用を考えているのかも・・・」

多重申し込み者にはこのようなマイナスイメージを抱きこそすれ、良いイメージは決して抱かないと思います。

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このように、申込者に少しでも信用できないポイントがあると、金融機関は融資を渋ります。

金融機関はさまざまな商品で私達の生活を支えてくれますが、彼らもあくまでビジネスとして商品を提供しているので、踏み倒しのリスクはなるべく抑えたいと考えるのは当然ですよね。
※踏み倒し・・・借金を返済しないこと

このような理由から、短期間に複数のキャッシング商品に申し込むことは新たな審査に悪影響を及ぼすとされおり、ちまたではこの状態のことを申し込みブラックと呼んでいるのです。

申し込みブラックとブラックリストとは異なる

申し込みブラックという名前を聞くと、その響きからブラックリストを連想される方も少なくないでしょう。

通常、キャッシングの滞納情報や自己破産といった金融事故は、個人信用情報機関に登録されます。

このように、個人信用情報機関に事故情報が登録されることを、通称ブラックリスト入りと呼びます。

事故情報が登録される3つの個人信用情報機関

・株式会社 シー・アイ・シー(CIC)
・株式会社 日本信用情報機構(JICC)
・一般社団法人 全国銀行協会(全銀協)

一方で、多重申し込みというのは違反行為でも違法行為でもないので金融事故ではありません。

ブラックリストと申し込みブラックの違い

ブラックリスト 個人信用情報 事故情報が記載される
対象となり得る人 金融事故を起こしたキャッシング利用者
申し込みブラック 個人信用情報 金融事故ではないので事故情報は記載されない
対象となり得る人 多重申し込みをしているキャッシングの利用見込み客

申し込みブラックという言葉は単なる俗称であり、金融事故によって金融機関にマイナスイメージを与えるブラックリスト入りとは本質が異なるので誤解しないように気をつけて下さいね。

申し込みブラックと信用情報との関係

個人信用情報に事故情報が登録されてしまうと、いわゆるブラックリスト入りとなってしまいます。

対して申し込みブラックとは、個人信用情報に照会情報が登録されているときに起きるトラブルです。

照会情報とは

個人信用情報を本人以外の誰かが照会したときに残る記録のこと。
金融機関はキャッシング審査などのときに私達個人の信用情報を照会することがあるが、このときに照会情報が残る。

この照会情報はCIC・JICC・全銀協のいずれにおいても6ヶ月間保管されるので、あなたの個人信用情報に照会情報が残っていれば、それだけで「あぁ、この人は6ヶ月以内に金融業者の審査を受けたんだな」ということがわかります。

照会情報が複数あることと金融事故とは一切関係ありませんが、照会情報が多ければ多いほど次に審査を受ける金融機関に与える印象はマイナスになるので注意しましょう。

ちなみに、個人信用情報を自分で開示したときには照会情報は残りません。

1ヶ月に3件以上申し込んではダメ?審査に不利となる照会情報の件数とは

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個人信用情報に複数の照会情報が残っていると、次に審査を受ける金融機関にマイナスイメージを与えてしまいますが、必ずしも申し込みブラックが審査結果に大きく影響するわけではありません。

例えば、前回カードローン審査を受けたときには年収90万円のフリーターだった人が、3ヵ月後には転職し、年収300万円の正社員となったとします。

このように、短期間で社会的地位が上がった人に対して、申し込みブラックだからという理由だけでその人の将来性を評価せず、金融機関が融資を渋るというのは考えづらいことです。

このように、前回キャッシング審査を受けたときと比べて申込者のスペックが変化していたら、申し込みブラックであっても次の審査には合格できる可能性があります。

一般には、

「1ヶ月に3回以上申し込みすると申し込みブラックになって以後の借入が難しくなります」
「半年間に5件以上申し込みすると以降の審査は厳しいです」

などと言われていますが、これらはあくまで噂を流した個人の見解であり、何件以上の申し込みで確実に審査通過率が下がるといったことは正確には明言できません。

実際に、個人信用情報機関の全銀協にこの件について取材しましたが、全銀協のスタッフからもどれくらいの頻度で審査を受けたら申し込みブラックになるのかという基準は存在しないと断言されました。

具体的な審査基準は金融機関によって異なる

キャッシング商品の審査の担当会社は、商品によって違います。

例えばカードローンの場合、プロミスであればプロミスが、アコムであればアコムが、あるいは銀行カードローンであれば担当の保証会社が、それぞれ審査をします。

キャッシング商品の審査目的は「キャッシング利用者による踏み倒しを減らすため」なので、審査によっていかにリスクが少ない消費者を見極めるかということが、審査会社の腕の見せ所となってきます。

このより良い消費者を見極めるノウハウは審査会社ごとに個別に培われてきたものなので、審査申込者が申し込みブラック状態にあることを注意深く評価する企業もあれば、本人のスペック重視で審査を進める企業もあるでしょう。

例えば、低金利なカードローンを提供している銀行は踏み倒しのリスクを極力避けたいと思っていますが、一方で、消費者金融カードローンではあらかじめ踏み倒しのリスクを考慮して金利が高めに設定されているので、銀行カードローンと比べて申し込みブラックの人への評価は甘くなるといえます。

申し込みブラックでも審査通過率を上げるコツ

「自分は申し込みブラックだからキャッシング審査に落ちたんだ」と思っていても、本当の審査落ちの理由は他にあるかもしれません。

申し込みブラック以外に考えられる審査落ちの要因

  • 収入と希望限度額が見合っていなかった
  • 勤続年数が短い
  • 申込情報に虚偽の報告あるいは誤りがあった
  • カードローンの利用目的が適切ではなかった
  • 他社からすでに借入があった
  • 5年以内に金融事故を起こしていた
  • そもそも利用条件を満たしていなかった

このように、キャッシング審査に落ちてしまう原因は、申し込みブラック以外にもさまざまなものがあります。

中でも「多重債務も金融事故も、申請内容の誤りも思い当たらない。自分がなんで審査落ちしたのか分からない。」という人には、収入と希望限度額が見合っているかどうかを要チェックしていただきたいです。

まず、消費者金融や信販会社といった貸金業者からお金を借りるときには、総量規制という法律に従わなければなりません。

総量規制とは

貸金業者は借り手の年収の3分の1以下の金額しか融資してはいけないとする規制。
多重債務や自己破産に陥る人を減らすために、貸金業法という法律で定められた。

貸金業者のキャッシング商品を利用するとき、年収200万円の人なら最高でも利用限度額は66万円まで、年収100万円の人なら最高でも利用限度額は33万円までと決まっていることを頭に入れておきましょう。

また、少し古いデータですが、ネット銀行のジャパンネット銀行の2013年の調査によれば、銀行カードローンにおいてもカードローンの平均借入額は10万円未満となっています。

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カードローン利用者の多くは小口融資を受けていて、カードローンで大口融資を受けている方はわずかだということがわかりますね。
このことを参考に、ご自身の申請した希望限度額は的確な金額であったかということを見直してみてください。

申し込みブラックでも審査通過率を上げるためのポイント

  • 低めの希望限度額で申し込む
  • 審査申込みは正しい情報で行う
  • 利用目的を質問されたとき、間違ってもギャンブルとは答えない
  • 商品の利用条件に自分が合致しているかチェックする

また、既に他社から借入がある人は、これらのポイントを抑えても、残念ながら審査通過が難しいかもしれません。

既に他社から借入がある人は、まずはおまとめや借り換えによって借金負担を少しでも減らしていくことから始めましょう。

複数社で審査を受けるときには保証会社を要チェック

銀行カードローンや信用金庫カードローンなどのように保証会社がついているカードローンでは、実際の審査は保証会社が行います。

保証会社はカードローンの商品概要説明書などを見れば確認できるのですが、複数社のカードローンを1つの保証会社が保証している、なんていることもあるので、注意してください。

例えば三井住友銀行カードローンと住信SBIネット銀行カードローンは、どちらともSMBCコンシューマーファイナンス株式会社(いわゆるプロミス)に保証されています。

このため、本命のカードローンと滑り止めのカードローンの2社を同時に申し込んでも、実は同じ会社の審査を2回受けただけだったというケースも起こり得ます。

短期間に複数のキャッシング審査を受けるときには、なるべく保証会社の異なるカードローンに申し込むことが、審査通過率UPのポイントになりますよ。

申し込みブラックでも作れるデビットカード

「申し込みブラック状態でもとにかくクレジットカードを作りたい!」という方は、クレジットとは少し仕様は異なりますがデビットカードも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

デビットカードとは?

デビットカードとは、商品代金を即座に銀行口座から引き落とすことで、口座から直接商品の支払いができるサービス。
クレジットカードとは違い翌月払いではなく即時払いなので、審査が不要な場合が多い。

クレジットカードと違いデビットカードは即時払いなので預金口座に残高がなければ利用できませんが、クレジットカードを作りたい理由が

  • 現金を持ち歩くのが面倒だから
  • 通販で代引き手数料を支払いたくないから

という方は、デビットカードでも十分代替できると思います。

便利なデビットカードは、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行のメガバンク3社はもちろん、ネット銀行などでも作ることができ、審査不要なので申し込みブラックの方でも発行できますよ。

申し込みブラックを脱した際、カードローンを選ぶポイント

ここまで申し込みブラックのデメリットについて紹介してきました。

申し込み情報の記録は6か月程度残ってしまうので、新たに借入れの申し込みをするには半年以上待ってから申込むのがおすすめです。仮にこの期間に申込むと新たに情報が記載されてしまうため、申し込みブラック状態が延長してしまうからです。

では、その期間が過ぎたらどのカードローンに申し込めばいいのか?一度複数社の申し込み診断で落ちてしまっているので、悩んでしまうところですが選ぶポイントは2つあります。

・前回申込んでいない金融機関に申し込みする
・「おためし診断」「仮診断」と言われる、簡易シュミレーターのあるところを選ぶ
前者はいくら半年開けて信用情報機関の申込み情報が消えたといっても、前回申込みした会社と同じだった場合、その情報は長く残っている可能性はあります。
また、後者の簡易シュミレーターはあくまでお試しであるため、100%通過を保証するものではないですが、いまの自分の状態でも借りられるかどうかの目安になることでしょう。
このポイントをしっかりと抑えるようにしてください。
特別通りやすいということはありませんが、新たにカードローン申込みする際、特におすすめしたい2つのカードローンを紹介します。
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楽天銀行スーパーローンは、楽天市場でお馴染みの楽天グループが提供するカードローンです。
金利が14.5%と銀行カードローンのなかでも低めに設定されているだけでなく、ネット銀行のためお店に足を運ぶ必要がなく、24時間いつでも申込みできるのが便利なポイント。
また楽天銀行スーパーローンは借入金額によって、楽天ポイントが付与するサービスもあるので、楽天市場のヘビーユーザーにとってとっても嬉しい特典であると言えるのではないでしょうか。

まとめ

クレジットカードやローンカードが欲しいからといって、手当たり次第に審査申込みをしてはいませんでしたか?

キャッシング審査に中々通らないからといって、同じ条件で他のキャッシングに申し込んでも、結果は同じかもしれません。

審査に落ちてしまったら、まずは自分の何がマイナスポイントだったのかをしっかり振り返り、経験を次の審査に生かすことが大切です。

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